前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示 |
投稿者 |
メッセージ |
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Fri Jul 30, 2021 1:20 pm 記事の件名: アナログHDキャプチャ |
|
|
防犯カメラの普及に伴って、 HD映像をアナログに変換して1本の同軸ケーブルで伝送する AHDやCVIなどのアナログHD機器が急減に低価格化し普及してきています。
これらは色成分の変換/圧縮があり、アナログビデオと同様の帯域制限、減衰、ノイズの重畳がありますが、輝度信号は一応非圧縮のようです。
実用上はデジタル伝送(HD-SDIやHDMI)には及ばないものの、NTSCよりははっきり高解像度という評判です。
現状は流星観測に十分な感度をもつと思われるカメラが見つかっていない状況ですが、十分明るい火球のHD観測なら安価に実現できる可能性があると思います。
ということで、とりあえず、基礎データを集めておきます。
アナログHDは各チップメーカーが独自に開発したもので詳細仕様は公開されていないようです。以下の方式があります。
AHD(Ver.1.0) HD 1280×720 Nextchip(韓)
AHD(Ver.2.0) FHD,1920×1080
AHD(Ver.3.0) 4K,5K
HD-TVI(ver.3.0) 4K 3840x2160 Techpoint(米)
HD-CVI FHD 1920×1080 Dahua(中)
いずれも75Ωの同軸ケーブル(3C2Vなど)1本で300mまで伝送可能と言われており、
従来のNTSCの防犯カメラのケーブルと互換性があるとも言われています。
AHDキャプチャはUSB3.0接続のAHDキャプチャ機器、または AHD-HDMI変換器を使用したHDMIキャプチャ機器が利用できます。
カメラは防犯カメラやドライブレコーダーが各種出ていますが、
カラーの撮像素子を使用したカメラしか販売されておらず、流星観測にはやや不十分と予想されますが、火球レベルの観測は可能と思われます。
(Day/Nightモードで夜間モノクロに近い画像となるカメラが多いですが、これらは、夜間に赤外線ライトを照射して明るく撮影するために赤外フィルターを除去する
機能がついているだけで、色分解フィルターはチップ上についたままなので、感度はモノクロチップに比較して半分以下に落ちていると思います。)
最近のCMOS 撮像素子
カラー
IMX290LQR 1/2.8 HD 0.23lx (1300mv @F5.6)
IMX323 1/2.9 HD 0.60lx ( 510mv @F5.6)
IMX385LQR 1/2 HD (2350mv @F5.6)
IMX307 1/2.8 HD 0.24lx ( 7747 @F5.6)
IMX327LQR 1/2.8 HD 0.18lx (10741 @F5.6)
IMX415 1/2.8 4K ( 2048 @F5.6)
IMX485 1/1.2 4K ( 9530 @F5.6)
IMX585 1/1.2 4K ( 7900 @F5.6, 近赤外域で485 の 1.7倍の感度)
モノクロ
IMX290LLR 1/2.8 1920x1080 1200mv F8 1/30 1/30s
IMX334LLR 1/1.8 3840x2160 1961mv F8 1/30 1/30s
IMX335LLN 1/2.8 2592x1944 1961mv F8 1/30 1/30s
現状、カタログ上最も高感度なビデオ用HDチップはIMX290後継のIMX327またはIMX385LQRですが、残念ながら LQR(カラーフィルタ付)しか出回っていないようです。
今後のテスト次第ですが、もしAHDカメラで実用になるものがみつかれば、コストは一気に1/10位に下がる可能性があります。
現在、AHDテスト用機材手配中です。順次実験して報告したいと思います。
--------- 2021/21/1 追記です ---------
IMX327LQR Diagonal 6.46 mm (Type 1/2.8 ) CMOS with Square Pixel for Color Cameras
https://www.sony-semicon.co.jp/products/common/pdf/IMX327LQR_LQR1_Flyer02.pdf
Sensitivity (F5.6) Typ. 10741 Digit (IMX327LQR) 11390 Digit (IMX327LQR1) 1/30s accumulation
Saturation signal Min. 3855
IMX462LQR
https://www.sony-semicon.co.jp/products/common/pdf/IMX462LQR_LQR1_Flyer.pdf
Sensitivity (F5.6) Typ. 10741 Digit 1/30s accumulation
Saturation signal Min. 3855
アルゴによる327 462 比較(分光感度グラフ有)-> 462は327より近赤外の感度が高く高フレームレート、殆ど同じ
https://www.argocorp.com/cam/ImagingSource/sensor/Sony_IMX462.html
Imaging Souarce IMX462 USB製品
https://www.theimagingsource.com/products/industrial-cameras/usb-3.1-color/dfk37bux462/
Imaging SourceからIMX462のC/CSマウントのUSB製品が出ましたが、我々の用途だと IMX327, IMX290とあまり変わらないようです
最終編集者 SonotaCo [ Wed Dec 01, 2021 6:57 am ], 編集回数 3 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Sat Jul 31, 2021 6:05 pm 記事の件名: AHD接続テスト |
|
|
以下の機材が入手できたので、まずは日中でAHDカメラの接続テストをやってみました。
結果は、1920x1080/30p で UFOCaptureHD2の動体検出可能でした。
AHD カメラ ZOSI ZG2612C (防水ハウジング入り、レンズ付きでなんと 2500円です。 )
AHD/HDMI 変換 PAMIACAM AHD to HDMI Signal Converter (5500円)
AHD.HDMI変換出力のHDMIのキャプチャは USB3.0 EZCAP269 と PCIE4.0 AVerMedia GV573 ,でOKでしたが、USB3.0 AVerMedia CV710 は接続できませんでした(何か設定不足だったかもしれません)。
このAHDカメラのマニュアルには殆ど何の説明もないので、使用しているCMOSもレンズの明るさも正確なフレームレートとも不明で、画質やノイズ除去の設定も内容が不明です。レンズの焦点距離だけは広告には3.6mmと書いてありました。
とりあえず、接続すれば、無設定でとにかく動き始めます。電源やケーブルはWATECと同じものが使えました。固定フォーカスでピント調整もありません。
マニュアルにはIR照射のメニューが写っている写真があるのですが、実機では無かったので、夜間はIR照射し続けるのではないかと思うので、注意が必要だと思います。
動作モードは カラー と モノクロ とオート と EXT (?) というのがあるのですが、オートで使ってみます。 ノイズリダクション系とシャープネス制御は無効にしました。ガンマはどうなっているか分かりません。
日中使った感想としては、最初設置した時には何故か縦縞ノイズが乗り、使用できない感じでしたが、設置場所とケーブルの引き回しを変えたらノイズは消えました。
画質は確かにNTSCよりは良いと思いますが、やはり甘い感じです。レンズのせいか AHDのせいかは不明です。
(現在、HD-SDIとAHDを切り替えられるIMX385のカメラもオーダしているので、それを使えばわかると思います。Aliなので、すぐ来るか、1月先が分かりません)
しかし、ここ数年の機器の低価格化は本当に驚きです。
AHD HDMI変換器が発売になったことで、AHDカメラの利用が可能になったことは もしかすると とても良いことかもしれません。
問題は感度なので、夜間のテストが楽しみです。
---------------------
追記です。実験したDAY/NIGHT のモードは以下のような動作でした。
IRフィルタは機械的に抜き差しして有りと無し切り換えます。
色モードはカラーでは色情報がありますが、モノクロモードでは色情報が削除され画素毎明度は調整されてなめらかなモノクロ映像になります。
EXT/AUTO: 夜: IRフィルタなし、モノクロ, 昼:IRフィルタオン、カラー
COLOR: 夜昼ともに IRフィルタオン、カラー
B/W: 昼夜ともにIRフィルタオフ、モノクロ
このことから、監視カメラとして使う時には普通はEXTがいいようです。
ちなみに IRライトはモードに関係なく暗くなるとオンになり、明るくなるとオフになりました。smart IR close/open という設定があるのですがこれは何なのか分かりませんでした。現状ではIRライトを消すには改造するしかないようです。
---------------------
訂正です ZG2612Cは 1920x1080/30p で動作していました
---------------------
EXTとAUTOの違いが分かりました。
EXT: 前面のIR_LED基板はIRカット照度センサーの結果でIR-LEDを自動点灯します。EXTモードではこの切り替わり信号を後面のカメラ基板で(EXT信号として)使用して、IR-LEDが点灯したらモノクロモードになる
AUTOモードではカメラ基板内で映像の明るさから(厳密には一定の明るさにするためAGCのゲインの大小から)照度を判断してカラーとモノクロモードを切り替えます。
EXTモードではIR-LEDとモードが必ず一致しますが、AUTOモードではIR照射とカラーモノクロ切替が独立するので、4種類の状態が存在することになります。
説明: |
HDの1コマを1/2縮小しました
画角はIMX290の4mmより広いです |
|
ファイルサイズ: |
79.48 KB |
閲覧数: |
57045 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
146.66 KB |
閲覧数: |
57006 回 |
|
説明: |
縦縞ノイズが乗った時の様子
最後の静止画では横に縞もでています。 |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210731_130439_+.mp4 |
ファイルサイズ: |
3.99 MB |
ダウンロード回数: |
224 回 |
最終編集者 SonotaCo [ Mon Aug 16, 2021 7:35 am ], 編集回数 3 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Sun Aug 01, 2021 6:31 am 記事の件名: 夜間の様子1 |
|
|
ZOSI ZG2612C の夜間の観測実験をしてみました。とりあえずの結果は以下でした。
(1)赤外照明で昆虫が500クリップ以上検出され、Disk full で停止した。
(2)暗くなると ノイズが急増した(空の部分に薄い横縞が沢山出る)
(3)コントラストが低かった
(4)強いガンマが掛かっているで、暗所のコントラストが不自然
(5)1等星は一応認識可能、2等以上は微妙で、プロファイル作成は簡単ではなさそう
(6)同方向の同じHDのDMK33GX290e+4mmF1.2が4流星検出したが、このカメラの検出数は0だった
カメラの3DNR と 2DNR はオフ設定でした(autoにすると ノイズリダクションは効くようですが画像加工が強めなので、その影響が不明です)。シャープネスもオフにしていました。
引き続き、以下を試して、もう少し可能性を模索したいと思います。
(1)IRライトを消す
(2)ケーブルを短い高品質なものに変更する
(3)カメラの画像処理機能 (コントラスト調整など)を有効にして試してみる
(4)B/Wモードを試す(解像度が上がるような気かする??)
(5)より暗い状況で、シャッター速度がどこまで落ちるかどうか確認する
---------------------
訂正です ZG2612Cは 1920x1080/30p でキャプチャ可能でした
説明: |
ZOSIのピークホールド 1/2縮小
光跡は全部昆虫です。重畳でノイズは消えています |
|
ファイルサイズ: |
74.68 KB |
閲覧数: |
57008 回 |
|
説明: |
ZOSIの1フレーム画像 (1/30sec 露光) |
|
ファイルサイズ: |
106.74 KB |
閲覧数: |
57008 回 |
|
説明: |
近い方向のDMK33GX290e+4mmF1.2の流星検出ピークホールド |
|
ファイルサイズ: |
91.46 KB |
閲覧数: |
57008 回 |
|
最終編集者 SonotaCo [ Fri Aug 06, 2021 1:51 pm ], 編集回数 1 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Mon Aug 02, 2021 9:40 am 記事の件名: 夜間の様子2 |
|
|
ZG2612C を以下の条件を変えて観測してみました。
(1)IR_LEDのコネクタを外し、赤外照明をオフにする
-> 昆虫のキャプチャはなくなった
(分解して分かったのですが、M12レンズはホットボンドのような接着材で固定していました。CMOSの型番は分かませんでした。でも本当に簡単な内部で、3000円以下というのが頷けました)
(2)B/Wモードとする以外は 全て設定をデフォルトに戻した。これによって ノイズリダクション や 輪郭強調 コントラスト自動調整 などが有効となった。
-> ノイズは横ラインのノイズから ウニャウニャとしたブロック状のノイズに変化した。流星像も歪んだものが多く発生した。
(3)2フレームずつ同じフレームとなる現象(ダブルフレーム現象)が常時発生すると仮定して、UFOCaptureのトリガ条件の比較フレーム間隔(Diff)を 1から2 に変更した
(2)のせいか(3)のせいか不明ですが、物凄く飛行機のフラッシュライトやノイズに敏感になり,流星以外のクリップが200個以上多数発生した。これは今後のトリガ条件の調整により緩和できる可能性はありますが、このままでは実用は難しい感じです。
快晴に恵まれたため比較星は10個程度は検出でき、FOVH は78.5度でした Watec の 3.8mmと6mmの中間位の視野でした。
で、流星検出数ですが、以下の表のように、0等クラスの流星をある程度の数検出することができました。Tokyo8の現在の全カメラの構成と昨夜の全クリップ数、流星クリップ数を以下に示しますが、Zosiの流星率は7%と群を抜いて低く、実用になるかどうかまだ不明です。
以下に同一流星を捉えた、DMK33GTX290eとWatecの比較を載せますが、画質はご覧の通りです。今晩はノイズ処理やシャープネスをオフにして試してみたいと思います。
-------------------
訂正です ZG2612C は 30p で普通に処理可能でした
-------------------
IR_LED基板の3ピンコネクタを外すと Day/NightのEXTモードで使用するLED照射情報がカメラ基板に伝達されなくなり、EXTモードでは正しく動作しなくなります。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
72.68 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
ノイズリダクションの様子です(同じ時刻でないので明るさは別問題です) |
|
ファイルサイズ: |
103.65 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
234.22 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
45.64 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
流星 1 ZG2612C (ピークホールド 1/2縮小) |
|
ファイルサイズ: |
99.2 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
流星 1 DMK33GX290e (ピークホールド 1/2縮小) |
|
ファイルサイズ: |
91.1 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
流星 2 ZG 静止画 (ピークホールド 1/2縮小) |
|
ファイルサイズ: |
103.11 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
14.34 KB |
閲覧数: |
56935 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210801_221913_TK8_A4.mp4 |
ファイルサイズ: |
6.92 MB |
ダウンロード回数: |
191 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210801_221913_TK8_P4.mp4 |
ファイルサイズ: |
8.54 MB |
ダウンロード回数: |
160 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_032332_TK8_A4.mp4 |
ファイルサイズ: |
6.22 MB |
ダウンロード回数: |
174 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_032332_TK8_S5.mp4 |
ファイルサイズ: |
8.07 MB |
ダウンロード回数: |
180 回 |
最終編集者 SonotaCo [ Mon Aug 16, 2021 7:39 am ], 編集回数 3 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Mon Aug 02, 2021 10:13 am 記事の件名: ダブルフレーム問題 |
|
|
なんと、ZG2612Cのダブルフレーム問題は日中でも発生していました。
つまり、このカメラは 常に 画像の変化は 毎秒30枚で、それを 60pの2フレームに同じ画像出力しているものでした。
そういえば、 宣伝文句も 1080p と書いてあるだけで、60p とは書いてありませんでした。
--------------------
訂正です。 上記は間違いで、ZG2612Cは元々 1920x1080/30.0p でした。
UFOCapture側が60pで要求するとドライバが2フレーム同じもの返して見かけ上60pに見えていただけでした。
最終編集者 SonotaCo [ Fri Aug 06, 2021 1:54 pm ], 編集回数 1 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Tue Aug 03, 2021 8:59 am 記事の件名: 夜間の様子3 |
|
|
次を変更して試してみました
(1) UFOCaptureHD2 の ダブルフレーム対応の試作版を作成し、2フレームに1フレームしか入力しないモードを追加した。
-> ZG2612C は HD30pカメラとして入力可能になり、そのまま分析も可能になりました。
(2) 設置場所を変更し、高仰角にむけて 飛行機のキャプチャを避けた
-> また縦縞ノイズが出てしまいました 原因対策要調査です。
(3) カメラの設定の変更を試みた
-> ノイズリダクションオフとか試したかったのですが、LED基板のコネクタを抜ている関係か何故か うまくいきません。 これも要調査です
で、昨夜の結果ですが、 Tokyo8の高仰角カメラの中では以下のようで、流星外クリップ数もさほど多くなく、それなりに 使えそうな 感触がしてきました。
A4: ZG2612C -> 9流星
PZ: DMK33GX290e + 2.8mmF1.0 -> 17流星
G7: Watec + 6mmF0.8 + 500lpm_grating ->9流星
昨夜はマイナス1等付近の流星が沢山あったようです。
UFOCaptureHD2のダブルフレーム対応試作はうまくいったようで、ファイル容量も半分に減り、そのままUA2での分析もうまくいき、等級の測定値の差も大きくはありませんでした。
キャプチャ数はDMKの半分程度ですが、このカメラを例えば2台天頂方向に向ければ ほぼ正方形の観測領域が実現できるかもしれません。HD30p2台なら1台のPCデキャプチ可能と思います。
屋外用防水カメラなので、ハウジング不要で、IRフィルタを装備しているので日光シャッターも不要のようです(太陽が視野に入る場合には auto か ext モードで動かす必要があると思います... それで夜間もうまくいくかどうか 今晩試してみます)
他のCMOS型番がはっきりしているカメラも手配中です。より良いカメラが見つかる可能性もあります。入手次第テストしていきたいと思います。
---------------------
訂正です。 元々ダブルフレーム問題は存在しませんでした。現在のUFOCaptureHD2で30pとして普通に処理可能です。
説明: |
3つのカメラの視野の比較
( 図中 GZ2612C は ZG2612C の間違い) |
|
ファイルサイズ: |
67.36 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
A4 :ZG ピークホールド 1/2縮小 Mag 測定値 -1.2 |
|
ファイルサイズ: |
93.59 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
PZ :DMKピークホールド 1/2縮小 Mag 測定値 -1.2 |
|
ファイルサイズ: |
47.48 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
G7 :Watecピークホールド Mag 測定値 -1..0 |
|
ファイルサイズ: |
41.09 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
96.17 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
S5 Watec902H2U + 6mm 流星2 ピークホールド |
|
ファイルサイズ: |
14.37 KB |
閲覧数: |
56869 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_234039_TK8_A4.mp4 |
ファイルサイズ: |
7.76 MB |
ダウンロード回数: |
167 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_234039_TK8_PZ.mp4 |
ファイルサイズ: |
6.82 MB |
ダウンロード回数: |
186 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_234039_TK8_G7.mp4 |
ファイルサイズ: |
8.72 MB |
ダウンロード回数: |
173 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_234724_TK8_A4.mp4 |
ファイルサイズ: |
7.65 MB |
ダウンロード回数: |
213 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20210802_234724_TK8_S5.mp4 |
ファイルサイズ: |
7.07 MB |
ダウンロード回数: |
173 回 |
最終編集者 SonotaCo [ Fri Aug 06, 2021 1:55 pm ], 編集回数 1 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Tue Aug 03, 2021 9:56 am 記事の件名: 縦縞ノイズの原因 |
|
|
問題の1つの縦縞ノイズですが、どうやら原因はカメラへの電波干渉かグランドループによる誘導の可能性が高そうです。
試しにと思い、カメラをアルミ箔で覆ってみました。
するとどうでしょう、なんと、縦縞ノイズが物凄く強くなりました
ということは、どういうことでしょうか、ノイズの誘導の話はあまり詳しくはないので、
どうしたらよいかよくわかりません。... 詳しい方おられますでしょうか。
もしかすると カメラを手摺りから絶縁すればいいのかもしれません。試行錯誤してみます
ちなみに、かのダブルフレーム問題で、連続する2フレームでこのノイズの様子が全く同一なので、このノイズがケーブルではなくカメラで乗っていることは間違いありません。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
71.38 KB |
閲覧数: |
56854 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
109.56 KB |
閲覧数: |
56854 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
85.83 KB |
閲覧数: |
56854 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
57.9 KB |
閲覧数: |
56854 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Wed Aug 04, 2021 6:45 am 記事の件名: 夜間の様子4 |
|
|
昨夜はextモードで日中から連続観測しました。
すると、夜もカラーモードのままで、モノクロモードになりませんでした。
(本来extは外部トリガによる切替機能のようですが、このカメラではautoと同じように機能していました。
IR-LEDを消すために 前面基板のコネクタを抜いたので、前面基板にあった照度センサーが機能しなくなり、自動ではモノクロモードにならなかったようです。)
Tokyo8の常設カメラは昨夜は大量で、このカメラと同じ方向のDMK33GX290eは33個でした。これに対してこのカメラの検出流星数は 3でした
.このカメラのカラーモードは検出数が大幅に減り、写りもとても淡く、巨大火球以外は実用にならない感じでした。
明るさの感じは過去のWAT231Sなどのカラーカメラと似ているので、特にこのカメラのCMOSの感度が向上しているわけではないかもしれません。
もちろん、画素数は6倍になっているので、1/6の面積で同じ感度ということで、素子としては進歩はしているのですが、
所詮カラーの撮像素子は、モノクロの撮像素子に比べて同じCMOSでも感度も解像感も半分程度に下がると考えるといいようです。
あと、このカメラでどうも設定の保存がうまくいかず、輪郭協調やノイズ処理をなかなかオフにできずにいます。1つの原因は、設定がカメラの信号種類別にあるということのようでした。
そもそも、このカメラは NTSC, AHD, CVI, TVI の4つの信号種別がケーブル途中についているジョイステックのようなボタンで選択可能です。
私はカメラの近くでの設定はNTSCでモニタを見ながらやって、最後にAHDモードに戻して接続する方法といしていたために、現地での設定が無効になっていたようです。
カメラを外して手元でAHDモードでやることにしたら、一応設定できるようなのですが、ノイズリダクションなど一度電源を切ると消えることがあるので、なかなか思った通りの設定ができていません。なにか再現方法が分からず、まだ混乱しています。
今夜はAHDのモノクロモードで設定を確定できるかどうか試してみます
しかし、モノクロモード固定に設定すると、日中もIRフィルタが外れているので、太陽の直射が心配です。
ま、でも、この価格の製品なので、実験してみようがと思います。今日の日中は耐熱テスト向きの凄い快晴、猛暑日です。
説明: |
ZG2612C カラーモードでの流星
PZの測定では -1等 |
|
ファイルサイズ: |
69.8 KB |
閲覧数: |
56826 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Thu Aug 05, 2021 7:56 am 記事の件名: 夜間(と日中)の様子5 |
|
|
報告1
猛暑日に太陽が5時間程視野に入るような状態で、モノクロモードのIRフィルタ無しで動作させましたが、とりあえず、1日では壊れず、何の変化もありませんでした。
レンズ口径の小さい防犯カメラは結構丈夫なようです。
報告2
日中の動体検出では鳥が沢山撮れました。日中の連続観測をやると 鳥とか昆虫が大問題で、白昼流星は数万分の1の確率ではないかと思いました。
実用化のためには 鳥や昆虫を認識して排除するAIの開発が必要と思いました。
もちろん、大量に記録しておいて、火球があった時に記録がないか調べる使い方はできると思います。
鳥のキャプチャ例を載せておきます。レンズの品質のせいかもしれませんが、カラーCMOSのモノクロモードなので、画像処理されており、解像度は落ちてると思います。
今日は縦縞の誘導ノイズは少ないですが、処理された横縞ノイズは目立ちます
報告3
設定はまだうまくいきません、一昨夜と同じようにノイズ除去が掛かってコントラストが低いです。saveしておいても設定の後、一度ケーブル抜くと設定が変化しているかもしれません。 もう少し調べます。
-----
訂正です。
autoだとIR-LEDコネクタを抜いた状態でも 十分暗くなると明るさの変化でカラーとモノクロモードが自動変化しました。以前はextモードでも自動切り換えされたが、現状ではextモードでは変化しません。
どうも色々再現性がなくて、混乱の中です。
どうやら、設定は カラーモードとモノクロモードでは別で、
明るさの変化でカラーからモノクロに変わると sharpness と 3DNR は必ずautoに戻ってしまう ようです。
明るさが大きく変化するとカメラが自動調整しようとするのですが、この時にもManual設定がauto設定に変化するようです。
どうやっても、sharpness と 3DNRは継続的にマニュアル設定しておくことができません。あとコントラスト設定も問題なのですが、もはや、ミステリーに近いです。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
19.19 KB |
閲覧数: |
56754 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Fri Aug 06, 2021 8:49 am 記事の件名: 夜間(と日中)の様子6 |
|
|
ようやく設定方法が分かってきました。
ポイントは
-- 初期設定 --
(1)一度resetして工場出荷状態に戻す。
(2)Day/Nigheは auto モードにする
(3)Video setting を AHD 30 にする
--明るく、カラーモードになっている状態で
必要なら、日中用の設定をしてSave Exitする
--視野を暗くして、"カチ"という音でIRフィルタが外れた状態にして、以下を設定する
(4)AE の BRIGHTNESS を 1にする (全体の明度調整の目標値が背景になるのでこれを暗くする)
(5)IMAGE ENHANCE の CONTRAST を MANUAL の 11 か 12にする (暗い所が黒くなるようにする)
(5)IMAGE ENHANCE の SATURATE を MANUAL の 0にする
(5)IMAGE ENHANCE の 2DNRを MANUAL の 0にする
(SHARPNESS と 3DNR は設定しても 明度変化で 自動的にAUTOに書き換えられてしまうので設定は無意味)
メインメニューで SAVE/EXITする
こうすると IR_LEDを消す改造をしたカメラでも 夜間自動的に モノクロモードになり、背景を暗くして流星のコントラストが高い状態で観測できるようです。
残念ながら、SHARPNESSと3DNR を無効にする設定は保持できませんでした。
この設定の結果ですが、 昨夜は21個の流星を検出しました。これは他のWATECと大差ありません。 しかも UFOCaptureの日中夜間の設定切替機能で昼と夜の検出条件を変更することにより、24時間連続稼働が可能なようです。
ということで、ZG2612C は 超安価なモノクロ流星観測用カメラ(防水ハウジング、レンズ付き、日光シャッター不要) としてなんとか使えそうです。もちろん以下の問題点はあります。
(1)感度はWatec Neptune100などと同等
(2)解像度は1920x1080だが、カラーCMOS出力をソフト的に補間してモノクロ化しているため、シャープさはWatecと同程度がやや良い程度
(3)視野は 無改造ではfovh 78度固定
(4)3Dノイズリダクションと輪郭強調処理が実行されるので、精度が保証できず、厳密な意味での科学的測定には不向き。
(5)日中はカラーカメラとして通常使用可能だが、夜間カラーは感度不足で非実用的
(6)IR-LEDの発光を止める改造が必要
(7 )製品の詳細仕様は非公開で、短期間に変化してゆく可能性がある
全体がうまくいく状況になったら、このカメラを使った推奨システムを別トピックで紹介したいと思います。
-----------
ZG2612Cは 1080p とのことで、1/30露光の60p かと思っていましたが、なんと普通の30p でした。
ということで、ダブルフレーム問題はなく、現状のUFOCaptureHD2でそのまま処理可能でした。
60pの設定でも動いてしまうので、すっかり勘違いしていました。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
122.25 KB |
閲覧数: |
56698 回 |
|
説明: |
連続観測で カラーモードに切り替わった後の朝日とヒヨドリ? |
|
ファイルサイズ: |
53.32 KB |
閲覧数: |
56698 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Sun Aug 08, 2021 2:47 pm 記事の件名: IMX327 |
|
|
2台目のAHDの防犯カメラが届きました。こちらはIMX327 使用と明記されているものです。
Ali への注文でしたが、10日間程で届きました。
型番は AR-MHD8206RH となっていました。なんとメーカー名不詳です。
Aliの販売ページは以下ですが、いつまで有効か分かりません。 28ドル程でした。
https://ja.aliexpress.com/item/33027766191.html
IMX327 3.6mmレンズと明記されています。IMX291よりよかったというコメントもついていました。
使い方はZGと殆ど同じようです。
やばりIRライトは改造で消す必要がありますが、この機種は前側から分解すれば簡単にIRライトコネクタがぬけました。元に戻す時のパッキングは気を使いました。
メニューや設定ジョイスティックの様子などは少し違いましす。
メニューにて、この機種は Sharpness や 2DNR, 3DNR などを 明確にoff 設定できました。
ZGと同様にDay/Night をauto設定で、カラーモノクロが自動切替されます。その閾値も設定メニューにあり、この機種の方が詳細指定可能で分かりやすく思いました。
AHDキャプチャがまだ1つしかないので、ZGとのサイドバイサイドでのテストでできないのですが、今晩一晩観測してみて、結果を報告します。どうなるか楽しみです。
----
追記ですが、このカメラの設定用ジョイステックはRCAケーブルで延長できるので、もう1本ケーブルを使うとPCの所でAHDの画面を見ながら設定ができます。
推奨設定としては 画像処理の類は全部 off, auto で 暗くなった状態のB/Wモードで、Brightness を 11位に設定するといい感じだと思います。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
92.16 KB |
閲覧数: |
56624 回 |
|
最終編集者 SonotaCo [ Sun Aug 08, 2021 8:28 pm ], 編集回数 2 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Sun Aug 08, 2021 8:21 pm 記事の件名: AR-MHD8206RH フロファイル |
|
|
暗くなり、恒星が見え始めて、 AR-MHD8206RHの暫定のUA2カメラprofileができましたので、掲載しております。ZG2612Cと視野のおおよその大きさは同じですが、詳細は明らかに違うようです。COMS か lensかまたはその両方が違うと思います。
暗くなった直後の感想ですが、ZGより感度がはっきり良いように思います。profile でも 19時台で比較星が4等星程度まで検出できます。
輪郭強調やノイズ処理を全てoffに設定できるので、画面がとても自然です。
イメージ的にはWatec+6mmF0.8を少し視野を広げた感じです。
低価格で、画像加工がないので、これならWatecの代替として推奨できるかもしれません。 明朝の結果が楽しみです。
----------------------
夜間観測の結果は良好でした。以下に AR-MHD8206RHのまとめトピックを作りました。
https://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=4975
説明: |
AR-MHD8206RHの暫定のUA2カメラprofile |
|
ファイルサイズ: |
134.01 KB |
閲覧数: |
56595 回 |
|
最終編集者 SonotaCo [ Mon Aug 09, 2021 12:50 pm ], 編集回数 1 回 |
|
トップに戻る |
|
|
前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
|
日時: Mon Aug 09, 2021 11:47 am 記事の件名: |
|
|
SonotaCoさんへ
前田です。
新しい観測機器の試用レポートありがとうございます。
ペースが速くて、読むだけでもたいへんです。
でも、興味深いです。
ノイズは解決したのですか?
それほど詳しくは無いですが、ACアダプタなどを使っていればそれを換えてみてはどうでしょうか。
ACアダプタが原因の場合一つは、フェライトコアをつける方法もありますが、あまり劇的には聞かないようです。
また、カメラ本体は、金属ですか、プラスチックですか。
アルミでくるんでノイズが増えた場合、前者は、アルミでどこかがショートしてグランドループが発生した。後者なら、アルミの中にノイズ源があって、ノイズの輻輳が起きた? のかもしれません。あまり当てにしないでください。
話はかわりますが、私もAliの到着が最近速くなってきているように感じます。中国の進歩の早さを感じています。
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Mon Aug 09, 2021 12:48 pm 記事の件名: |
|
|
前田 wrote: | ノイズは解決したのですか?
それほど詳しくは無いですが、ACアダプタなどを使っていればそれを換えてみてはどうでしょうか。
ACアダプタが原因の場合一つは、フェライトコアをつける方法もありますが、あまり劇的には聞かないようです。
また、カメラ本体は、金属ですか、プラスチックですか。
アルミでくるんでノイズが増えた場合、前者は、アルミでどこかがショートしてグランドループが発生した。後者なら、アルミの中にノイズ源があって、ノイズの輻輳が起きた? のかもしれません。あまり当てにしないでください。 |
コメントありがとうございます。
ZG2612Cの縦縞ノイズは解決しません。ZGは筐体も足も金属製です。塗装とゴムパッキングがあるので゛どこまで導通しているか分かりません。
電源アダプタを変更してみましたが、殆ど変わりませんでした。ただ、設置場所には敏感で、アルミ箔巻いた時よりは小さい変化ですが設置場所を1m動かすと随分違います。
同じ状況で AR-MHD8206RH だとこの縦縞ノイズは全く出ず、ARの筐体と足は樹脂ですが、感度も取り扱いも色々良いので、ZGはもう使わないのではないかと思います。
なるほど、縦縞ノイズというのはビデオの水平同期信号の整数倍などの周波数なわけで、カメラ内部から出ているノイズの可能性が高いのかも と思いました。
配送の話ですが、Aliは早くなったのですが、最近日本のAmazonに頼んでも中国から発送されるものが増えてきたようで、"発送しました"から到着まで1週間以上かかるものが多く当惑しています。
--------
Aliをウロウロしていると 色々見つかります
https://ja.aliexpress.com/i/32948844304.html
IMX327のAHDボードカメラで 4mmF0.95付きで 36ドル -2ドルのクーポン付です
4つまとめて箱に入れてほぼ全天をカバーするシステムなどつくれそうです。
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Tue Aug 10, 2021 12:31 pm 記事の件名: AHD-USB3.0 キャプチャ |
|
|
AHDを直接キャプチャできるUSB3.0のデバイスを入手しました。なんとメーカーや型番不明です。
日本のamazonで購入したものですが、中国から配送されてきました。
購入リンクは以下ですが、いつまで有効がわかりません
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0963F8JL1/
価格は11.6k円でした。AHD-HDMIコンバーター + HDMIキャプチャよりは少し安いかもしません。
USB3.0のバスパワーで動作するUVCキャプチャデバイスで、他のUVCキャプチャデバイスと同時動作可能でした。ezcap U3 capture というデバイス名で認識されました。
AHD-HDMIコンバーターで変換した場合と少し色味が変化した気がします。解像度は殆ど変化が無いか、少し良くなったかもしれません。
電源不要で接続が簡単なので、AHDキャプチャをやる場合にはお薦めかと思います。
------
すみません 補足です
この機種はビデオ開始時に一旦ちらついてからビデオ伝送が始まります。
このため、UFOCaptureで監視すると 何か動体を検出して記録した直後に一瞬ブラックアウトするようです。これによって通常の設定だと 検出が無限に繰り返されることになります。
UFOCaptureHD2にはこのようなキャプチャ機器に対応するために、VIdeo triggerの所の Detect Level Noise Tracking の右に ignore blackout というチェックボックスがあります。これをオンにするとこのキャプチャ機器でも連続監視可能なようです。
今晩一晩これで監視してみてまた報告します。
------
一晩動作させましたが、ignore blackout の設定で、一応問題なく動作するようです。
しかしながら、起動時などに一度ブラックアウトするのが、どうも今一つです。
Ali を探したら、4chのAHD-USB3.0キプチャがあったのですが、 帯域から考えると USB3.0 では 1080pの4chは無理だと思うので、720pまでのようです。3チャネルまでなら1080pでも動くかもしれないのですが、購入する勇気がでません。
他に AHD-USB3.0 を見つけたいと思っていますが、当面は AHD-HDMI変換器を推奨したいと思います。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
73.38 KB |
閲覧数: |
56500 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
|