SonotaCo.JP

[ts007]

5月1日の2時34分36秒に継続時間が４秒近くの長経路爆発火球が同時になっています。交差角が小さいので当初計算結果がよくなかったのですが、永井さんと長谷川さんの全経路の画像で測定したらよく収まりました。まだ、交差角は、小さいです。撮影された方は、画像等の提供をお願いします。軌道計算の結果からこの火球は、ASC群(αさそり群)であることがわかりました。母天体候補は、２００４BZ74です。

電波やスペクトルでも観測されていました。

その後、画像提供等があり、６点での計算結果もアップしてあります。最初の２点と大体あっていました。IAUの群リストから、ASC群が固有のアイデンティティはなく、散発的な背景と区別できない としてremoved meteorlistに分類されていました。計算結果としては、散在になっていますが軌道の変化をたどると母天体候補からかつてのASC群と思われます。

また、痕の発光高度は、８６kmから４８km付近で　爆発点は、５２km付近でした。

[bs-soma]

2024年5月1日2時34分36秒の長経路爆発火球
相馬では写っていませんでした。

各地で電波のエコーが受信されていました
https://cgi.amro-net.jp/patio/patio.cgi?read=2603

[藤井大地]

平塚で撮影できました。動体検知がうまくできなかったため、IPカメラからの測定データを添付します。

[yasu9999]

遅くなりました。藤沢からです。

[ts007]

藤井さん達のデータが入り６点での計算をしました。よく一致しました。速度は、ばらつきが多いですが平均軌道は、前回の結果とそれほど変わっていません。IAUの群リストから、ASC群が固有のアイデンティティはなく、散発的な背景と区別できない としてremoved meteorlistに分類されていました。計算結果としては、散在になっていますが軌道の変化をたどると母天体候補からかつてのASC群と思われます。

また、痕の発光高度は、８６kmから４８km付近で　爆発点は、５２km付近でした。

渚かりんさんの画像の掲載許可を得ましたのでアップしました。