SonotaCo.JP

藤井大地 · 登録日: 2014.12.26 記事: 168 所在地: 平塚

平塚と富士で撮影できました。
観測速度20.0km/s、突入角40.1度で落下し、伊豆大島と御蔵島の間を流れました。
近日点が水星軌道に近かったです。

ts007

こちらでは、スペクトルが撮影できました。

永井和男 · 日時: Mon Oct 11, 2021 6:59 am 記事の件名: スペクトルです

神奈川県茅ケ崎市でもスペクトルが取得出来ました。
α7s、FHD、f=50mm 300gpm です。

SonotaCo

Tokyo8の静止画動画の4Kカメラの分です。

kaicho · 日時: Mon Oct 11, 2021 1:35 pm 記事の件名:

ご無沙汰しております。佐藤幹哉です。

アンドロメダ座62流星群のようですね。
あと、小惑星の(363027) 1998 ST27 の軌道が、この火球やこの群ととても近いようです。
（MDCには母天体情報がありませんでした）

藤原康徳 · 日時: Mon Oct 11, 2021 5:27 pm 記事の件名: アテン型軌道の流星群

佐藤幹哉さんのご指摘通りアンドロメダ座62流星群（IAU No.924　SAN）のようですね。

この群については、さぎたりうすさんがSonotaCoネットのデータから検出されており、その当時、十三塾での話題になりましたのでよく覚えています。

さぎたりうすさんが観測結果と親天体として小惑星363027（1998ST27）を候補とした英文論文の原稿を十三塾で発表され、H大先生からかなり厳しい指摘が出ていたと思います。
結局、残念ながら英文論文にはならなかったのでしたね　>さぎたりうすさん

司馬さんとの共著（司馬さん筆頭）で天界に「アテン型軌道の小流星群（10月アンドロメダ流星群）の検出」というタイトルで短い論文（報告）を出しておられたと思います。

アテン型軌道の流星群は当時(2012年？）は見つかっていなかったような記憶もありますが、かなりあやふやないい加減な記憶ですですので、間違っているかもしれません。

この小惑星は、バイナリーということで特に興味を引きました。
私の方も、小惑星の専門家のUさんやKさんにいろいろと質問をしたのを覚えています（資料を頂きました）。

以上は昔話でした。

新しいJ14の流星群リストには掲載されていないようです（見逃していたら、ごめんなさい）。
さぎたりうすさんの当時のデータからは、2008年、2009年、2012年に各2流星だったようです。海外のネットワークのデータにも同群流星が見出されたそうです。
その後のSonotaCoネットでの活動については調べておりませんが、クラスターとしては検出されなかったのかな、と思っています。

ts007

昨晩、母天体候補を検索しました。小惑星の1998ST27で間違えないでしょう。よくそろっています。今日は、良く晴れて布団干しにおわれました。解析もあと少しでまだ終わっていません。明日まとめてやります。流星会議の資料作りは、大体終わりましたが微調整中です。晴れると大変です。

kaicho · 日時: Tue Oct 12, 2021 3:37 am 記事の件名:

佐藤幹哉です。

藤原さん、詳しい情報をありがとうございました。
そんな経緯があったのですね。勉強になりました。
ざっと調べると、過去8個観測されているようですね。
（藤原さんの情報の後、2013年と2015年に1個ずつ）

SonotaCo · 日時: Tue Oct 12, 2021 11:12 am 記事の件名:

新群や興味ある流星の過去を状況を誰でも簡単に確認できるようにするため、以下に任意のLsのJ14などのカタログをSNMv3上にプロットした図をダウンロードできるページを作りました。
https://sonotaco.jp/doc/PDA/J14PLOTS/
流星群の議論にご利用下さい。

この流星は Ls=197.07 に発生したものなので、 L197 の行で以下のプロットなどをダウンロードすることができます。図上に今回の輻射点位置をマークしてみました
Ls 1度幅では高精度の類似流星は 1つのみだたようで、クラスタとしては認識されませんでした。