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[ITO]

アストロアーツ社（AstroArts）から定期的に送られてくるメールのなかに、「デジタル一眼レフカメラでスプライトを撮影」に関するＨＰ情報がありましたので紹介します．

撮影者はテリー・ラブジョイ（Terry Lovejoy）氏でオーストラリア人．デジカメで彗星を発見した人です．彗星発見の詳細は下記の記事を参照してもらう事にして、
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/04/20lovejoy/

面白いのはこの人のホームページにあるデジタル一眼レフカメラ（主にキャノンEOS Kiss Digital, Digital N ですが．．）を天文観測用に改造するための記事と、そのカメラを使って撮影したスプライトの映像です．
カメラの改造はお馴染のIRCフィルター除去やいろいろなフィルターによる波長の変化などで、非常によくまとまっていて非常に参考になりました．
スプライトの映像は数点あり、かなりきれいに映っています．その中の一つは改造 EOS 300D(EOS Digital Kiss) + 28mmF2.8 レンズ、ISO1600 で開放、１０秒間の露光で撮影されています．場所がオーストラリアなので空の透明度が素晴らしく、背後には星が沢山映っています．こんな素晴らしい条件ならばシャッタースピード10秒でも空は暗く映るでしょう（東京ならば真昼のように映りそう．．．）　でもこれを見て今年の目標は「デジカメでスプライト撮影！」となりました．

まだ写真掲載の許可をもらっていないのでスプライトの写真は掲載出来ませんが、興味のある方は下記の Mr. Lovejoy 氏のホームページへどうぞ．
http://www.pbase.com/terrylovejoy/root
ここから 300D Astro Post Mod --> My General Photos --> Thunderstorms & Spriteでたどれます．
ITO

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凄い方ですね。デジタル一眼レフを冷却カメラに改造されているのですね。以前にもそんな方がおられた記憶はありますが、本当に凄い熱意だと思います 。