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ts007

今年のオリオン群は、９月１３／１４日に単点で１個観測されています。その後、少しずつ増えていますが、今現在、１６／１７日に２個同時流星がありますが、１個は精度悪で判定されていません。もう１個は、私が撮影したものでj2_s52と判定されています。１８／１９日には、２個オリオン群と思われるものがありましたがj2_s52と判定されています。軌道は、よく似ています。輻射点の赤緯が５度前後違うだけです。昨年は、次にあります。http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=1126&start=0　どうも、この時期にもオリオン群とにた軌道のものがありそうですが分岐なのでしょうか。古いダストトレイルなのでしょうか。

前田 · 日時: Sun Sep 30, 2007 11:20 am 記事の件名: ９月２５日付近

前田です。
１０月のオリオン群らしい流星が出ていますが、UA2のデフォルトデータでは
期間を延ばしても引っかかりませんね。これは、輻射点移動がわずかに
ずれているためで、現在の集中が本当にオリオンなら、Δαを変えた方が
良さそうですが、まだ、オリオンの本流と決まったわけではないので、
今後の推移次第です。

今マップがないので、後ほど続きを書きます。

前田 · 日時: Tue Oct 02, 2007 2:42 am 記事の件名: 集中部

前田です。
１点観測の１台のカメラ分なので、精度が問題ですが、アップしておきます。
流星数があまり増えると、表示の関係でどこに密集部があるのか
わからなくなります。

今年のオリオンがどんな出現をするのか非常に楽しみです。

kaicho · 日時: Mon Oct 08, 2007 6:48 pm 記事の件名: 今年のオリオン群予報

怪鳥こと、佐藤幹哉です。
今年のオリオン群のダスト・トレイルの状況をまとめました。
以下のページです（取り急ぎ英語版）。

http://fas.kaicho.net/tenshow/meteor/1p2007/Ori2007.htm

概略は以下の通り
放出年極大予報(UT) 太陽黄経　 Δr　　放出速度 fM
-1265 Oct.19 22:52 206.067 -0.0038 +19.24 0.0016
-1197 Oct.21 17:05 207.815 +0.0052 +13.34 0.0018
-1197 Oct.21 17:02 207.813 +0.0051 +13.34 0.0019
-1197 Oct.21 20:06 207.940 +0.0058 +13.84 0.0017

-1197年トレイルが10/21〜22の晩（日本時）で条件がよくなると思っています。
ただ、昨年に比べると、かなりダストの密度が薄く、昨年よりは規模がだいぶ小さいのでは
ないかと思っています。正直、例年よりも少し多い状況程度、といったところです。

なお、極大予報時刻ですが、トレイルがだいぶ離れていることもあって、かなりずれることが
予想されます（数時間くらい）。予報の数字上は2時（26時）と5時（29時）ですが、21日は
夜〜22日明け方までずっと注目が必要です。

SonotaCo

予報、ありがとうございます > 怪鳥さん
昨年の分析も読ませて頂きました。
紀元前1200年付近にハレー彗星から放出されたダストが今届くというのはとてもスケールが大きい話で、ちょっと感動しますね。

望遠鏡では遠くを見ると古いものが見えるわけですが、
流星観測では母天体軌道から離れたダストをみると、過去が見えるわけですね。

天気次第ですが、できたら今年は時刻別の統計をとってみたいです。

kaicho

kaicho

怪鳥こと佐藤幹哉です。
前の記事で予告しました昨年のオリオン群に関する研究の日本語解説は、
以下のページで読むことができます。

http://css.little-hp.net/css2007proc.htm
（彗星夏の学校2007年(姫路)集録）
このページ中の「ハレー彗星起源の流星群のダスト・トレイルについて」　をご参照ください。

なお、今年のオリオン群の件につきましては、国立天文台発行のアストロ・トピックスにて
本日アナウンスさせて頂きました。本当に、例年より活発になるのかどうか、これは
実際に観測してみないとわかりません。ぜひ多くの人が観測されますよう、
よろしくお願いいたします。

当方も、昨年逃してしまった観測（こちらは眼視ですが）をなんとしてでも成功させたいと
思っております。

ts007

１８日　３時３４分に−３等のオリオン群の火球が撮影できました。１７／１８日は、オリオン群が２５個程度撮影できています。また、Ｓ６カメラがキャプチャーできませんでした。深刻なエラーが続けて起こっています。

SonotaCo

極大日快晴に恵まれ Oriの-2等で微かですがスペクトルが得られたので掲載しておきます。
ナトリウムのD 線があり、ややなだらかな丘があって、長波長側のピークは珪素でしょうか....

速度も記録したいので、同時観測に期待しています。

Nakai

前田 · 日時: Sun Oct 21, 2007 11:10 am 記事の件名: オリオン活発

宮崎の前田です。

昨夜は久しぶりの好天に恵まれました。
NMS同報に流した情報です。
６ｍｍカメラ１台の集計結果です。

2007　Ori Spo Total Ori/Spo
19/20　35　22　76　 1.6
20/21 131 51 222 2.6

群流星の散在比は増加し2.6です。これは、かなり活発です。
光度はー1等台止まりで火球はー３等が２個あるだけです。
眼視でも少し観望したのですが、ＨＲ３０（最微5.5）ぐらい
出ていました。

　　　　　　 Ori/Spo
2004　20/21 1.2
2005 20/21 1.2
2006 20/21 4.0
2007 20/21 2.6

極大前夜の変化です。例年より明らかに多いが昨年の
半分ぐらいと言う感じでしょうか。
昨年は極大の21/22はこちらは、天気が悪く
よいデータではないのですが、散在比は約6-8ぐらいと
思われます。今夜どこまで増加するか楽しみです。

SonotaCo · 日時: Sun Oct 21, 2007 1:32 pm 記事の件名: 20日夜の時間毎出現数

快晴に恵まれた Tokyo1 単点 6カメラの結果です。

群判定条件を若干緩めて 22時台から4時台までで Ori 411, spo 113個の時間別プロットです。
Ori は 3 時台に 104 個ありました。

ts007 · 日時: Sun Oct 21, 2007 7:38 pm 記事の件名: スペクトルの流星

こちらでもスペクトルの取れた流星が−１等で撮影されています。

ada · 日時: Sun Oct 21, 2007 10:13 pm 記事の件名: 2007/10/21 03:31:41 の火球

UA2の判定は-3.9等級でしたが、見た目はもっと明るそうに感じます。
なおスーパーインポーズにCBC6mmとありますが、実際はCBC3.8mmです。
２階の屋根上に三脚を吊り上げてカメラを設営していますが、問題が無ければ#3カメラとして正式運用する予定です。

masuzawa · 登録日: 2005.04.09 記事: 3706 所在地: SHIOJIRI

長野からも捕らえています。
東方向は、仰角が高めなので、関東のカメラとは同時になりにくいかもしれません。(このケースでぎりぎりです。)