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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Tue Nov 24, 2020 7:06 am 記事の件名: 2020年11月23日23:46:41(JST)の爆発火球 |
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件名の-5.3等で爆発した火球が出現しました。爆発点の高さを調べたいので、この火球を撮影されました方、M*****A.XMLファイルを提供してください。
送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
なお、送付の時は前記アドレスの (at) を @ に変えて下さい。
11月末までに送付いただければうれしいです。
この火球は、NTA, STA, OER, IARの各群を串刺しにしています。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12653 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Nov 24, 2020 2:26 pm 記事の件名: Re: 2020年11月23日23:46:41(JST)の爆発火球 |
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ほぼ同時刻の東京から見て南西の流星がTokyo8で記録されています。
雲の中で一部が見えておらず、同じ流星かどうか定かでないです。
同一流星の確認のためにも、早めにMCSVをお願いします。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Tue Nov 24, 2020 7:44 pm 記事の件名: この火球は、おうし座北流星群(NTA)でした |
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データを同時流星計算ハブへ報告しました。
こちらで計算をしますと、SonotaCoさんのと同時流星でした。かなりの遠距離です。
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3694 所在地: SHIOJIRI
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日時: Tue Nov 24, 2020 10:20 pm 記事の件名: Re: 2020年11月23日23:46:41(JST)の爆発火球 |
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長野県塩尻市からの画像です。
同じ流星ですね。データを上田さんに送ります。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Nov 28, 2020 11:21 am 記事の件名: |
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宮崎の前田です
晴れていましたが、写っていませんでした。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Mon Nov 30, 2020 7:37 pm 記事の件名: 軌道計算結果 |
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爆発点の高さ
<2020年11月23日23:46:41(JST)出現>
報告:上田昌良
概要
和歌山県の南海上上空に出現した表題の火球は爆発していた。その高さを計算したところ68.3kmだった。この火球は、絶対光度で-6.0等の明るさで、おうし座北流星群(NTA)に属していた。NTAの爆発火球は珍しいので貴重な同時火球が得られたことになる。
1. 撮影者
この火球は次の諸氏が撮影した。
SonotaCo(東京都、M20068)、増澤敏弘(長野県、M20069)、米口一彦(石川県、M20070)、上田昌良(大阪府、M20071)
4名とも動画であるが、M20068は提供していただいたファイルの中身を見たところ2160×3840ピクセルの高解像度の動画だった。これぐらいの高解像度だと流星の位置測定は精度がものすごく良い。このような動画が得られる観測網で隕石火球が捉えられたら、、、、
おっと、話を戻して、M20068では爆発点が雲に隠されてしまっていて、少し残念だった。
2. 爆発点の高さ
爆発点が写っていた3か所の高さは、M20069が68.3km、M20070が68.0km、M20071が70.0kmと計算の答えが出た。この火球は、フレーム間の時間が1/60秒であり、その間に高度を0.5km下げている。つまり高さの決定の限界値が0.5kmである。今回の火球の爆発点と撮影地の距離は、M20069で393km、M20070で364km、M20071で168kmだった。それから、見かけの光度が、M20069で-3.1等、M20070で-2.5等、M20071で-5.4等だったので、遠かった前の2か所が明るくなくて、爆発点の光芒が大きく拡がらず、位置測定が容易だったので高さがほとんど一致したと考えている。
3. 謝辞
今回の火球の流星位置データを提供していただいたSonotaCo氏、増澤敏弘氏、米口一彦氏にお礼を申しあげる。
※11月末まで、この火球の情報収集を行う予定でしたが、これ以上集まらないだろうと判断し、早めに締め切り軌道計算を行った。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Sat Dec 05, 2020 7:44 am 記事の件名: Re:軌道計算結果 |
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爆発点の高さ その2
<2020年11月23日23:46:41(JST)出現>
報告:上田昌良
この火球は、田村稔氏(愛媛県、M20072)も撮影していたことが分かりました。M20072は超高解像(5,472×3,648)の静止画です。魚眼レンズによる円形の写野ですが画像解像度が大きいため良い位置精度が期待できます。
M20072を Photoshopで測り、mexy4(上田昌良作)で位置を計算しますと、火球近くの比較星の残差が0.10°との好結果がでました。軌道計算の結果、M20072の発光点の高さが88.1km、消滅点の高さが71.6kmでした。撮影地から火球までの距離が308kmと遠く、撮影地での仰角が+15.3°から+12.5°で低空に写っていました。最大光度の高さが75.1kmでした。このことから発光点は写り始めの点、消滅点は写り終わりの点とした方がより正確な表現です。
M20072は写野の端に写り、その写った経路長が2.85°の短いものでしたが超高解像の静止画であったため、十分な実経路決定ができました。
なお、田村氏には、私の判断ミスで何度も問い合わせをしてしまいご迷惑をおかけし申しわけありませんでした。また、火球画像等の提供をしていただき感謝申しあげます。
UFOAnalyzerV2 v2.65で火球の位置測定をしようとしましたが、比較星の位置合わせがどうしてもできませんでした。円形写野の場合工夫がいるのかも、再度、時間のあるときにじっくりとやってみます。
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