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望遠TV観測
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投稿者 メッセージ
前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Nov 16, 2019 11:04 pm    記事の件名: 光度分布比較 引用付きで返信

前田です。
だいぶ観測最適パラメータも分かってきたので、再度光度分布を求めてみました。

天気のよかった11月15/16の結果です。シャッター速度は1/250s。
6mmは56個で平均2.5等
200mmは、30個で平均4.1等
でした。
UFOanalyzer値で6等の流星も捕らえられました。7等は無理のようです。

流星の出現位置は
++ 14個
+ー 8個
ー+ 8個
ー+ー1個
++が増えて、ー+ーが少なくなりました。



6mm200mm光度分布比較.png
 説明:
 ファイルサイズ:  363.91 KB
 閲覧数:  5813 回

6mm200mm光度分布比較.png


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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Sun Nov 24, 2019 11:45 pm    記事の件名: 50mmと85mmの比較 引用付きで返信

こちらでは、50mmと85mmの比較をしてみました。藤原さんや前田さんのような望遠ではありませんが比較してみました。相変わらずa7sをSDにコンバートしています。明るいのは、ほぼ同時になっています。


20191111_21_50_85comag.gif
 説明:
50mmと85mmの比較
 ファイルサイズ:  8.68 KB
 閲覧数:  5729 回

20191111_21_50_85comag.gif



B20191111_50GMAP.gif
 説明:
50mmの同時流星
 ファイルサイズ:  161.92 KB
 閲覧数:  5729 回

B20191111_50GMAP.gif



B20191116_85GMAP.gif
 説明:
85mmの同時流星
 ファイルサイズ:  160.57 KB
 閲覧数:  5729 回

B20191116_85GMAP.gif


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Nov 30, 2019 11:50 am    記事の件名: 引用付きで返信

ts007さんへ
前田です。
35?フィルムフォーマットの50?と85?の比較ですね。このあたりが流星の数を稼ぐなら一番良いレンズですね。

F値やISO感度など条件をもう少し詳しくお願いします。

また、それぞれのレンズは別の日に観測しているようですが、表の流星数というの、
なんですが、これを基準にしているようですが。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Dec 01, 2019 7:03 pm    記事の件名: 400mmレンズでの観測 引用付きで返信

前田です。

望遠レンズでの観測の感覚も分かってきたので、400mm(借り物)で観測して見ました。

SONYα7s(FHD)+マウントアダプタ+CanonFD400mmF2.8

最初の図はシャッター速度別の流星像です。
1/60は、静止画のみしか残らなかった時に人工衛星と区別が付かないのでよくありません。また、痕の影響も受けます。
1/125では、明るい流星では痕で繋がってしまうようです。
1/2000と1/8000は、流星をぶれずに写せるかのテストです。だいたい止まる用ですが、このあたりは、もう少したくさん撮って比較してみます。


次の表は、撮影パラメータのリストです。
以前載せたのと同じで、Watch(SDビデオ)+6mmレンズでの撮影数を比較に載せています。
DetectSizeを4にするとノイズの検出が減ってメモリ的にはよいようです。
また、DetectLevel25程度がノイズの影響を減らせるようです。11月30日は高いすが、これは、薄明中の値で、夜はもっと下がっています。
4Kでも少し試しましたが、ノイズが増加するのでやめました。
シャッター速度が1/1000sを超えると撮影数が激減するので、パトロールには使えません。

最後はこれまでの3種のレンズ+全天カメラの光度分布の比較です。
光度はUFOAnalzerの値です。
これまでの1/1000sより短いシャッター速度の観測を除いたすべて
データを使っています。観測数が違うので全体を1に規格化してあります。
レンズの焦点距離が長くなるにつれて暗くなるのでよい感じですが、
藤原さんの光度分布をみると85mmで4等と5等が等しく、
200mmで5等と6等が等しいぐらいなので、撮影数を考えると
85mmで観測した方が、5等の流星を観測するなら効率がよいことになり
ます。
レンズの焦点距離を伸ばすと、流星の角速度も比例して増加するので
暗い流星を撮るにはあまり向いていないのかも知れません。中望遠の明るい
レンズの方がよいかもしれません。



400mm1130.jpg
 説明:
角速度の違いがよく分かります。
UFOAnalyzerの角速度の値は、少しおかしいことがあるようです。
 ファイルサイズ:  52.92 KB
 閲覧数:  5659 回

400mm1130.jpg



400mmtable.png
 説明:
400mmでの観測パラメータ
ノイズが多いと、トリガがかかった後にdetectが止まらずに、maxを超えて静止画のみの保存になります。
 ファイルサイズ:  20.01 KB
 閲覧数:  5659 回

400mmtable.png



20191201.png
 説明:
6mmレンズは11月分全体で、N=826
200mmレンズは195個
400mmレンズはまだ48個
全天カメラは10,11月分全体で、N=255
 ファイルサイズ:  40.89 KB
 閲覧数:  5659 回

20191201.png




最終編集者 前田 [ Sun Dec 08, 2019 9:22 pm ], 編集回数 1 回
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Dec 02, 2019 8:39 am    記事の件名: Re: 400mmレンズでの観測 引用付きで返信

大変興味深い実験結果見せて頂きありがとうございます。

望遠観測での高速シャッターは速度測定の精度を革命的に向上させるかも と感じました。

レンズ別光度分布は、なんとなく想像していたものの実際の様子がとてもよく分かります。
暗い流星はどんどん増えるわけでもなく、かつ無くなるわけでもなさそうですね。
このままもっと望遠にしたら、どこまで捉えられるか大変興味があります。

暗い流星の検出数が減るのが、どこまでが検出感度の問題で、実際の分布はどうなのか という点を示せそうな気がします。
さらには、ある程度以上軽いチリは発光しない とか、チリの重さの分布はどうなっている とかを 実際の空で調べることへの期待もあります。
昨今、大型望遠鏡での流星観測の話もあると思うので、話が盛り上がるかもと思います。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Dec 03, 2019 10:18 pm    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCoさんへ
前田です。
レスありがとうございます。

焦点距離が伸びるとそれに比例して精度は上がるとは思うので、
35mmレンズに較べれば、400mmは10倍は速度の誤差が小さくなると思います。
ただ、そこだけ小さくなっても、総合的に軌道を求めたときにどうなるかは、
複雑でよく分かりません。

400mmF2.8 は口径143mmの望遠鏡に相当するので、明るい20cmや30cmの反射望遠鏡にカメラを付けるとどうなるかですね。眼視観測されている方はおられます。

角速度に関しては、UFOAnalyzerで、よく分からないところもあるので、
また、まとめて質問します。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Dec 08, 2019 9:16 pm    記事の件名: 角速度の検証 引用付きで返信

前田です。
今週末は、焦点距離の長いレンズでのUFOAnalyzerの解析がどのように行われているのか、調べていました。
地味なテーマですが、通常のレンズの解析にも何か改良のヒントがあれば、よいのですが。
少し長いですが、備忘録も兼ねて書いておきます。

20個程度の望遠レンズで撮った流星を、角速度に重点を置いてチェックしてみた。
角速度は、焦点距離の長いレンズでの群判定に非常に重要です。視野の狭いレンズで、輻射点の方向から飛来する散在流星を、角速度で群の検定ができるからです。

まずは、流星画像を並べてみました。
400mm+α7s、FHD  59.97fps、シャッター速度 1/125s
今回は、見やすいようにベースを明るくし、コントラストをあげて画像処理をしてあります。

○画像を見てきれいに撮れていて、継続時間の長めのNo.17 の解析結果をフレーム画像と比較して、見てみました。
表1,2
UFOAnalyzerのマニュアルp49に解説があるが、表1の右半分ぐらいの意味が私はよく分かっていない。
SonotaCoさん、もし時間があれば、解説お願いできますか。

 ->は、流星像の広がりの範囲を表しているのか?
 この表のavとはどういう条件で求めた角速度なのか?
これ以外にも、もかなり推測で書いた部分が以下にもあります。

○次に、1/125sにもかかわらず、流星が繋がっているNo.7 の結果を見てみた。
つながると言うことは、流星に速度の速い部分と遅い部分が存在していることになり、速度を正確に決めのが難しそう。

○続いて、UFOAnalzerで求められた角速度がどのような性状の流星でも、適当に求められているかを調べた(表5)
記号の説明は、図の説明欄に。

SonotaCoさんへ、*.txtのMsmで求めたAVのsdは、*.csvに格納されていないでしょうか、探しきれませんでした。
あると、精度の悪い流星を除く時に有効と思うのですが

表5のコメント
流星の形状によってAnalyzerの角速度の誤差が大きくなるのかと思っていたが、そのような傾向は見られず。
これは、先のNo.7の流星のように、痕の出現や流星が崩れて形状が不鮮明になるのは、経路後半のことが多く、
角速度は、経路中央で決めているので、影響がでていないようだ。
明るい流星で経路中央ですでに痕などが出た流星ではどうなるか分からないが、焦点距離が長いレンズだとめったに出現しないので、あまり考えなくてよいか。

(画像から求めた角速度の方が、正確なわけではないが、人間の目で計測したので大きなミスは無いという仮定で)
誤差の大きかった13,19,24の流星は、経路長(sN)が4より短い流星が2つ、それらは、暗い6等台の流星。
暗い流星の解析には注意、同様に明るい流星でも発光点、消滅点付近の暗い部分は精度が落ちていることが多い感じ。

一見条件のよい13は、AVのSDが大きい。解析時に何らかのトラブルがあったようだ。(後述)
ただし、SDが大きいものが、必ずしも角速度が悪いわけでもない。


○最後に、No.13の角速度のAnalyzerの解析結果を載せる。(表6)
Apcでの角速度の値が前半と後半で全く異なる。
この流星の画像はfno=37で視野外にでて、その後残った淡い痕とノイズを検出して、ほとんど角速度が0の値を出力していることが
分かった。それらを平均してしまったので、角速度がとても小さな値が得られていた。
前半の11.5程度の値は、画像から求めた角速度とほとんど一致していた。
このような誤解析は、通常のAnalyzerのチェックでは、気づくのは難しいと思われる。

全体としては、UFOAnalyzerは焦点距離が長くなっても十分に解析してくれるが、観測時間の短い流星と暗い流星は通常の観測と同様に角速度の値はかなり信頼が低くなる。
今回の少ない統計だが、5フレーム以上の流星では、15個中1個(9%)誤解析となった。

追記
表4が最後になってしまっています。



image20191130b.jpg
 説明:
*P.bmp から切り出して、画像処理して並べたもの
2019年11月30日観測の一部
 ファイルサイズ:  95.91 KB
 閲覧数:  5555 回

image20191130b.jpg



17_1b.png
 説明:
表1 No.17 流星位置計算の表
fno=48 はフレーム落ちしたわけではないがこの表にでていない。
fno=51は暗くて検出されなかったのか。
 ファイルサイズ:  1.58 MB
 閲覧数:  5555 回

17_1b.png



17_2a.png
 説明:
表2 No.17 角速度の表
Apcは、fno=46以後は乱れる
Average pole correctionとMinmum square Methodがほぼ一致
Msmのfno=40を角速度として以後使用
Msmのsdがほぼ単調に増加しているのが不思議
 ファイルサイズ:  1.18 MB
 閲覧数:  5555 回

17_2a.png



7_1b.png
 説明:
表3 No.7 流星位置計算
fno=32 は2つに分かれている。一方は非常に暗い点で無視してよい?
その影響でfno=33のavが非常に大きくなっているようだ
fno=43以降は繋がって見えている。
 ファイルサイズ:  1.31 MB
 閲覧数:  5555 回

7_1b.png



table20191130.png
 説明:
表5
観測は400mmレンズで59.94fps、シャッター速度1/125sで行った
SNは、image20191130b.jpg の番号
UFOAnalzerV2.48 を用いて解析し、*.csvと*.txtで出力されたデータを記入した。stillのみは、動画が得られず、解析できなかった流星
SDは、*.txt中のMsmで求めた角速度を求めた時のsd値
画像よりの2行は、位置は発光点と消滅点が視野の中(+)、外(?)かを表す。
角速度は、*P.bmp画像より、簡易的にfovhより、ピクセルあた
 ファイルサイズ:  75.92 KB
 閲覧数:  5555 回

table20191130.png



13AV.png
 説明:
表6
No.13の角速度のAnalyzerの解析結果
 ファイルサイズ:  720.73 KB
 閲覧数:  5555 回

13AV.png



7_2.png
 説明:
表4 No.7 角速度
Average pole correction(Apc)では、fno32までと、fno=35以降で角速度が異なっている。
このfno=37の速度がこの流星の角速度として採用され、後の軌道計算に使われている。
 ファイルサイズ:  211.46 KB
 閲覧数:  5555 回

7_2.png


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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Dec 09, 2019 7:50 pm    記事の件名: Re: 角速度の検証 引用付きで返信

長文の検討、コメントありがとうございます。
まず、全体の状況ですが....
角速度は初代UFOAnalyzerの頃色々実験したものの、誤差と誤りと思われる例を十分に減らすことができなかったため、軌道計算用としての使用を諦めた経緯があります。
UFOAnalyzerV2以降は、軌道計算用の観測速度はUO2の同時観測計算上で始点終点間実距離と時間から求めており、角速度は用いていません。
角速度はUA2における単点観測での群分類でのみ用いています。
また、これらのアルゴリズム開発では、標準から広角レンズの30fpsを念頭にしていました。そこでは、大多数の流星が3-4フレームと短いもので、
不良サンプルを無視すると計算できなくなるケースも多く、不良サンプルを検出してそれを計算から除外するという処理をあきらめざるを得ませんでした。
そんな状況の中、全体の同時観測数が増えるにつれて、単点での観測は置き去りにされ、角速度の計算方法は途中で放棄された感じで、未熟な状態のままになっています。
今回の長焦点高フレームレートの観測を見て、開発当時とは全く違う非常に多いフレーム数と明確な流星像からそれらを使えば遥かに精度の高い角速度計算方法が作成可能だろうと思った次第です。

以下、一部わかる所を回答しておきます。
前田 wrote:
表1の右半分ぐらいの意味が私はよく分かっていない。SonotaCoさん、もし時間があれば、解説お願いできますか。

単純な角速度は極めて大きくばらつくため、UA2での角速度計算ではまず平面化補正という補正をしています。
平面化補正とは、流星経路を直線と仮定し、まず、最小二乗法で全観測方向列と観測点を含む平面を決定し、この全ての観測方向がこの同一平面上に位置するようにその誤差を補正するものです。
観測方向には流星の進行方向とそれに垂直な方向の2つの誤差成分があるわけですが、その垂直成分は 直線なので同一平面上になるはずで0にできる という理屈で補正できるわけです。
この補正の様子をデバックするために出力しているのが表1で 矢印の前が補正前、矢印の後が補正後で各点毎にその補正量が出ています。
らなみに流星の進行方向についてはこれも最小二乗法で均一にするようなロジックになっていますが、本来角速度はサインカーブで変化してゆくものなので、本来はサインカーブのフィッテングをすべきでとは思うのですが、それは確かやっていません。
また、不良サンプルを検出してそれを計算から除外することは極めて有効とは思うのですが、当時の観測条件ではそれが可能な長経路観測がわずかしかなく、大多数の精度向上には殆ど効果がなさそうなので、やりませんでした。

前田 wrote:
SonotaCoさんへ、*.txtのMsmで求めたAVのsdは、*.csvに格納されていないでしょうか、探しきれませんでした。

前述のようにAVは以降全く使わないのでその誤差関係の値はcsvには入れませんでした。

ということで、観測速度の決定は未だ問題だらけです。最新の機器を使えばエポックメイキングな精度をもたらすことも可能だろうと感じています。
ちなみに、私の方は宿題の山が高くなるばかりで、当分の間とても手がまわりそうにありません。
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Dec 09, 2019 11:37 pm    記事の件名: 85mのFHDでの同時流星 引用付きで返信

85mのFHDでの観測を昨晩から本格的に始めました。同時流星が私の単点の80個中27個同時です。INOUEさんと26個と殆ど同時でした。視野は、半分なので同時になるのは、少ないですがほぼ位置合わせで来ました。軌道一覧を見てもわかるようにとても精度よく求まっています。たまに、交差角か短経路で悪いものも見られます。


B20191208_GMAP.gif
 説明:
グランドマップ
 ファイルサイズ:  169.04 KB
 閲覧数:  5520 回

B20191208_GMAP.gif



B20191208_RMAP_Rg.gif
 説明:
輻射点分布
 ファイルサイズ:  13.14 KB
 閲覧数:  5520 回

B20191208_RMAP_Rg.gif



B20191208_OMAP.gif
 説明:
軌道
 ファイルサイズ:  16.48 KB
 閲覧数:  5520 回

B20191208_OMAP.gif



20191208orbit.gif
 説明:
軌道一覧。10個分。
 ファイルサイズ:  59.9 KB
 閲覧数:  5515 回

20191208orbit.gif


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Dec 14, 2019 8:59 pm    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCoさんへ
前田です。
コメントありがとうございます。たいへん参考になります。
いくつか確認したりしていて、平日は時間が取れず、返事が遅れました。


>全体の状況
各観測地の角速度を用いて、軌道計算の(Vg)を求めているものと
勘違いしていました。


>UO2の同時観測計算上で始点終点間実距離と時間から求めており
そうですか。これなら、フレーム落ちがあっても速度には影響は少なそうですね。

>角速度はUA2における単点観測での群分類でのみ用いています。
この点、上にも書いたように、始めて知りましたが、今回の目的としては、
そこが知りたいところです。
今、単点観測での望遠観測での群判定に興味を持っています。流星経路内での角速度変化がきれいに求まった場合、1点観測からの輻射点予想位置が、
群流星を見ていると、割と上手く決まっている感じがしました。(それでも
輻射領域の5度円内になることは少なく、系統的に行き過ぎる感じがあります。ひょっとすると、後の方に書いてあったようにsin近似か直線近似の差か?)

これまで望遠レンズを使ったTV観測はほとんどが既知の輻射点方向を狙ったもので、任意の方向を向けたパトロール観測は、TVでは行われていません。
(眼視ではありますが。他には、藤原さんと上田さんの間で200mmどうしの同時観測がおこなわれていました。一部発表されていましたが、全容がどうなったのか、はっきり知りません。)
パトロール観測をもし行った場合、単に流星数が増えただけでは面白くなく、
RPの位置や群の速度まで知りたいと思います。そのために1点観測の角速度決定が重要と思った次第です。

ビデオ画像が高精細化したこともあり、新しい角速度計算プログラムができるのなら、とても期待したいです。(人任せですみませんが)

>単純な角速度は極めて大きくばらつくため、UA2での角速度計算ではまず平面化補正という補正をしています。

この話は、UFOAnalyzerの開発の時に出ていたのはよく覚えています。

>この補正の様子をデバックするために出力しているのが表1で 矢印の前が補正前、矢印の後が補正後で各点毎にその補正量が出ています。

この点は、私の理解度を超えていますが、結局その補正を行った後の角速度が
avに表示されていると理解しました。

>前述のようにAVは以降全く使わないのでその誤差関係の値はcsvには入れませんでした。
なるほど、角速度から速度を求めていないので、*.csvに無かったんですね。
いろいろ、昔の話までありがとうございます。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Dec 14, 2019 9:04 pm    記事の件名: 85mm 観測 引用付きで返信

前田です。
ts007さんへ
85mmは、焦点距離が長いので、精度がよくなるのはわかります。INOUEさんのカメラも85mmなんですか。
この軌道図では精度がよいかよく分からないと思います。
昔のカメラでの同時観測と較べて、どの数値がよくなっていますか? やはり速度だと思うのですが。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Jan 11, 2020 11:08 am    記事の件名: 3平行流星 引用付きで返信

宮崎の前田です。

200mmレンズで、3つの流星が平行に飛んでいるところを捕らえました。
望遠レンズにすると、多分ノーマルのレンズに較べて捕らえる数が
増えるとは思っていましたが、以外に早く検出できました。
UAでは、1個の流星として解析され、2.6等、0.8秒、5.8度/s aHyと判定されています。

タイトルは平行と書きましたが、経路が進むに従って、間隔が広がっているように見えます。

詳しい角度や距離の計算は時間があれば、後ほどします。



M20200109_040917_JPMZ1_HTPtrim100p.jpg
 説明:
200mmF1.8 +SONYα7s
1920x1080 60p 1/125s露出
ピクセル等倍でトリミング
 ファイルサイズ:  19.19 KB
 閲覧数:  5380 回

M20200109_040917_JPMZ1_HTPtrim100p.jpg



M20200109_040917_JPMZ1_HT.mp4
 説明:
動画です
Fovhは10.5度で、それほど狭視野ではありません

ダウンロード
 ファイル名:  M20200109_040917_JPMZ1_HT.mp4
 ファイルサイズ:  213.32 KB
 ダウンロード回数:  196 回

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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Jan 13, 2020 7:47 am    記事の件名: Re: 3平行流星 引用付きで返信

前田 wrote:
200mmレンズで、3つの流星が平行に飛んでいるところを捕らえました。

これは凄いですね。流星の高解像度クローズアップ撮影という新分野かもしれないと思います。今後が何が撮れるかとても興味深いてす。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Jun 07, 2020 12:59 am    記事の件名: 4K200mmと400mmは、分解能はどう違うのか? 引用付きで返信

前田です。
タイトル通りの疑問が浮かんだので、調べてみました。
春頃に、思いついたのですが、なかなか天候も良くなく、時間がかかりました。

観測条件は、
400mmF2.8 FHD 60p ISO128000 1/125s

200mmF1.8 4K 30p ISO 64000 1/125s
を同じ方向に向けて観測し、同じ流星を比較してみました。
しかし、設定をミスって、4Kのsaveを通常のSSDにしてしまい
フレーム落ちが多いです。

結果は、画像にまとめました。

画像処理
どちらもピクセル等倍で切り貼り後、まとめて、反転しコントラストを上げて見やすく加工して、最後に2/3 に縮小してJPEGで圧縮してあります。
従って、200mmと400mmの画像は、同じ条件で画像処理されています。

わかったことは、
分解能的にはほとんど変わりない
200mmの方がこの条件では、星はよく写るが、ノイズはかなり多い
流星数は、この日は200:400=9個:12個で、400mmの方が多かった
平均光度は、200:400=5.1等:5.7等
400mmは、視野が狭いので、全経路写る流星が少ない

予想
200mmはノイズが大きいので、暗い流星は検出されにくい。
同じFHDで比較すると、経験では200mmの方が、約2倍流星数は多く写る。それを考えると今回200mmFHD でもし観測していたら24個ぐらい撮れてもよいが、それが、約1/2から1/3に減った。

とりあえずのまとめ
流星の拡大像の撮影という目的では、どちらで観測してもほぼ同じ
数を取るなら400mmだが、暗い流星が多いのと、全経路が写らないのが不満
200mmは、ノイズの関係で数は少ないが、暗くてぎりぎり写っている流星も少ないので使える流星は、それほど変わらない感じ。



200_400比較h2000h20200601.jpg
 説明:
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