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投稿者 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5054 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Mon Oct 04, 2021 8:46 pm 記事の件名: 2021年10月4日20時19分51秒の低速の火球のスペクトル |
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10月4日20時19分51秒の火球のスペクトルです。鉄が始めから60%近く出ているようです。色々に場所で解析しましたが、Mg5182とFe5168の区別が付かずMgとするとFeが平均で約70%程度です。MgをFeとすると鉄流星となります。きわどいところですが最初から鉄が多いのでNaが見えている鉄流星に近いというところでしようか。
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WatecNeptune100+CBCレンズ 6mm 500本グレーティング(透過型回折格子フィルム) |
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23.63 KB |
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3323 回 |
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説明: |
Watec 902H2U+CBCレンズ 8mm 500本グレーティング(透過型回折格子フィルム) |
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28.59 KB |
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3322 回 |
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説明: |
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ファイル名: |
M20211004_17_000_Saitama1_E6.csv |
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867 Bytes |
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最終編集者 ts007 [ Tue Oct 05, 2021 10:03 pm ], 編集回数 1 回 |
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藤井大地
登録日: 2014.12.26 記事: 168 所在地: 平塚
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日時: Mon Oct 04, 2021 11:56 pm 記事の件名: |
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平塚と富士から撮影できました。
対地速度14.2km/s、突入角66.9度で落下しました。また東京湾上空88.7kmから光り始め、千葉県上空29.9kmで光り終わりました。消失点高度が高いので、燃え尽きたかもしれません。散在火球でした。
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65.42 KB |
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ファイル名: |
M20211004_20_000_KNB.csv |
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935 Bytes |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Oct 05, 2021 12:02 am 記事の件名: |
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ts007さんへ
前田です。
すばらしいスペクトルですね。
Mgが無いかとても弱くて、FeとNaだけだが、Feの方がかなり強いように見えます。モノクロですが、この光学系の感度の波長分布はどうなっていますか。
2次のスペクトルが、通常の鉄流星のスペクトルぐらいですね。
これで、隕鉄が回収されたら,すごいのですが、、、。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12653 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Oct 05, 2021 6:11 am 記事の件名: Re: 2021年10月4日20時19分51秒の低速の火球のスペクトル |
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Tokyo8の静止画動画です。幾つかのカメラに入りましたが、高仰角AHDカメラにほぼ全景が入り -4.7等でした。
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M20211004_201953_TK8_AZ.mp4 |
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14.64 MB |
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gotokabu
登録日: 2020.08.22 記事: 14 所在地: 川崎市
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日時: Tue Oct 05, 2021 6:21 am 記事の件名: 211004 全天カメラ |
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全天周カメラでの映像です。
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1.69 MB |
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ファイル名: |
trim.024F0A92-0109-4D38-B7B0-0F6DE2C64E31.MOV |
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2.91 MB |
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65 回 |
_________________ GOTO KABU |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3426 所在地: 長野県朝日村
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日時: Tue Oct 05, 2021 1:40 pm 記事の件名: 2021年10月4日20時19分51秒の低速火球 |
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この火球はこちらからも雲間に写っていました。画像を示します。
今まで報告された方のデータから対地経路を示しますが、習志野隕石に続いて千葉県上空で消えています。
速度はvo=14.9km/sで遅く、消滅高度も低いですが、藤井さんが言うように29.2kmはまだちょっと高いですね。もう少し光っていてもらいたかったです。
この火球について東京から撮影されたKAGAYAさんから動画を送っていただきました。この動画についてはYoutubeに上げられています。
https://www.youtube.com/watch?v=1y5zrEE6yFo&t=2s
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3207 回 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5054 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Oct 05, 2021 5:07 pm 記事の件名: 光度変化グラフ |
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光度変化グラフを作成しました。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2161 所在地: 明石市
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日時: Tue Oct 05, 2021 9:29 pm 記事の件名: 迷うサイズですね |
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興味深い火球映像を何度も見ております。
消滅点高度29kmで、目立った分裂は無く、ちょっとした増光がある。
末端減速は顕著では無い。
ありがたいことにスペクトルから鉄分多そうと分かる。
などから、大きくてもパチンコ玉サイズの落下かな?などと想像しています。
先頃の台風の動きを見ても、偏西風はまだそんなに強くないかもしれません。
進むかどうか迷うサイズ観です。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5054 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Oct 05, 2021 10:41 pm 記事の件名: スペクトル解析結果と母天体候補です。 |
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スペクトル解析結果と母天体候補です。スペクトルは、色々に場所で解析しましたが、Mg5182とFe5168の区別が付かずMgとするとFeが平均で約70%程度です。MgをFeとすると鉄流星となります。きわどいところですが最初から鉄が多いのでNaが見えている鉄流星に近いというところでしようか。
解析結果の表の前田さんのタイプがN3になっていますがFeの間違いです。前田さんの判定では、50%よりFeに分類しています。80%で計算していました。今気づきました。
10月7日 訂正です。また、前田さんのご指摘で気づきました。3950近くのCaは、Feでした。エクセルデータの打ち間違えがありました。ここの近くもCaとFeがあり紛らわしく打ち間違えていました。この火球は、低速ですのでFeでした。高速では、よくCaが出るので論文を読みなおしたら温度で分かれていました。
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最終編集者 ts007 [ Mon Oct 11, 2021 8:53 pm ], 編集回数 5 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Wed Oct 06, 2021 5:14 am 記事の件名: Re:迷うサイズですね |
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この火球に伴う隕石落下の位置計算まで進むか、迷いますね、、
速度は低速でOKですが、消滅点高度と明るさ、突入角があまりいい条件ではありません。
しかし、落下位置は千葉県内と思われます。習志野隕石の落下を思い起こします、習志野隕石の本体が存在し、それがまだ見つかっていないと考えていますので、この火球分と2カ所の隕石捜索ができる。どうでしょう。計算を進めますか、司馬さん、、、
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GOサインなら、撮影者の皆さんに火球データの提供を依頼しますが、、
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2161 所在地: 明石市
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日時: Wed Oct 06, 2021 7:36 pm 記事の件名: Go! |
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練習のつもりを入れてやってみましょうか。
いろいろな例を経験することが次の財産になればとも思います。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Oct 06, 2021 10:54 pm 記事の件名: |
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ts007さんへ
前田です。
516と518nmの違いはFHDでも難しいので、あきらめましょう。
それより516と527nmの差ははっきり出ていますね。
今年の流星会議の発表が、この527nmをつかって、鉄の割合を求める話とも関連します。。
詳細は省きますが、この見た目だと、Mgはほとんど含まれていないと思います。(誤差は大きいですが)
鉄流星の積算は、Boravicka と同じ527-545nmですか?
また、400nmより少し下のピークはCaと同定されていますが、これもFeではないですか。
Boravicka(2005)のFig.7の上のグラフを見て下さい。Naが強い以外は今回のスペクトルと非常によく似ていると思います。
司馬さんは、小さな落下の可能性も有りと見られていますか。楽しみです。
ものすごく妄想を拡げると、これは、鉄流星の中でもNaが強めの珍しいタイプです。
石鉄かもしれません。だから普通は爆発しない鉄流星が小増光したとも考えられます。そう思って小爆発の所を見ると、鉄の線よりNaの線が大きく増光しているようにも見えてきます。まあ、思い込みでしょうけど、想像するのは楽しい物です。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Thu Oct 07, 2021 7:04 am 記事の件名: この低速火球のデータ提供をお願いします |
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2021年10月4日20時19分51秒の低速火球データの提供のお願いです。
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この火球につきまして、撮影者の皆さんに下記のファイルをメールに添付して送付いただけないでしょうか。
司馬康生さんと私でこの火球に伴います隕石落下の地点までの計算をしてみたいと考えています。
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位置測定ファイル:M********A.XML
送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
送信時には(at)を@に変更して下さい。
ご理解の上、ご協力をよろしくお願いいたします。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5054 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Thu Oct 07, 2021 11:57 am 記事の件名: スペクトル解析結果を訂正します。 |
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前田さん。度々ご指摘ありがとうございます。とても助かります。私も2次のスペクトルを見るとMgはほとんど含まれていないと思います。鉄流星の積算は、Boravicka と同じ527-545nmです。また、400nmより少し下のピークはCaと同定されてしましたが、低速流星なのでFeですね。エクセルのデータを見直したら論文の表を入力したときにうち間違えていたようです。近くに高温のCaもありこれと混同していました。速度で判断しないといけませんね。今まで高速のかみのけ群などでCaがよく出ていたので思いこんでいました。論文の表を見直したら間違いに気づきました。Boravicka(2005)のFig.7の上のグラフを見ました。確かに、Naが強い以外は今回のスペクトルと非常によく似ていますね。エクセルの輝線表にもこの図を張り付けてあるのですがよく見ていませんでした。前に前田さんが撮影された鉄流星の中でもNaが強めの珍しいタイプですよね。色々なタイプがあり刺激的です。注意散漫なのでまた、間違えがあるかと思いますがアドバイスをよろしくお願いします。
上田さん。データを送信しました。よろしくお願いします。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Sat Oct 09, 2021 10:15 am 記事の件名: 2021年10月4日20時19分51秒の低速火球の途中報告です |
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今回の火球のデータ等を提供いただいた皆さん、
ありがとうございました。
この火球のデータ等を提供いただいたのは次の諸氏です。
記号 :撮影者 :
M21046:KAGAYA :
M21047:SonotaCo:
M21048:SonotaCo:
M21049:下田力 :
M21050:関口孝志:
M21051:関口孝志:
M21052:上村敏夫:
M21053:首藤謙一:
:GOTOKABU:
M21046の動画は、川上氏と下田氏で火球の位置測定までを行っていただきました。M21053の静止画の位置測定は司馬氏に位置測定を行っていただきました。提供がありました魚眼・動画は、比較星が見づらく、現在、未測定です。
現段階で、火球の暫定軌道を算出してみました。初期の集まったデータで、実経路を算出したのが、次の実経路1の図です。火球の経路がばらけています。
さらにデータが集まり、同時流星の交差角の良い組合せで計算を進めたのが実経路2の図です。ものすごく改善され隕石落下位置の計算まで進めそうです。
1カ所でも多くのデータが集まりますと改善されていきます。
地球大気による速度の減速もみられています(下記の図参照)。
まだ、
データ提供をお待ちしています。
最終、集まった段階で、軌道計算結果のまとめをしたいと思っています。
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説明: |
多くのデータが集まり、組合せを考慮、実経路の精度がよくなった |
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