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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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日時: Mon Sep 30, 2019 8:51 am 記事の件名: 2019年9月30日4時5分15秒富士山上空の低速火球 |
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明け方の空を低速低速が飛んだようです。
嶋 邦博さんは八ヶ岳観測所でこの火球を魚眼レンズで捕らえました。
このほかに今のところ2か所から撮影されています。
SonotaCoさんが末端まで撮影されているのであれば、消滅点高度は高いようです。
説明: |
嶋 邦博氏の画像
2019.09.30, 04h05m12s?(JST), 1*32s, Nikon D3, ISO6400, Fisheye Nikkor f=8mm F2.8, 20%に画像圧縮、八ヶ岳観測所にて。 |
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hkawa
登録日: 2014.02.21 記事: 1784 所在地: Ina, Nagano
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日時: Mon Sep 30, 2019 1:59 pm 記事の件名: |
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NN5からの画像と動画です。始点側となります。
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M20190930_040515_NN5.mp4 |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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日時: Mon Sep 30, 2019 2:26 pm 記事の件名: Re: 2019年9月30日4時5分15秒富士山上空の低速火球 |
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この火球を静岡市の岡野幸次さんが撮影されていました。
撮影場所は「富士山5合目富士宮口 」だそうです。
嶋さん、岡野さんの画像から考えると消滅点はもっと低くなっている感じがします。
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キャノン6D シグマ8mmF3.5開放 ISO1600:岡野幸次氏撮影 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Sep 30, 2019 3:22 pm 記事の件名: Re: 2019年9月30日4時5分15秒富士山上空の低速火球 |
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Tokyo8の静止画動画です。
雲の中で、下から上に流れる接近流星で、最後は視野端でした。
ほぼ消滅点まで入ったように見えますが、まだ先があった可能性もありそうです。
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3840x2160 を 960x540に縮小した ピークホールドです |
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4K非圧縮は3GBもあるので、タイムシフト部分をカットしてHDのmp4に縮小圧縮しました |
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M20190930_040518_TK8_U7.mp4 |
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藤井大地
登録日: 2014.12.26 記事: 168 所在地: 平塚
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日時: Tue Oct 01, 2019 7:11 am 記事の件名: 富士と平塚から見た様子 |
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富士と平塚からも撮影でき、やや望遠のカメラの視野にも入りました。
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M20190930_04_000_Shizuoka05.csv |
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kaicho
登録日: 2006.12.22 記事: 70 所在地: 東京都府中市
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日時: Wed Oct 02, 2019 11:29 pm 記事の件名: 母天体候補小惑星 |
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佐藤幹哉です。
母天体候補ですが、2つくらい引っかかりました。微妙ですかね。
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_________________ 怪鳥こと佐藤幹哉 |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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日時: Thu Oct 03, 2019 7:01 am 記事の件名: Re: 2019年9月30日4時5分15秒富士山上空の低速火球 |
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観測結果はほぼ出そろったようですので、軌道についてまとめておきます。
SonotaCoネットでは東京、長野、神奈川、静岡の4か所から撮影されています。
発光点は岐阜県中津川市上空の高度77?付近で、富士山上空を通過して小田原市上空の高度49?で消滅したようです。
経路長130?に及ぶ長経路の低速火球でした。
光度変化が少なく爆発や分裂も認められなかったことから期待していましたが、高度49?ですから隕石落下にはならなかったでしょう。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Fri Oct 04, 2019 5:37 pm 記事の件名: 暫定値です |
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2019年9月30日4:05:15(JST)出現の低速火球、暫定値
報告:上田昌良
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現在この火球のデータを収集中です。それで暫定値ですが、速度と光度曲線を報告します。初速はV∞=18.0km/sでかなり遅い速度で、ゆるやかに減速しています。
光度曲線は、こちらもゆるやかに増光し、最大光度はマイナス3.6等です。
発光点高度は88.8km、消滅点は51.0kmとなっています。
報告は次の諸氏より流星データをいただきました。
川上浩(長野県、M19031)
SonotaCo(東京都、M19032)
岡本貞夫(愛知県、M19033)
引き続き流星データの提供がありますので、軌道計算をしてゆきます。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sat Oct 19, 2019 8:30 am 記事の件名: 2019年9月30日4:05:13(JST)出現の低速火球、暫定値 |
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2019年9月30日4:05:13(JST)出現の低速火球、暫定値
報告:上田昌良
現在、この火球のデータを収集中です。それで現在集まったデータでの暫定値ですが、軌道計算結果を報告します。速度は指数関数的な著しい減速がみられなかったので、初速は発光点付近、終速は消滅点付近のそれぞれの観測速度を平均しました。この火球の初速はV∞=18.6km/s±2.7km/sで、終速がVe=13.1km/sでした。図に示した速度のとおり、ゆるやかに減速しています。
光度曲線は、こちらもゆるやかに増光し、最大光度はマイナス3.6等です。今回、雲があった観測地もあり、その影響で火球の光度に差がでました。
発光点高度は88.1km、消滅点は46.5kmでした。実経路長は181.1kmでかなり長い距離の火球でした。継続時間も11.4秒と火球としてはものすごい長さでした。
この火球のデータは次の諸氏よりいただきました。
動画:川上浩(長野県、M19031)、SonotaCo(東京都、M19032)、岡本貞夫(愛知県、M19033)
静止画:嶋邦彦(長野県、M19036)、岡野幸次(静岡県、M19037)
この火球のデータを提供していただきました撮影者の皆さんには感謝申しあげます。また、この火球の情報収集を下田力氏が積極的に行われました。さらに、司馬康生氏には静止画の位置測定を行って頂きました。両氏に感謝申しあげます。
このように火球の姿がみえてきたことは、多くの方々の協力があってなし得たことです。感激しております。
※引き続きこの火球データの収集に努めています。 今後、新たなデータが集まりますと今回の結果が変わることがあります。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Oct 19, 2019 10:54 pm 記事の件名: 速度の誤差 |
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宮崎の前田です。
上田さんをはじめ、報告楽しく、読みました。
速度のグラフを見ると、SonotaCoさんの4Kの速度のばらつきの小ささが圧倒的ですね。
上田さんの速度の誤差(例えば、±2.7)は、精度の良いものと悪いものが混ざるのは、当然ですが、どのように計算されているのですか。
悪い方が誤差を決めるので、1つよい観測があってもあまり小さくならないのですか。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Oct 20, 2019 7:31 am 記事の件名: Re: 速度の誤差 |
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前田さんへ、暫定結果をみていただきありがとうございます。
質問の観測速度の誤差 ±2.7は、初速のことですから発光点側で
高さが87.9kmから78.0kmの範囲にある各フレームの速度の標準偏差
を誤差としています。その範囲にある速度全部を使っています。
もちろん、速度のばらつきが大きいデータがあった場合にはその原因を追及しています。
消滅点での速度(終速)は、SonotaCoさんのデータのみしかありませんので、4Kのみ
の速度誤差を表示しています。やはり高解像度の威力はすごいですね。
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返答は、大きい誤差、小さい誤差もすべてのデータを使っています。ただ、極端に大きな誤差のデータはその原因を追及しています。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Oct 20, 2019 9:15 am 記事の件名: ありがとうございます。 |
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上田さんへ
前田です。わかりました。
今回は、初速と、終速が、それぞれ1カ所の観測だったので、それぞれの観測誤差がきれいにわかるわけですね。今回の例では、2.7と1.5km/sが、SDと4Kの速度誤差の違いと比較できるんですね。
本来は、もっと差がありそうですが、見込み角の違いもあるので、単純な比較はできないでしょうが。
さて、私の質問のしかたが悪かったのですが、もし、SDと4Kのカメラでどちらも始点側を観測できていたとすると、誤差は、どのように決めるのか?という点です。
全データを使われるそうなので、n台のカメラのデータを平均して、誤差は自乗平均するのか、などの点でした。
これまでは、皆SDカメラだったので、あまり考えなくても良かったと思いますが、
(焦点距離の違うカメラが混ざる場合が、同じケースですが、、)どうされているのか気になったので、質問しました。
よろしくお願いします。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Oct 20, 2019 6:53 pm 記事の件名: Re:ありがとうございます。 |
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前田さんへ
こちらの返答の言葉が悪かったですね。
SDも4Kのカメラも該当する全部のカメラのデータを使って標準偏差を求めそれを誤差としています。ただし、速度の極端にばらつきの大きなデータは使わず、その原因を調べています。その原因を取り除ければそのデータも使います。
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指数関数的な著しい減速がみられる場合は、速度誤差を出すのに、その指数関数的な著しい減速がみられたデータのみを使います。この場合には発光点と消滅点が写っていることが条件となります。
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この返答でいいでしょうか。
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kaicho
登録日: 2006.12.22 記事: 70 所在地: 東京都府中市
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日時: Sun Oct 20, 2019 11:14 pm 記事の件名: 母天体候補の小惑星 |
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佐藤幹哉です。
上田さんの計算された軌道要素で母天体候補の検索をし直しました。
前回もピックアップされてましたが、2016 CW193 は結構良い値だと思われます。
ご参考まで。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Mon Oct 21, 2019 5:37 am 記事の件名: Re:母天体候補の小惑星 |
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佐藤幹哉さんへ、
母天体としては、2016 CW193が最有力ですね。小惑星由来の有力と思われる火球が捉えられたことは貴重で興味深いことです。
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