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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2721 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Sat Nov 06, 2021 8:56 pm 記事の件名: アンドロメダ座流星群の活動 |
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同時流星の輻射点分布図でアンドロメダ座流星群(IAU#018 AND)の輻射点が明確に分かります。
11月2日から5日までの(1/2日は群流星無し)12個の流星から求めた輻射点位置と速度(単純平均値)は次の通りです。
赤経:21.7度、赤緯:+27.2度、観測速度:21.0 km/s
修正輻射点は、赤経:21.5度、赤緯:+26.2度、地心速度:17.7 km/s
上田昌良さんの解析では、昨年(2020年)は、10月30日から11月16日の間に同時流星は19個得られているとのことです(NMS 天文回報 No.943 2021年2月)。
説明: |
2021年11月1日から5日の同時流星輻射点分布
赤道座標で表示
赤丸内がアンドロメダ座流星群の輻射点 |
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2721 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Wed Nov 24, 2021 8:45 pm 記事の件名: アンドロメダ座流星群その後 |
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11月6日以降のアンドロメダ座流星群の活動です。それほど活発というわけではありませんでしたが、活動は続いていたようです。また、11月18日頃から輻射点が目立ってきています。
まだデータは出そろっていないと思いますが、昨夜(23/24日)は、9個の流星の輻射点が大変コンパクトにまとまっています(強拡大しないと輻射点が分離できないほど)。
地心輻射点で赤経 = 25.4度 赤緯 = + 40.6度 地心速度 = 15.9 km/s 9個の単純平均値
輻射点位置は、月初めから月末に向けて赤緯がプラス方向に動いており、1日から23日までの輻射点は長い棒状に見えます(8月のはくちょう群みたい?)。
11月24日19時現在の11月分csv交換室のデータを使用しています。
説明: |
11月6日から12日までの輻射点分布
赤道座標表示
活発というほどではないが輻射点の集中はみえる |
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11月13日から19日までの輻射点分布
赤道座標表示 |
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説明: |
11月20日から23日までの輻射点分布
赤道座標表示 |
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説明: |
11月23日の輻射点分布
赤道座標表示
矢印の先の小さい赤丸のなかに9個の輻射点がある |
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11月1日から23日までの輻射点分布
赤道座標表示
輻射点が赤緯方向で北に延びている |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Nov 24, 2021 11:15 pm 記事の件名: |
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前田です。
藤原さん、マップありがとうございます。
見慣れない動きですね。はくちょう群とは、コンパクトにまとまっている点がかなり違いますね。
こちらでも、今日24日も多いカメラでは、1台で3つ、4つぐらい飛んでいます。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Mon Nov 29, 2021 10:55 pm 記事の件名: 27/28-28/29の活動 |
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まだ観測データが十分集まっていませんが、かなり明瞭に活動しているようです。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Dec 03, 2021 8:45 pm 記事の件名: |
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前田です。
輻射点は、天頂引力が補正されていて、1点観測の経路延長線は、補正されていないと思うのですが、どのくらい実際は輻射点位置がずれているのですか。
図が細かくて,よく見えないので,時間があったらお願いします。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Dec 04, 2021 1:53 pm 記事の件名: 天頂引力によるずれ |
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前田 wrote: | 前田です。
輻射点は、天頂引力が補正されていて、1点観測の経路延長線は、補正されていないと思うのですが、どのくらい実際は輻射点位置がずれているのですか。
図が細かくて,よく見えないので,時間があったらお願いします。 |
視放射点と修正放射点を表示すると、放射点の一番高い時間だと、1°程度、放射点が低くなる時間帯だと7°くらい浮きあがってますね。
ほうおう群ほど遅いと長時間の観測だと、一点からではどこに放射点があるのか分からないくらいばらけるように思いますが、20km弱なので、まだ一点からでも集中がわかるように思います。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2721 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Tue Dec 21, 2021 10:10 pm 記事の件名: 11月28日の活動 |
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P. Brown(CMOR)やP. Jenniskens(CAMS)の速報によると、アンドロメダ流星群座が11月28日05:18 UTCをピークに突発出現したということです。
レーダー(CMOR)では、暗い流星が中心でZHR100を超えると報告されています。
CAMS(アリゾナとカリフォルニア)では、28日1h30mから11h55m UTC の間に122個の流星軌道が得られたそうです。活動は、ピーク時(散在流星の19%(0.19倍)の流星数)からの半値幅は4.0時間ということです。
以上の報告のソースは MeteorNewsにでていた、P. Jenniskensの「AN OUTBURST OF ANDROMEDIDS ON NOVEMBER 28, 2021」 です。
https://www.meteornews.net/
ということでピーク時は日本では観測できない時間帯だったのですが、活動が半分となったのが5時18分+4時間ならJSTで18時台となり、観測可能となります。
すでに植原さんから速報が上がっていますが、今日(12月21日)時点のデータでのcsvデータを用いて同時流星の計算をしてみました。Q1で計算しています。
漏らしているcsvもあると思いますので(特に月を跨いでる日を含むcsvデータ)全部をカバーできていないとは思います(が大きな漏れはないと思っています)。
半径5度以内にアンドロメダ座流星群と思われる輻射点が24個あります。
まだ細かい分析ができていないのですが(やっとこさ測定が終わったばかり)、私の奈良県宇陀市室生でのα7s・85mmの観測では、1点観測からですが、アンドロメダ座流星群と思われる流星が60個ほど捉えています。ほとんどが5等以下(6等級が多い)の暗い流星です。
とりあえず速報です。もう少し分析をしようと思っています。
説明: |
矢印の先の白丸が輻射点領域 およその中心は赤経 = 25°、赤緯 = +45° |
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説明: |
α7s 85mm F1.2 北東方向 全流星は344個
図の右上にアンドロメダ座流星群の輻射点と考えられる集中部分が見れる |
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