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11月下旬?12月上旬のσうみへび群(HYD)、11月オリオン群(NOO)

 
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Fri Dec 04, 2020 9:52 pm    記事の件名: 11月下旬?12月上旬のσうみへび群(HYD)、11月オリオン群(NOO) 引用付きで返信

11月29日から12月2日にかけてσうみへび群(HYD)の活動が目立ったので、調べてみました。
11月29日以前は顕著な活動蒔認められませんが、29日から12月2日にかけては比較的よく放射点が集中しています。
それ以前の年はどうなのか私が観測を始めた2014年までさかのぼって放射点を確認しました。
いずれの年もこの期間急激に活動が活発化し、一般に言われる12月10日頃のピークに向けてだらだらと活動していきます。12月1日付近の活動は活動立ち上がりの頃のようです。
上田昌良さんは2014年のこの群の活動をまとめて、11月26日以前については放射点が拡散しているのでHYD群でないとしています。
http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=3455&highlight=HYD

ところで、同じ期間に11月オリオン群(NOO)の活動も顕著でした。こちらはこの期間を過ぎると活動は終息していくようで、代わってすぐ南にいっかくじゅう群(MON)の活動が見えてきますが、2日の段階ではまだ認められません。
NOOに関しては今まであまりまとめられた記事は確認されませんでしたが、上田昌良さんが天文回報に毎年詳しくまとめられています。

今日時点での流星群の活動について、まとまりのない考察でした。



HYD-NOO_RMAP.gif
 説明:
11月29日から12月2日の放射点分布

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 ファイル名:  HYD-NOO_RMAP.gif
 ファイルサイズ:  59.01 KB
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Sat Dec 05, 2020 1:47 am    記事の件名: 2020年12月3日輻射点分布 引用付きで返信

下田さん

たいへん興味深い分析ありがとうございます。
11月オリオン座流星群が毎年活発に活動しているのがよく分かります。

>11月29日から12月2日にかけてσうみへび群(HYD)の活動が目立ったので、調べてみました。
>11月29日以前は顕著な活動蒔認められませんが、29日から12月2日にかけては比較的よく放射点が集中しています。

これは今年限りのことですが、全流星数が29日が128個、30日が90個、1日が49個、2日が38個であるのに対して、28日が24個、27日が16個、26日が21個と29日の前3夜の流星数が
29日・30日に比べて非常に少ないというとは、やはり考慮しないといけないのではないかと思います。
全流星数はUFOOrbitV2のQ:1、dD:5での結果ですので、個数は異なるかもしれませんが、26日から28日までは、天候不良で同時流星数が極めて少ないことは確かだと思います。

私のほうは不精して調べていませんが、29日以前(の5日程度)の輻射点点分布図を同様な形で経年的に示していただけると論旨の説得力が増すのではないかと思います(自分が行わないで偉そうに書きましてすみません)。

12月2日は関東方面は天気が悪かったのかデータがほとんどアップロードされていません。私のところでは、総流星数(機材間の重複観測分を含む)で、1日300個、2日262個、3日305個と、2日は少ないですが壊滅的ではありませんでした。

12月3日は、まだまだデータが出そろっていませんが(もちろん1日、2日もそうですが)、現在で89個ほどの輻射点があり、現時点では、いっかくじゅう座流星群が明瞭に分かります(NOOをしのいでいる)。下田さんの図でも年によってMonが見えていますね。

うみへび群(HYD)については、今月の天文回報に小関正広さん(NMS会長)がSonotaCoネットとCAMSの結果を比較しながら興味深い結果分析を出されていますね。



2020年12月3日輻射点分布.jpg
 説明:
2020年12月3日の輻射点分布
まだデータが出そろっていないので、時期尚早ですが、参考まで
 ファイルサイズ:  88.57 KB
 閲覧数:  1284 回

2020年12月3日輻射点分布.jpg


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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Sat Dec 05, 2020 6:40 am    記事の件名: Re: 2020年12月3日輻射点分布 引用付きで返信

藤原さん

十分な考察にもなっていないレポートで申し訳ないです。
11月から12月にかけてのうみへび群は、長期的に確実な活動をしているので、データをまとめるのは面白いですね。今年の活動が特別なものではないことを示したかったということです。
確かに11月のオリオン群は想像以上に活動が顕著ですね。眼視観測でχオリオン群の存在が議論されていたことが思い出されます。
ふたご前のひと時はNOO、Hyd、Monが次々と活動するので楽しく見ていられますが、解析をするのは大変です。
あらためて上田さんの分析には頭が下がります。

1993年にうみへび群の火球が撮影されて、大塚勝仁さん、司馬さんなどとともにWGNに投稿させてもらったことがありましたが、その時はまだうみへび群の詳細な軌道は知られていなかったと思います。
1個の火球の軌道だけで報告ができた時から27年たって、観測の翌日に何個ものうみへび群の軌道が求まり議論できることは、夢のようです。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Dec 06, 2020 10:40 pm    記事の件名: 単なる感想ですが 引用付きで返信

下田さんへ
前田です。
NOOとHYDの輻射点分布をまとめた図を見ました。
毎年の類似点と相違点がよく分かります。

NOOとHYDの間の領域は、毎年輻射点がなくて、まっ黒な領域がひろがっていますね。
ここが、太陽に衝突するので、そのような軌道を取る流星が無い領域ですか。
NOOとHYDは、そこを挟んで並んでいる関係でしょうか。
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