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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Feb 06, 2019 1:17 pm 記事の件名: ILCE-6300 |
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以下のテストを始めました。
カメラ sony α6300 (ILCE-6300) \74800
レンズ sony 50mmF1.8 (SEL50F18) \24680
α6300用 外部電源 sony AC-PW20 \8600
HDMI micro D-A ケーブル
HDMIリピータ DATACE HDMI2.0 \2000
HDMI AA ケーブル3m
キャプチャ BMD Intensity pro 4K
PC: i7-6700K 4Ghz 4c8t + キャプチャ先 SSD256GBx2 soft raid0 + 長期保存用HDD 3TB
(SATAのSSDは最近のものはどれも殆ど同じ、HDD は東芝のDTシリーズ(旧HGST製))
Windows10 Pro J 64bit v1809. UFOCaptureHD2 v4.27
この組み合わせでとりあえず HFOCaptureHD2で3840x2160/29.97p のキャプチャはうまく動作します。
ここまでのノウハウは以下でした。
1. α6300は付属のUSB給電でも外部電源として動作可能とのことだが、これはバッテリィ併用必須で
使用中はバッテリィの充電がされないため、1時間程でバッティ残量0で停止してしまう。
このため、バッテリィを置き換える形の外部電源 ACPW20(またはその互換品)の使用が必須
2. α6300の主な設定変更は以下
2-1 動画(P)モード、マニュアルフォーカス
2-2 リモコン:ON -- パワーセーブモードに入らなくなる
2-3 自動電源OFF温度設定:高 -- 過熱による停止が減る
2-4 ISO Auto (下限100, 上限51200)
2-5 HDMI設定 2160p 情報表示OFF
2-6 単にカメラの電源を入れただけでは4K30pモードにならず、4K対応機器(この場合はリピータ)を接続して数秒たつと4K30pと画面表示されます。
ちなみに 電源スイッチON状態で ACPW20のコンセントを抜き差しで元の状態に戻り観測可能なので、24時間タイマーなどで日中電源OFFにする長期観測も可能です。
3840x2160/29.97pでのCPU負荷はDetectingで43%, Recordingで51%でした。
ただCPU内蔵グラフィクスのためか、Liveシート表示時はフレーム間隔が40ms以上に伸びることがありコマ落ちしそうでしたが、
監視中にReplayシートにしておくと保存された動画ではフレーム間隔は33msか34msでコマ落ちはありませんでした。
感度とノイズの様子がまず知りたいですが、
マニュアルには過熱による自動電源OFFの話が詳しく書いてあり、周囲温度20度で20分しか保証しないとのことで、長時間安定運転可能かどうかも大事な点だと思います。
ちなみに、ILCE-6400が2月末発売なので、ILCE-6300は現在値下がり状態だと思います。
ILCE-6400は感度が一段階上がっていますが、これはノイズ除去処理の改良によるようで、撮像素子は同じとのことです。
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訂正です。 静止画ではISOは51200までいくのですが、動画モード(HDMIに4K30pで連続出力できる)ではISO 25600が最高でした。
実用ISO, F値 などは明日以降の感度テストを参照してください。
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今回はAPS-Cの50mmレンズなので
WAT100Nなら12mmレンズ相当のやや望遠です |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Feb 07, 2019 9:18 am 記事の件名: ILCE-6300 + 50mmF1.8 |
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ILCE-6300 + 50mmF1.8 の4K30p (正確には 3840x2160/29.97p いわゆるUltraHDです) 夜間観測結果です。
まず、ISOですが、 ILCE-6300は動画では最高25600まで設定できますが、25600はノイズレベルが100を超えるので、観測に適さず、ISO 12800 で使うことにしました。
DMC-GH3よりは感度がいいと思いますが、α7sがISO51200でも綺麗なのに比べると α7sより相当劣る感じです。
カメラのモードは ISO12800固定、 動画のシャッター速度優先(1/30sec固定)で 露出補正 -1.3 としました。 これで東京の冬の快晴夜で F2-F2.8程度となり、UFOCaptureに好適な状態になりました。
この露出で 北極星方向に向けましたが、7.5等星までマスクができ、比較星が不足することはなさそうでした。ただ、ノイズによるシンチレーションマスクが多数できるので、SMlevはある程度以上高く設定する必要がありました。
UFOAnalyzerV2でのフロファイルは以下で fovh=21.8度でした
この状態で昨夜は4流星検出しました。他の10台のカメラとほぼ同じでした。
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ILCE6300+50mmF1.8(SEL50F18)の4K30pフロファイル |
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比較星の様子
ほぼ7.5等までリニアリティがありました。最適BVFは0.0でした |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Feb 07, 2019 9:21 am 記事の件名: 飛行機は... |
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ILCE6300+50mmF1.8による夜間飛行機の様子です
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M20190206_201042_TK8_u0c.mp4 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Feb 07, 2019 9:24 am 記事の件名: 流星 |
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ILCE6300+50mmF1.8による -1等の流星 です
全体の感想としては、
ILCE6300+50mmF1.8 は望遠よりの視野でTLEのクローズアップや暗い流星の4K30pでの観測の実用になるが、α7sよりは感度が劣るため、レンズの選択は注意が必要
というところだと思います。
より広角なレンズで試してみたい所です。
心配したサーマルシャットダウンは発生せず、安定キャプチャできました。
冬で室温は高くても20度程度ですが、今日日中もそのまま放置してみます。
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1フレーム ピクセル等倍切り出し画像
左下が北極星 |
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M20190207_031714_TK8_u0.mp4 |
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最終編集者 SonotaCo [ Thu Feb 07, 2019 9:36 am ], 編集回数 2 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Feb 07, 2019 9:30 am 記事の件名: α7s+28mmとの比較 |
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α6300+50mm と α7s+28mmとの 同一流星の比較です
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Feb 08, 2019 8:35 am 記事の件名: ILCE6300+SEL28F20 |
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α6300にフルサイズ用レンズ 28mmF2.0を装着した結果です。
fovh は 38.2度でした。
ISOの上限を12800に設定した動画Pauto 露出補正-1.3 で 4K30p モードで 1/30, F2.0付近で観測が可能でした。
α7s使用時にはF4.0程まで余裕で絞れるのに比べると絞りはほぼ解放での使用になり、やや画質は落ちますが、流星観測で実用になると思います。
以下、この組み合わせのデータです
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ヒークホールド ピクセル等倍切り出し
左下が北極星 |
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α6300+50mmF1.8 と α7s+28mmF2.0 外観
サイズは殆ど同じで、幅約150mm |
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登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Feb 08, 2019 4:34 pm 記事の件名: 流星観測用レンズ |
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ILCE-6300で可能性のある F2.0以下で 比較的安価なレンズを挙げてみます。
Sigma 16mm F1.4 DC DN SE (APS-C用) ...41000
Sony 28mmF2.0 SEL28F20 (フルサイズ)...48000 テスト済fovh 38.3度
Sigma 30mm F1.4 DC DN SE(APS-C用) ...33000
Sony 50mmF1.8 SEL50F18 (APS-C用) ...28000 テスト済fovh 21.8度
50mmF1.8 はTLEのクローズアップに好適と思いますが、流星用には28mmでもやや狭い感じがします。
流星の定常観測だと 16mmF1.4 がおそらく fovhが 67度付近になり、魅力的と思います。
同じ明るさでも広角になると像が小さくなる影響でキャプチャ数が減るのですが、FOVが広くなる分明るい流星が視野に入る確率があがります。
16mmF1.4で流星観測がどの程度可能なのか、試してみたいところです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 10, 2019 7:28 am 記事の件名: SIGMA 16mmF1.4 |
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α6300用広角レンズとして SIGMA 16mm F1.4 DC DN for Sony Emount を試してみました。
実売4万円程度のAPS-Cフォーマット用レンズです。
まだ快晴夜の試験ではありませんが、第一感、いい感じです。
4K用に十分な解像力があり、ピントの山がシャープで解放付近でもなかなかの映りです。
α6300との組み合わせで UA2のfovh は 61.4度ほどです。
低価格4K用として定常観測に向いたレンズかと思います。
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ILCE-6300 + SIGMA 16mmF1.4のUA2 profileです。6等程度まで低い dpixでリンクできます |
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ILCE-6300 + SIGMA 16mmF1.4
-0.5等の流星の1/4縮小ピークホールドです |
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同一流星の ILCE-7s + 28mmF2 の1/4縮小ピークホールドです |
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ILCE-6300 + SIGMA 16mmF1.4
1フレームピクセル等倍 切り出し画像です |
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同じく ILCE-7s + 28mmF2 の
1フレームピクセル等倍 切り出し画像です |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 10, 2019 8:58 am 記事の件名: システム例 |
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低価格4K流星観測システムの構成図書いておきます。
コンポーネントは以下です
Sony ILCE-6300 --- (71K)
Sony ACPW-20 --- (9K)
SIGMA 16mmF1.4 DC DN for Sony Emount --- (40K)
HDMI Micro HDMI 変換ケーブル 片方L型(左向き) Ver1.4 イーサネット、3D、フルHD対応 (2m) --- (1K)
DATACE HDMI2.0 リピーター 延長 中継アダプタ HDCP2.2・HDR・3D対応 4K@60Hz/40m 小型・電源不要 信号増幅 hdmiブースター --- (2K)
HDMI ケーブル (3..5m) --- (1K)
BlackMagicDesign Intensity Pro 4K --- (24K)
SATA SSD 256GB*2 --- (8Kx2)
すみません 図中の レンズ型番が違っていたので訂正しました
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最終編集者 SonotaCo [ Sun Feb 17, 2019 9:09 am ], 編集回数 3 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 17, 2019 9:05 am 記事の件名: Tokyo8 U9 |
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4K30pシステム SONY ILCE-6300+SIGMA 16mmF1.4 が好調なので、Tokyo8でそのまま定常観測用として常用することにしました。
設置方向、遮光方法などいろいろ迷ったのですが、 Tokyo8で常用してきた HD60p DMC-GH3+25mmF0.95システム 2台を 4K30p 1台で置き換えることにしました。
なによりSIGMAの16mmが解放でもかなりシャープだったことが動機です。
設置場所は屋内の窓の内側に遮光ボックスを置く形式のものです。
遮光は従来からの日光シャッターを窓に沿って固定する方法にしました。
準防火地区で窓が網入りガラスなのですが、従来のF0.95の常時解放では全く気にならなかったのですが、今回のレンズでPオートだと絞られて網が見えてしまうので、F1.4固定のAオートにしました。
リピーターを使用したHDMIケーブルの延長ですが、4K30p信号の時は 2m+5m の計7mはOKでしたが、2m+10m では不安定となり 信号の断続がたびたび発生し、10mケーブルの利用はできませんでした。
結果として より広い視野が1台で実現でき、ピクセル当たりの解像度は若干上がり、ノイズも大きく改善されたように思います。
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定常観測のため24時間カメラ電源ONにしておいたら、日中の高温でカメラがサーマルシャットダウンしました。ファン付の観測箱の中で、日光シャッター付ですが、西日は強烈なようです。
24時間タイマーで夕方から朝まで電源ONにしようと思います。
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TK8_P8,P9 のHD 2台 と 4K U9 1台の視野の関係 |
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