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2020年11月29日01時34分10秒頃の火球
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投稿者 メッセージ
ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5069
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Sun Nov 29, 2020 11:39 pm    記事の件名: とりあえず、母天体候補です。 引用付きで返信

母天体候補を探しました。ほぼ間違いないと思います。ドンピシャリではないでしょうか。ただ、また、たくさんの候補があるのでなんとも言えません。


202011290134母天体候補.gif
 説明:
母天体候補
 ファイルサイズ:  5.53 KB
 閲覧数:  2670 回

202011290134母天体候補.gif



202011290134母天体候補.png
 説明:
母天体候補との軌道比較
 ファイルサイズ:  55.06 KB
 閲覧数:  2668 回

202011290134母天体候補.png




最終編集者 ts007 [ Mon Nov 30, 2020 6:04 pm ], 編集回数 1 回
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藤井大地



登録日: 2014.12.26
記事: 168
所在地: 平塚

記事日時: Mon Nov 30, 2020 5:48 am    記事の件名: 富士から見た様子と問い合わせについて 引用付きで返信

平塚と富士は残念ながら曇っていたのですが、空一面が明るくなりました。
富士は、火球が流れた方向とは反対にある富士山が明るく照らされていました。

またこの火球について、NHKと民放から問い合わせがあり、
・満月級の明るさで、末端で爆発的に光ったこと
・紀伊半島近辺で流れたこと
・今のところ隕石が残ったかわからず、かぎは光り終わった高度にあること
・火球や隕石の定義、落下頻度
・SonotaCoネットーワークによる観測と軌道決定の原理
・アマチュアが支える流星観測
などについてお話ししました。

記者さんの多くが火球の頻度や光り方に注目されていらっしゃっていて、最近火球が増えているのでは、という問い合わせが多かったです。
特段増えているわけではなく、意外と火球は流れている、とお伝えしました。



z20201129_013410_Shizuoka05_06_030s.jpg
 説明:
富士山を照らした瞬間。画像の下に見えるのが富士山です。
 ファイルサイズ:  53.46 KB
 閲覧数:  2594 回

z20201129_013410_Shizuoka05_06_030s.jpg


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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Nov 30, 2020 6:42 am    記事の件名: Re: とりあえず、母天体候補です。 引用付きで返信

ts007 wrote:
母天体候補を探しました。ほぼ間違いないと思います。ドンピシャリではないでしょうか。

親天体候補2014wo365について、以下が分かれば教えて下さい。
流星発生時刻の地球までの距離
今回の周回での地球最接近時刻と距離
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Nov 30, 2020 8:11 am    記事の件名: 引用付きで返信

ts007さんが入手して下さった奈須さんの画像の高解像度版(3456x2304)でプロファイルを作り直してみました。
超広角レンズにも拘わらず、400個以上の比較星に対して平均0.25ピクセルの誤差です。
スチルカメラならではの凄い精度と思います。



XXprof2.png
 説明:
水平画角 143度なのに恒星位置の平均誤差が0.01度です
 ファイルサイズ:  527.31 KB
 閲覧数:  2553 回

XXprof2.png



R90_XX2.csv
 説明:
R90も更新しておきますが、軌道計算結果はあまり変化しませんでした。

ダウンロード
 ファイル名:  R90_XX2.csv
 ファイルサイズ:  191 Bytes
 ダウンロード回数:  78 回

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fairbanks



登録日: 2019.08.25
記事: 32
所在地: 名古屋市

記事日時: Mon Nov 30, 2020 11:32 am    記事の件名: 引用付きで返信

名古屋市科学館の毛利です。
昨日昼から中部地域ローカルのTV3局、新聞2社から問い合わせがあり対応中です。
TV局には画像提供(カメラ位置、機種、比較用昼間映像)を依頼していますが、いつもどおり記者の方がデスクに確認するとダメが2社。あと1社は確認中です。

皆さんの解析情報がとても助かります。ありがとうございます。

_________________
名古屋市科学館 毛利勝廣
http://fairbanks-m.com
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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3089
所在地: 大阪府

記事日時: Mon Nov 30, 2020 12:58 pm    記事の件名: 静止画像の紹介 引用付きで返信

上田昌良です。
撮影者の田村さんのご好意でここへ報告します。この画像は5472×3648ピクセルもの超高解像度です。
高感度でこの画素数には驚きです。ただ、高解像度すぎなのか、UFOAnalyzerV2にはこの画像を取り込めませんでした。
Photoshopでは取り込めましたので、このソフトで位置測定をします。
撮影者:田村稔氏((愛媛県宇和島市)
撮影地経度緯度:132°33′54.6″ +33°13′03.3″
撮影機材:Canon: EOS 6D(GPS機能付) 5472x3648
SIGMA: 8mm/F3.5EXDG CIRCULAR FISHEYE
以上の個人情報は研究用にのみ使用ということで許可をいただいています。ファイル名はUA2用に変更しました。

追伸、奈須栄一氏の画像はご本人よりいただきました。こちらの画像はUA2に取り込めました。

画像が表示されません。あとから再度、添付してみます。しばらくお待ち下さい。

編集:ただいま帰宅しました。画像サイズが大きすぎたのですね。しかし、すごい時代になりましたね。画像を縮小表示しますと位置測定精度が悪くなりますので、
次のところへ掲載しました。ここからダウンロードしてください。
http://meteor.chicappa.jp/2020/2020_11_TVobs.html


最終編集者 上田昌良 [ Mon Nov 30, 2020 4:24 pm ], 編集回数 1 回
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Nov 30, 2020 1:41 pm    記事の件名: Re: 静止画像の紹介 引用付きで返信

上田昌良 wrote:

画像が表示されません。あとから再度、添付してみます。しばらくお待ち下さい。

横幅が1024より大きいものは フォーラム内では画像は表示されず、ダウンロードして表示する形になります。
UA2の対応画素数は 改版して対応したいと思います。--> UA2 V2.65 で 8192x4320 までに拡大しました
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3445
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Nov 30, 2020 4:32 pm    記事の件名: Re: 2020年11月29日01時34分10秒頃の火球 引用付きで返信

昨日は所用があって夕方になってニュースでこの火球について知りました。
すでに、SonotaCoさんや前田さんの解析がアップされた後でしたが、やはり消滅点高度が知りたいと、独自でNHKの情報カメラ画像を解析してみました。
SonotaCoさんが静岡と、四日市のカメラの位置を特定してくれてあったので、比較的容易に解析できました。四日市のカメラは良く特定できましたね。間違いないと思います。
四日市は同じところの2台のカメラに写っていたようで、別の目標物で計測しましたが、おそらく偶然同じ値になりました。
静岡は雲があって最後までは写っていないようです。
名古屋港の情報カメラは名古屋港湾会館屋上だと思われます。目標物がわかりやすく計測は容易でした。
ただ、山口岩国は岩国錦帯橋空港の情報カメラだとわかりますが、対象物がなく計測断念しました。
同じく愛知豊橋も撮影箇所がわかりません。画面左のアンテナの乗ったビルに心当たりのある方教えてください。どこか広い交差点の近くのようです。
ほかにも何か所か情報カメラに写っているようですが、まだ計測していません。

解析の結果、宮崎、大分からの経路に合致してきました。
問題の消滅点は、雲があった静岡を除くと高さ21--22kmとなり、隕石落下の可能性もありそうです。



.png
 説明:
対地経路
 ファイルサイズ:  416.69 KB
 閲覧数:  2427 回

.png



.png
 説明:
計測結果
 ファイルサイズ:  12.08 KB
 閲覧数:  2427 回

.png



02-1.jpg
 説明:
愛知豊橋の画像。画面左のアンテナの乗ったビルに心当たりのある方教えてください。
 ファイルサイズ:  90.88 KB
 閲覧数:  2411 回

02-1.jpg


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Nov 30, 2020 5:40 pm    記事の件名: Re: 2020年11月29日01時34分10秒頃の火球 引用付きで返信

Shimoda wrote:
愛知豊橋の画像。画面左のアンテナの乗ったビルに心当たりのある方教えてください。

撮影場所は nhk 豊橋支局
アンテナはその前にある ntt と思います。

特定作業は結構おもしろいですね。



NHK豊橋支局.jpg
 説明:
google map の衛星写真から
 ファイルサイズ:  317.5 KB
 閲覧数:  2390 回

NHK豊橋支局.jpg


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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5069
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Nov 30, 2020 5:48 pm    記事の件名: 一応私のやり方での測定と奈須さんの画像の高度を計算しました。 引用付きで返信

一応私のやり方での測定と奈須さんの画像の高度を計算しました。結構端なので収差をなくすために拡大してやってみました。火球のどこを測定するかで誤差が0.1から0.2度くらいになりました。また、暫定的な高度を求めてみました。山影の高度は、SonotaCo氏と大体同じです。増光点が69kmと下田さんのカメラの高度とよく一致していますね。他の軌道結果もあまり変わりませんでした。結果は、昨日に終わっていたのですが解析か3日分たまっていたので遅くなりました。この火球の軌道が、2020年11月29日22時00分40秒の火球とやや似ています。NAR群というのも近くにあるのですが、何か関連しているのでしょうか。


20201126013447Nasupara.gif
 説明:
一応私のやり方での測定と奈須さんの画像の高度
 ファイルサイズ:  202.63 KB
 閲覧数:  2384 回

20201126013447Nasupara.gif



B20201129_013409TMAP.gif
 説明:
NAR群というのも近くにある
 ファイルサイズ:  29.62 KB
 閲覧数:  2363 回

B20201129_013409TMAP.gif


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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2718
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Mon Nov 30, 2020 6:55 pm    記事の件名: 室生観測所からの画像 引用付きで返信

奈良県宇陀市の室生観測所(Nara03)に私が設置している4台のビデオカメラにはこの火球は写っていなかったのですが、ルーフの上に設置している「お天気カメラ」のほうに視野の端にですが写っていました。

全天カメラなのですが、ハウジングの関係で一部けられています。晴れているときには2等星は確実に見えています。

このカメラを設置・運用されている磯部健さんから、今日、画像を送ってもらいました。SonotaCoネットに転載の許可も得てあります。動画はSDカードへの書込みの関係かコマ落ちしてとびとびになっています。

思ってより天気は悪くなかったのか冬の大三角が写っています。普段は15fps程度で動いているようで、私のところからもリアルタイムで見ることができます(お天気チェック用です)。



20201129_013410室生火球A_02_x264-C_Stack39.jpg
 説明:
動画をスタックした画像 作成:熊森照明さん
 ファイルサイズ:  159.81 KB
 閲覧数:  2346 回

20201129_013410室生火球A_02_x264-C_Stack39.jpg



20201129_013410室生火球A_02.mp4
 説明:
室生観測所全天カメラ 動画

ダウンロード
 ファイル名:  20201129_013410室生火球A_02.mp4
 ファイルサイズ:  6.72 MB
 ダウンロード回数:  92 回

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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3445
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Nov 30, 2020 8:28 pm    記事の件名: Re: 2020年11月29日01時34分10秒頃の火球 引用付きで返信

SonotaCoさん場所を特定していただきありがとうございました。NTTビルが背景のビルと重なって、GooGleのアンテナと形状が変わっていたということのようです。
豊橋の測定も終わりましたので、再度結果を張り付けます。やはり消滅高度は20--22kmで隕石落下が期待できますが、海ポチャでしょう。



2.png
 説明:
対地経路
 ファイルサイズ:  429.06 KB
 閲覧数:  2354 回

2.png



2.png
 説明:
計測結果
 ファイルサイズ:  13.67 KB
 閲覧数:  2354 回

2.png


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Nov 30, 2020 9:12 pm    記事の件名: すばらしい早さですね 引用付きで返信

前田です。
皆さんの解析力すばらしいですね。
昨日から時々アクセスして、どんどん情報が増えるのを楽しみました。


私のカメラは、これまでの経験では地平線付近では2度ぐらいのずれがあります。
近距離のカメラからの情報の方が精度は高いと思います。

大阪より西は、まだまだ観測が手薄ですね。
どの空域は何台ぐらいのカメラが監視できているのか知りたくなりましたが、
簡単に実現するにはどうしたらよいのでしょうか。
各観測者のカメラのプロファイルの*.xmlを集めて、同時に表示できればよいのでしょうが、個人情報が含まれていて公開アップは難しいですよね。

以前にやったように観測エリアをそれぞれがアップするぐらいでしょうか。
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5069
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Nov 30, 2020 10:10 pm    記事の件名: NAR群と判定されたものと比べました。 引用付きで返信

NAR群と判定されたものと比べました。白いのが今回の火球です。SNMのデータで調べたら毎年5個程度の出現があるようです。また、ωとNODEが180度違うものも年に数個ありました。関連しているのでしょうか。


B20201129_013408TMAP.gif
 説明:
輻射点
 ファイルサイズ:  6.75 KB
 閲覧数:  2305 回

B20201129_013408TMAP.gif



B20201129_013408OMAP.gif
 説明:
軌道図
 ファイルサイズ:  10.56 KB
 閲覧数:  2305 回

B20201129_013408OMAP.gif


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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Dec 01, 2020 7:43 am    記事の件名: Re: すばらしい早さですね 引用付きで返信

前田 wrote:

どの空域は何台ぐらいのカメラが監視できているのか知りたくなりましたが、
簡単に実現するにはどうしたらよいのでしょうか。
各観測者のカメラのプロファイルの*.xmlを集めて、同時に表示できればよいのでしょうが、個人情報が含まれていて公開アップは難しいですよね。

以前にやったように観測エリアをそれぞれがアップするぐらいでしょうか。

2019年のSNMで使用されていたカメラの総数は157台で、最大の 同時観測カメラ数は10台でした。
現状の視野図を重ねると密な所は何かなんだか分からない図になりそうで、何か特別な観測濃度を表すようなツールが必要な気がします。
とりあえずは、以下のような同時観測結果から想像するしかなさそうに思います。



B20201101_GMAP.png
 説明:
2020年11月の同時観測結果 Q1: 3538 流星
(CSVハブデータ)
 ファイルサイズ:  194.18 KB
 閲覧数:  2204 回

B20201101_GMAP.png


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