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2026年 DRAは観測できるか?

 
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投稿者 メッセージ
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 13679
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Oct 09, 2026 6:51 am    記事の件名: 2026年 DRAは観測できるか? 引用付きで返信

MCSVHUBで以下の話しがでました。
T.Nakamori wrote:
J14カタログにIAU #9 DRAに相当する群が見当たらないのは何故でしょうか?今夜極大。
偶然に1985年のアウトバーストを見たことがあります。

J14は2007年から2020年までの日本国内の観測結果から流星の集中を機械的に抽出して得られた "日本で観測可能な現在実際に活動中の流星群カタログ"です。
DRAがこのカタログに含まれていないのはこの間目立った集中的な発生が日本で観測できなかったことを示しています。
UO2のディレクトリには当時のIAUMDCの全レコードをjxフォーマットにした IAUMDC_20210101.jx.csv が格納されています。そこには6つのDRAデータが含まれています。
以下にこれをJ14に追加したものを置いておきます。テストしていませんが、このカタログをUA4やUO2で指定すれば、その発生を検出できる筈です。
果たして、どうでしょうか Question



J14+DRA.jx.csv
 説明:
UA4のUtyシートのshwr-cat や UO2のStreamシートのcatで指定して使います。

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 ファイル名:  J14+DRA.jx.csv
 ファイルサイズ:  45.56 KB
 ダウンロード回数:  42 回

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T.Nakamori



登録日: 2023.12.16
記事: 146
所在地: 北海道 札幌市

記事日時: Fri Oct 09, 2026 4:18 pm    記事の件名: Re: 2026年 DRAは観測できるか? 引用付きで返信

SonotaCo 様

DRA群に関する状況をご教示くださり、ありがとうございます!了解しました。
カタログ集計中の活動が低調だったために観測網に引っかからなかったのですね。
今後の活動に期待したいと思います。

SonotaCo wrote:
MCSVHUBで以下の話しがでました。
T.Nakamori wrote:
J14カタログにIAU #9 DRAに相当する群が見当たらないのは何故でしょうか?今夜極大。
偶然に1985年のアウトバーストを見たことがあります。

J14は2007年から2020年までの日本国内の観測結果から流星の集中を機械的に抽出して得られた "日本で観測可能な現在実際に活動中の流星群カタログ"です。
DRAがこのカタログに含まれていないのはこの間目立った集中的な発生が日本で観測できなかったことを示しています。
UO2のディレクトリには当時のIAUMDCの全レコードをjxフォーマットにした IAUMDC_20210101.jx.csv が格納されています。そこには6つのDRAデータが含まれています。
以下にこれをJ14に追加したものを置いておきます。テストしていませんが、このカタログをUA4やUO2で指定すれば、その発生を検出できる筈です。
果たして、どうでしょうか Question
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 6078
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Tue Oct 13, 2026 9:53 pm    記事の件名: 10月1/2日から12/13日までのジャコビニ群と思われるもの 引用付きで返信

10月1/2日から12/13日までのジャコビニ群と思われるものを軌道計算しました。10個程候補がありました。輻射点や軌道はばらけていますが、ダストトレイルが拡散しているとすればよいのではないでしょうか。


B20261010_224749TMAPDRA.png
 説明:
輻射点
 ファイルサイズ:  8.91 KB
 閲覧数:  1123 回

B20261010_224749TMAPDRA.png



B20261009_205201GMAPdra.png
 説明:
グランドマップ
 ファイルサイズ:  120.36 KB
 閲覧数:  1123 回

B20261009_205201GMAPdra.png



B20261010_224749OMAPdra.png
 説明:
軌道図
 ファイルサイズ:  18.09 KB
 閲覧数:  1123 回

B20261010_224749OMAPdra.png



B20261001_13Orbitdra.png
 説明:
軌道要素一覧。3から5は、D判定では除外されますが。
 ファイルサイズ:  64.24 KB
 閲覧数:  1123 回

B20261001_13Orbitdra.png


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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 13679
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Wed Oct 14, 2026 6:50 am    記事の件名: Re: 10月1/2日から12/13日までのジャコビニ群と思われるもの 引用付きで返信

ts007 wrote:
10月1/2日から12/13日までのジャコビニ群と思われるものを軌道計算しました。10個程候補がありました。輻射点や軌道はばらけていますが、ダストトレイルが拡散しているとすればよいのではないでしょうか。

特定の条件で集めて表示すると集まっていたように見えてしまいます。
軌道条件のみからの群流星判定は、あくまで周辺の散在流星との密度比較が必要です。
ダストトレイルが拡散していて周辺の散在流星と区別ができないものは、群流星ではなく散在流星とすべきではないでしょうか。



B20261001_RMAP_Rg.png
 説明:
2026年10月(12日まで)の全観測です。DRAの集中は今年もなさそうです
 ファイルサイズ:  29.23 KB
 閲覧数:  1075 回

B20261001_RMAP_Rg.png


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2973
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Wed Oct 14, 2026 6:48 pm    記事の件名: 引用付きで返信

前田です。
この問題は難しいですね。

まず、簡単のために観測誤差が無い場合を考えます。
ts007さんの軌道がD判定で一致すれば群とするという考え方は、昔からある方法で問題無いように思えます。
SonotaCoさんの言われるのは、散在流星の輻射点と速度の分布は、全天で滑らかにつながってるはずだという
仮定をされているのだと思いますが、それも正しいと思います。(群流星を除いた散在流星の分布に穴が開い
てしまうのが、おかしいということ)

次に、観測誤差がある場合を考えると。少し変わってきます。

ts007さんの方法では、誤差で群が散在になる場合は、カウントされないので、よいとしても、散在が群と
判定される場合がでてきて、これは、出現していないのに、出現したという間違った結果になります。
全観測数が増えれば、群が出現していなくても群と判定される流星が増えます。

SonotaCoさんの方法で判定すると、群が散在判定されるとバックグラウンドの増加となり、散在が群と
誤判定されても、群が散在に誤判定されたバックグラウンドの増加で差し引くとキャンセルされます(かなり理想的に考えると)。
従って、群からバックグラウンドを差し引いて何か残ると、それが本当の群ということになります。

単純化して書きましたが、誤差を含む場合は流星数は整数ではなくて、この流星は70%群とか、
20%群とか確率的に考えないといけないと思うので、その期待値を積算していくことになると思います。


また、単純に群判定すると書きましたが、誤差がある場合は、閾値をどこに取るか問題ももちろんあります。

このように誤差のある場合はSonotaCoさんの方法の方がよいと私も思いますが、問題は、十分な
バックグラウンドの流星数があるかどうかです。


それで、流星数が少ないうちは、ts007さんの方法、散在流星も含めて流星数が多くなってくると
SonotaCoさんの言われる方法で判定するのがよい気がします。

今回の場合、もう少し具体的には、ts007さんの図で群に判定された流星だけでなく、判定されなかった散在流星を
マークを変えてすべて示せば、出現したのかどうか、もう少しはっきりすると思います。


ここからは、よくわからないので自信ありませんが、この辺りの領域は散在流星が少ない領域なので、
少しでも出現があれば、群が出現したと判定しやすい場所ではないですかね??


最後になりましたが、いつも素早く出現速報をまとめられ、公開されたts007さんの努力には感謝しています。

私は個人的には今年もDRAはちょっとはでたのではないかと思います。
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 6078
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Wed Oct 14, 2026 9:40 pm    記事の件名: SonotaCoさんと前田さんご意見ありがとうございます。 引用付きで返信

SonotaCoさんと前田さんご意見ありがとうございます。いつも散在との関係で、すっぽりと抜けることが多いので、そのまま載せてしまいました。今年は、いくつか活動していたということだと思います。集中は、見られていませんので。また、交差角等での誤差もありますが、この場所は、散在が少ないです。昔から、たまに、輻射点が離れたところにもみられることがあり気になっていて調べてみました。すべてが集中しているとは思えませんし、10度では広がりすぎるようですが、今年のしぶんぎ群も5から10度にハローが見られているようなので、散在に判定されているものもあると思います。だた、結果として残しておくことは必要だと思いますので。


B20261010_224749TMAPspo&dra.png
 説明:
散在としぶんぎ群候補を分けました。
 ファイルサイズ:  126.38 KB
 閲覧数:  972 回

B20261010_224749TMAPspo&dra.png



202610dra&spo.jpg
 説明:
前田さんのように色別で重ねてみました。
 ファイルサイズ:  113.65 KB
 閲覧数:  972 回

202610dra&spo.jpg




最終編集者 ts007 [ Sat Oct 17, 2026 2:43 pm ], 編集回数 1 回
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2973
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Oct 15, 2026 6:34 pm    記事の件名: 引用付きで返信

前田です。
ts007さん、素早い作図と考察ありがとうございます。

言われているように、DRAとして、散在流星に対して集中はしてないように見えますね。しかし、それは、DRAがこの中に含まれていないことを表しているわけではないので、
今年の結果のまとめとしては、意味がある結果だと思います。
この結果から今年の出現をどう評価するかは、研究者によって違ってきてよいと思います。

個人的には、この領域でも散在流星がおもったより多い印象でした。
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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2638
所在地: 明石市

記事日時: Fri Oct 16, 2026 10:02 pm    記事の件名: 少しあるかな? 引用付きで返信

今年は全国的晴天で期待しましたが、明確な出現とは言えなかったようですね。
そこで、20年間の10月4日から13日までの10日間の毎年の出現を集計してみました。
切り出した空域はR.A.200から330度、Decl.+40から+75度です。
太陽黄経195度、R.A=262.5度、Decl.=56度、Vg=20.5km/s付近に、有りそうですがごく弱い感じです。結果的にJenniskensの結論とほぼ一致です。
対地速度が遅く、輻射点域が広く、過去のいろいろなストリームの弱ったものが重なっているのかなという感じです。



RP全.gif
 説明:
20年間の輻射点位置の総計、
 ファイルサイズ:  15.2 KB
 閲覧数:  745 回

RP全.gif



RP2.gif
 説明:
輻射点の移動。Dsh
 ファイルサイズ:  18.92 KB
 閲覧数:  745 回

RP2.gif



RP.gif
 説明:
各年の輻射点。赤がDsh<0.05で厳しい群判断をしたもの。基準はJenniskens2016軌道としています。青は、それ以外のもの(散在等)

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 ファイル名:  RP.gif
 ファイルサイズ:  140.01 KB
 ダウンロード回数:  32 回

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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 13679
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sat Oct 17, 2026 6:28 am    記事の件名: Re: 少しあるかな? 引用付きで返信

司馬康生 wrote:
そこで、20年間の10月4日から13日までの10日間の毎年の出現を集計してみました。

司馬康生 wrote:
各年の輻射点。赤がDsh<0.05で厳しい群判断をしたもの。基準はJenniskens2016軌道としています。青は、それ以外のもの(散在等)

素晴らしい図で見とれました。兎角話題のDRAですが、活動が一目でわかるのが凄いです。
20年分のこんな図が描けるようになって感慨深いです。みんなの観測が継続された賜物と思います。
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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 5042
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Sat Oct 17, 2026 10:33 am    記事の件名: ダストトレイルの状況 引用付きで返信

NMS同報にも藤原さんを通じて投稿した内容に一部補足したものです。(NMS同報のbiglobe側のスパムスコアが上がっており投稿しても配信されないので、藤原さんにお願いしてます。)

ダストトレイルシミュレーターで黄道極から見た地球中心の状況です。
画像中心の青丸が地球で、分かりやすいよう実際の200倍程度の大きさに描いてます。
右向きの赤矢印が春分点方向です。

添付のように、今年はスッカスカの箇所ですので、ほぼ出現の見込みはありません。
トレイルの計算条件は1866年から2025年までの25公転分。
放出速度は-40m/sから+40m/sを0.05m/sピッチの1600ダスト/公転です。
これより放出速度の速いものは考慮してません。
既往の文献との地球最接近時刻の比較では、概ね1時間以内に収まってます。

参考までに、若干出現した2011年と近年最大出現の1946年、日本でも出現が観測された1985年、1998年、ほとんど出現せずにユーミンの曲にもなった1972年も添付します。
2011年はそれほど濃くはないですが多くのトレイルと遭遇してます。
1946年は濃い部分と遭遇しているのが分かります。
なお、来年以降次の母彗星回帰の2031年まで確認しましたが期待できそうなトレイルはありませんでした。
ただしより古いものや、計算速度範囲外のダストによる出現の可能性もあります。
なお40m/sを越えると暗いものが主体になり眼視で観測できる可能性は低くなります。



DustTrail_21P_20261008.png
 説明:
2026年
スッカスカの部分です

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_20261008.png
 ファイルサイズ:  221.27 KB
 ダウンロード回数:  27 回


DustTrail_21P_20111008.png
 説明:
2011年
少し接近しているトレイルがあります

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_20111008.png
 ファイルサイズ:  285.1 KB
 ダウンロード回数:  26 回


DustTrail_21P_19981008.png
 説明:
1998年
ど真ん中に当たってます

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_19981008.png
 ファイルサイズ:  316.25 KB
 ダウンロード回数:  30 回


DustTrail_21P_19851008.png
 説明:
1985年
ど真ん中に当たってます

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_19851008.png
 ファイルサイズ:  311.24 KB
 ダウンロード回数:  28 回


DustTrail_21P_19721008.png
 説明:
1972年
いいところまで来てますがはずれてます
接近しているのがいずれも新しいトレイルで拡散してなかったので、ほとんど出現が見られませんでした

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_19721008.png
 ファイルサイズ:  291.43 KB
 ダウンロード回数:  29 回


DustTrail_21P_19461008.png
 説明:
1946年
複数のトレイルがドンピシャで当たっており大出現でした

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_19461008.png
 ファイルサイズ:  254.72 KB
 ダウンロード回数:  29 回

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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 5042
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Sat Oct 17, 2026 11:17 am    記事の件名: 2025年の状況 引用付きで返信

若干出現したと言われている昨年2025年の状況です。
ど真ん中に当たってように見えますが、2012年という若いトレイルで、地球に当たる放出速度が約90m/sと非常に速く、肉眼流星はほとんど出ないような速度なんですが、明るいものはなかったもののいくつかは観測されてます。
昨年のWGNの記事によると、PJが10月8日の15:52、Maslovが15:07、佐藤幹哉氏が15:34でした。
当方の計算結果では15:25でした。

SonotaCoさん
一つ前の記事が、二重投稿になってしまいました。最初の投稿を削除願います。
全角チルダを含んでいたため投稿時にエラーが出て、投稿しなおしたら最初のが自分で消せなくなってました Sad



DustTrail_21P_20250008.png
 説明:
2025年
放出速度は約90m/s、接近距離0.0012AU

ダウンロード
 ファイル名:  DustTrail_21P_20250008.png
 ファイルサイズ:  117.21 KB
 ダウンロード回数:  29 回

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