上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Fri Nov 20, 2020 5:44 am 記事の件名: 2020年11月19日4:30:33(JST)の爆発火球 |
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爆発火球の軌道・暫定値
<2020年11月19日4:30:33(JST)出現>
報告上田昌良
表題の火球が高知県の南海上上空に出現した。上田が軌道計算をした結果、初速(V∞)が71.7km/s±7.1km/sと高速だった。なお、この火球は双曲線軌道になったが、速度誤差が大きく太陽系外からの飛来とは言えない。また、この火球はどの流星群にも属さない散在流星だった。
この火球の撮影者は、奈須栄一氏(大分県、M20066)と上田昌良(大阪府、M20067)だった。火球画像を提供いただいた奈須には感謝を申しあげる。M20066は、静止画で上田が位置測定をしたところ、比較星の残差が0.12°だった。M20066火球の経路長が13.1°と十分に長く、精度良い軌道計算ができる残差だ。この火球の位置測定は「ペイント」で行った。これは火球の静止画がUFOAnalyzerV2やPhotoshopに取り込めなかったためである。そして、全経路が写っていたが、爆発した消滅点付近に雲があり、すこし残念だった。M20067は動画で発光点付近が写っていたが、爆発点などは写野外だった。
現在、この火球の爆発点の絶対光度が求まっていない。爆発点が写った動画が欲しい。暫定値の報告である。
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