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20250705 225311 明るい火球
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投稿者 メッセージ
Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3995
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Thu Jul 17, 2025 9:57 am    記事の件名: Re: 隕石落下推定 引用付きで返信

上田さん司馬さん計算ありがとうございました。
司馬さんの計算結果をgoogle航空写真にトレースしてみました。司馬さんがおっしゃる通り山間部で、現地をよく知っているだけに、この範囲に50gかと諦めが先行します。
それにしても推定落下範囲が広い(長い)ですね。過去見た落下推定の中でも最大規模です。
佐藤さんの動画を見ると、消滅点の手前で本体の後ろに砕けて伸びる破片と思われるものが見えます。最後は結構細かくなったのでしょうか。

隕石の落下を推定する場合、突入角度が急だと落下範囲は小さく円に近くなります。緩いと長くなります。今回25°位ですから比較的緩い方でしょう。
突入質量が重くなると光らなくなってから遠くまで飛びますが、軽いと空気抵抗で減速して手前に落ちます。
地表付近の風が強いと軽いほど風に流されます。
今回季節風が弱かったということで風に流されることはあまりなかったと言えます。また、推定質量が50gと小さいので消えてからあまり遠くに飛ばなかったと思います。
だとするとこのように推定落下範囲が長くなったのはどこに原因があったのでしょうか。
司馬さんの見解をお聞かせください。



20250705落下範囲.jpg
 説明:
推定落下範囲
 ファイルサイズ:  301.67 KB
 閲覧数:  8294 回

20250705落下範囲.jpg


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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3293
所在地: 大阪府

記事日時: Thu Jul 17, 2025 10:35 am    記事の件名: Re:Re 隕石落下推定 引用付きで返信

Shimodaさんへ、きれいな航空写真ありがとうございました。
横から失礼します。大気減速による速度の図を示さないといけないのですが、遅れております。

「推定落下範囲が広い(長い)ですね」
この原因のひとつに、この火球は大気減速による指数関数的な
著しい速度の減速がみられず、ダラダラと減速をしています(下の添付図を参照)。
この特異な現象が落下範囲を広く、長くしていると考えています。他にも原因があるとは思いますが、
取り急ぎ、火球速度の図を添付します。火球の消滅点付近では、速度が
2.8km/s±0.2km/s になっています。



2025 07 05 225308 VHM.jpg
 説明:
火球の観測速度
 ファイルサイズ:  214 KB
 閲覧数:  8283 回

2025 07 05 225308  VHM.jpg


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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3293
所在地: 大阪府

記事日時: Thu Aug 21, 2025 1:27 pm    記事の件名: 隕石落下が期待される火球の軌道計算結果 引用付きで返信

隕石落下が期待される火球の軌道計算結果
=2025年7月5日22時53分08秒(JST)出現=

報告:上田昌良

概要
 隕石落下が期待される火球が2025年7月5日22時53分08秒(JST)に出現した。
それで「司馬・上田チーム」にてこの火球に伴う隕石落下予報地点まで計算した。計算は、火球の大気圏突入から消滅点までの軌道計算を上田が、消滅点から隕石落下予報位置までの計算を司馬康生氏が行った。
(落下予報位置はすでに司馬氏によって発表されている)。
 この火球のデータ等の提供は表1のとおり7名からあった。発光点での観測速度はV∞=13.5km/s ±4.2km/sで消滅点では、大気による減速で速度が2.8km/s ±0.1km/sになった。
図1のようにこの火球は指数関数的な急激な減速がみられず、徐々に減速していった。このことから隕石落下予報地点が広範囲になった一因となった。この火球の経路長は109.1kmだった。観測者の撮影画像は細切れであったので、全経路長を算出するのに余弦定理で算出した。図2のように各観測地からの経路にズレがなかったので、この方法で正確な経路長が算出できたと考えている。
 この火球の明るさは、-5.3等(絶対光度)だった。これぐらいの明るさの火球から隕石が回収できればこれは貴重な事例となる。計算結果の詳細は表2に示したので、参照願いたい。

謝辞
 撮影者(表1)の皆様には、貴重な撮影流星のデータ等をこころよく提供していただいたこと御礼申し上げる。

※結果をもっと早く発表せねばと思いつつ、遅くなってしまったことお詫び申し上げる。

追伸
M25024は、下田力氏が情報収集し、位置測定を関口孝志氏が行った。
この動画は1920x1080の高解像度であり、流星の測定位置はスムーズだった。速度を算出するためにはフレーム間の時間が必要なため、上田が動画をコマ送りで1秒間のコマを数えた。
結果は20コマだったので、フレーム間隔は1/20sとなる。しかし、図3を拡大して見ると同じコマ(フレームというべきか)を2回保存している。
全く同じでなく流星が少し動いている。各2コマのうち1コマを使い、それに伴ってフレーム間隔を2/20sで計算をした。

M25029は、位置測定を司馬康生氏が行った。動画を1秒間のコマを上田が数えたら、20コマだったので、フレーム間隔は1/20sとして計算を行った。



a図1 2025 07 05 225308 VHM_.jpg
 説明:
速度はゆるやかに減速している。
 ファイルサイズ:  216.58 KB
 閲覧数:  2645 回

a図1 2025 07 05 225308  VHM_.jpg



a図2 2025 07 05 225308 実経路 経度緯度_.jpg
 説明:
各観測地からの実経路がよく一致している。
 ファイルサイズ:  133.74 KB
 閲覧数:  2645 回

a図2 2025 07 05 225308 実経路 経度緯度_.jpg



a図3 M25024 RA DEC拡大.jpg
 説明:
火球の位置測定を拡大したもの。同じフレームが2回保存されている。
 ファイルサイズ:  53.26 KB
 閲覧数:  2645 回

a図3 M25024 RA DEC拡大.jpg



a表1 撮影者一覧.jpg
 説明:
撮影者一覧
 ファイルサイズ:  62.47 KB
 閲覧数:  2645 回

a表1 撮影者一覧.jpg



a表2 2025 07 05 225308 orbit 軌道計算結果.jpg
 説明:
軌道計算結果の詳細
 ファイルサイズ:  130.96 KB
 閲覧数:  2645 回

a表2 2025 07 05 225308 orbit 軌道計算結果.jpg


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小林美樹



登録日: 2019.09.27
記事: 32

記事日時: Thu Sep 11, 2025 12:51 pm    記事の件名: 9月16日 現象報告会 引用付きで返信

平素はなにかとお世話になっております。
件名の流星につきまして、情報通信機構の渡邉堯先生が現象報告会で「2025 年 7 月 5 日 22 時 53 分発発生の長継続時間火球の VLF 電波観測」として報告されます。
同時流星のデータを提供いただきました皆様には感謝申し上げます。
また、上田さま、関口さま、下田さまにおかれましては、個別に情報提供いただき、厚くお礼申し上げます。
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