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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Oct 01, 2022 10:23 pm 記事の件名: 2022年の10月ろくぶんぎ座流星群(DSX) |
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10月ろくぶんぎ座流星群(DSX)が関西方面2個同時になっています。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Mon Oct 03, 2022 7:43 pm 記事の件名: Re:2022年の10月ろくぶんぎ座流星群(DSX) |
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ts007さん、処理が早いですね。同時流星が2個、さらに増えることを期待します。
それと、Win11での秒までの時刻表示の方法を教えていただきありがとうございました。
たいへん便利に使わせてもらってます。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Tue Oct 04, 2022 5:02 am 記事の件名: 2022 10 01 041828 の画像 |
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DSXで同時となったうちの1個が西向き ワテック+4mmのカメラに写っていました。このとき輻射点は東の低空で、流星は西の空に出ていましたので、長経路です。見かけの明るさは0.6等でした。
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T.Hattori
登録日: 2021.08.26 記事: 771 所在地: 沖縄県国頭村
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日時: Sat Oct 08, 2022 7:08 pm 記事の件名: 10月4/5日 宮崎-沖縄 アースグレイジング? |
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(すみません、誤って別のスレッドに投稿していました)
10月4/5日の040504に長経路の流星があり、宮崎からも一部辛うじて映っていたようで同時観測できていました。
こちらからはちょうど木で隠れている部分です。
宮崎からの末端部を見ると高度がわずかに上昇していて、アースグレイジングかもしれません。
Q1でGm(経路の観測区間重複率)のチェックを外してみたところ当方北西カメラのデータが表示され、さらに高度が上がっていました。
動画はこちらに。
https://twitter.com/genjitsu_/status/1577443990085210112
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Oct 08, 2022 10:05 pm 記事の件名: |
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前田です。
写っていましたか!
南向きのカメラに無かったので、曇っていたと思いました。
クリップを見ると、比較星が0で精度は悪そうです。
こちらか見ると沖縄からとは逆で左から視野外へ抜けています。
仰角は15度、
-2.9等の判定ですが、比較星が無いので怪しいです。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Mon Oct 10, 2022 5:54 am 記事の件名: アースグレージング流星の軌道計算結果・速報 |
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アースグレージング流星の軌道計算結果・速報
2022年10月5日4:05:04(JST)出現
報告: 上田昌良
概要
2022年10月5日4:05:04(JST)に鹿児島県屋久島の東海上上空に火球が出現した。この発光点の高さは97.8kmで、地表への最接近点が屋久島上空93.7kmだった。そして、屋久島の西海上上空99.6kmで消滅した。この火球の全経路長が520.1kmで継続時間が14.3秒の堂々としたアースグレージング流星だった。
通常の流星は消滅点高度が低くなるのだが、この場合には、火球が地球大気を通り抜けてしまうので、回転楕円体の地球表面が丸いため地表の最接近点から高度が徐々に高くなるのである。
この火球の初速は、V∞=36.3km/s±4.9km/sで終速がV=36.1km/s±7.5km/sだったのでほとんど速度が減速しなかった。突入角は1.1°とかなり浅いものだった。
驚くべきことに、このアースグレージング流星は、ろくぶんぎ昼間流星群(DSX, #221)に属するものであった。ろくぶんぎ座昼間群流星を光学観測で写し、それの同時観測が成立し、それがアースグレージング流星だったことは大きな快挙である。
謝辞
今回の火球の測定データを提供していただいた服部貴昭氏と前田幸治氏に感謝を申し上げる。両氏共に高解像の動画で撮影されたので、位置測定精度が良く、そのため軌道等も精度良く決定できたことを申し添える。
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アースグレージング流星の特徴で最接近地点の高度が最も低い |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Oct 11, 2022 4:16 pm 記事の件名: 上田さん質問です。 |
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上田さん、精密軌道計算結果ありがとうございます。私も気になってorbitで計算したのですが、一つ質問です。Hattoriさんの発光点が97kmとなっていますが、orbitで計算すると観測値の経度緯度は、同じくらいなのに高度が102kmとなるのですがどうなのでしょうか。 不思議です。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Oct 11, 2022 4:28 pm 記事の件名: hattoriさん。関口です。 データーの件 |
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hattoriさん。関口です。今回もすごいのを撮影されましたね。DSX群のアースグレイジングで間違えないでしょう。途中の減光は、雲のせいですかね。雲は、なさそうですがいろいろと調べたいので
s-M20221005_040504_JPOW2_NEP.jpgのXMLとs-M20221005_040517_JPOW2_03P.jpgのXMLファイルを送って頂けますか。高度による光度変化等を求めたいのでよろしくお願いします。個人メールを送ったのですがまだですのでここにも書きました。
こちらに、 yjts007@yahoo.co.jp お願いします。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Tue Oct 11, 2022 5:12 pm 記事の件名: Re:上田さん質問です。 |
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ts007さん、同じデータを使えば、同じ結果がでるはずです。
服部さんの発光点位置を見てみました。
次の表の上側の発光点位置は「同時流星計算用CSVハブ」にあるファイルからのものです
これをUFOOrbitは使います。
下側のは、「M****A.XML」ファイルからのものです。
これを私のorbit3は使います。
結論から発光点の位置が少し値が違いますね。これでは、計算結果に差がでます。
この位置の差は何なのでしょうか。今夜、いろいろ検討してみます。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Oct 11, 2022 11:10 pm 記事の件名: |
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前田です。
上田さん計算ありがとうございます。
時刻を見ると、流星会議の前にはすでに計算終わられていたのですね。すごい早いですね。
こちらのデータは数フレームしかないのですが、それでも2点観測の威力は強力ですね。
FHDどおしの観測で、データのばらつきが小さいのもきれいな結果になっていますね。
縦軸が高度のグラフ(最後のグラフ)に点線が描かれていますが、この曲線は何か関数で近似したのですか。
こちらのファイルのタイムスタンプは040516でしたが、時計はだいたいあっていたようですね。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Wed Oct 12, 2022 6:26 am 記事の件名: Re: |
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前田さんへ
「縦軸が高度のグラフ(最後のグラフ)に点線が描かれていますが、この曲線は何か関数で近似したのですか。」
2次曲線関数をフィットしました。
前田さんの出現時刻は、消滅点側を写していますので時刻はあっていますね。
よくこのような珍しい・貴重な流星を捉えられたものです。日頃の努力のたまものですね。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Oct 12, 2022 7:25 pm 記事の件名: |
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上田さんへ
前田です。
2次関数のフィットは何か、参考にした教科書が有るのですが? それとも、経験的によく合うからつかわれているのですか?
流星軌道が直線(正確には放物線)、地球が球面とすると、もう少し複雑な関数になりそうな感じもしたので、質問しました。地球の曲率が流星経路の各点の曲率より十分小さいといいんですかね??
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Wed Oct 12, 2022 11:24 pm 記事の件名: 私も求めてみました。 |
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服部さんからデータを送って頂き計算してみました。微妙に高度が違うのが気になりますが。何か勘違いしているのでしょうか。たぶん私が何か間違えているのかもしれません。
速度変化をグラフにしました。わずかに減速がみられます。
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高度による光度変化 100kmと95km付近で変化があるようです。 |
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最終編集者 ts007 [ Sat Oct 15, 2022 10:35 pm ], 編集回数 3 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Thu Oct 13, 2022 3:38 am 記事の件名: Re:私も求めてみました。 |
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関口さんへ、
ご存じのように流星の軌道計算の最もの基礎は、その同時流星の輻射点位置ですね。
今回の同時流星の輻射点が同じなのかをみてみましょう。
視輻射点位置(J2000.0)
服部さんの計算(UFOOrbitV2) 、α=157.9°、δ=-2.3°
上田昌良の計算(orbit3)、 α=158.3°、δ=-2.1°
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関口さんの計算による、視輻射点(天頂引力、日周光行差の補正前の位置)の位置を教えてください。
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同じ流星位置データを使って計算した。といいましても、私の場合には、服部さんは2台のカメラに写されていましたので、2台のカメラの流星位置を1つにまとめて使いました。また、1から3フレーム間が位置測定できていないところは、按分して位置を埋めました。流星の輻射点を求めるため、測定できた全フレーム位置を最小二乗法にてその方向を決定しています。これと同じ方法で計算すれば私のとピタリと一致するはずです。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Thu Oct 13, 2022 5:02 am 記事の件名: Re: |
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前田さんへ
「2次関数のフィットは何か、参考にした教科書が有るのですが?」
ソフトで2次関数曲線を描きました。
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「流星軌道が直線(正確には放物線)、地球が球面とすると、もう少し複雑な関数になりそうな感じもしたので、」
15秒間の流星経路は、観測からは直線としか得られません。地球の大きさと比べれば流星経路は、ごく小さいものですから、流星観測からは円の地表としか得られません。
という図です。
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