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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Jul 30, 2007 7:09 am 記事の件名: J1_gDr |
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宮崎の前田です。
7月下旬は、やぎやみずがめも出ていますが、J1_gDrと判定される群が
けっこう飛んでいませんか。
7月28/29日 (281,+49) 8個 (全流星44個、3.8mmレンズカメラ1台)
これは、昨年私が、κCygの初期出現として報告したのですが、
後からκCygとは直接つながらずに別の群とわかりました。
SonotaCoネットの方でもたくさん検出されているので、このような名前も
与えられているものと思われます。
この群はこれまでこのように活発に出現することは知られていなかったものだと
思いますが、いかがでしょうか。
性状も輻射点位置もκCygに近いですが、いわゆる誤差による拡がりでは
無いような気がします。(速度が遅いので、天頂引力はきくようでが)
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Mon Jul 30, 2007 6:23 pm 記事の件名: こちらでも結構撮影できています。 |
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私も、この群は、気になっています。こちらでも結構撮影できています。28/29日の22時台に6個が集中して出現しているだけです。しかも、30分前後に3個とさらに集中しています。前田さんの方は、どの時間帯に出現していますか。この群の他者との同時流星が7個ありましたので軌道を求めてみました。28日の22時55分の火球(房総半島の近くの)もこの群と判定されています。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Tue Jul 31, 2007 12:30 am 記事の件名: 興味深い群ですね |
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これまであまり知られてなかった群ですね。
これだけ集中した箇所から出現しているので、まだ若い流星群でしょうか。
ちょっと軌道を調べたところ、C/1919Q2(メトカーフ彗星)が近い軌道を持っています。
双曲線軌道の彗星ですが、昔の観測なのであまりあてにならないかもしれません。
qも1.1と少し大きいですが、7月25日前後に地球軌道に0.1AUくらいまで接近し、もし流星が出るとすると、α275°δ+65°付近からVg=30km/s程度と考えられます。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Aug 01, 2007 7:51 am 記事の件名: 出現状況 |
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前田です。
gDraは28/29の夜半前に集中して出ています。この日は明け方までよく晴れています。
h gDra
20 1
21 2
22 1
23 2
0 0
1 1
2 0
3 0
4 0
出現日は
gDra Total (MZ1_Q)
26/27 0 36
27 1 27
28 8 44
29 0 21
となっていて、突発的です。
ちなみに昨年は29/30日に突発的に出現が多かったようです。
しかし、この日には関東地方は天気が悪く同時がなく
全体を通してみると、2006年はkCygよりgDra の出現の方が
多くて、来年が興味深いとSonotaCoさんのコメントが
残っています。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Fri Aug 10, 2007 10:33 pm 記事の件名: 9/10 gDr突発か? |
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昨夜は全国的に良く晴れたようで、大漁の同時軌道が求まっていますが、
gDrがQA>0.5の判定で現時点で8個(全144個 うちPer60個)検出されています。
眼視観測で、この時期でPerの7〜8分の1の出現ということはHR1〜2ですので、数時間観測していれば気づくレベルの出現だと思います。
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軌道図が間違っていました。差し替えました。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Aug 11, 2007 1:42 pm 記事の件名: ペルセの頃に気になるκCygは実はこの群では? |
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masuzawaさんがCSVをアップされたので、合わせてみると、
8/9に3個
9/10に11個の同時流星がありました。
ペルセの頃に、κCygが活動していると感じることがありますが、実はこの群のような気がしてきました。κCyg判定の流星はまったくありません。
全輻射点を表示してみると先日2002LV関連か?と指摘したあたりからつながっているようにも見えます。
この活動領域は、これまで知られていたものでしょうか?
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Aug 11, 2007 2:50 pm 記事の件名: J1_gDr |
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前田さん、さぎたりうすさんのご指摘の通り、今年は J1_gDr の活動がとても明瞭ですね。8月上旬は Per,sdAに次ぐ3番目のアクティビティになっているようです。
2006年までのデータからは 8/8 極大で 7/24-8/20 が出現期間となっていて Dec方向の移動はさぼとないことになっていますが、たしかにDec方向に20度程の列になって集中しているようにも見えとても興味深いです。まるで Tau を縦にしたような....
どう考えたらよいか迷いますが、いずれにしても今年のデータを入れてまとめる価値があると思います。
私ももう少ししたら集計してみたいと思います。
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J1_gDrの由来を調べてみましたが、これはUA2輻射点スト2007年4月版作成時に、SonotaCo Network の過去のデータからの自動クラスタリンクで新規に見つかったものでした、名前はその時の極大データから近い恒星を選んでつけたものだったと思います。
過去の知られている輻射点と重複しない単独のものとして見つかっています。
たぶん過去の類似輻射点の指摘は無いのではと思います。
kCgとの関係に注意が必要かもしれませんが、今年確認されれば、素晴らしいと思います。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Aug 11, 2007 5:05 pm 記事の件名: はくちょう群−Aですね。 |
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重野さん達の1985年の流星群カタログにあるはくちょう群−Aと判定されているものと殆ど同じです。この群は、5/10〜8/30日まで活動しているものではくちょう群の分岐とされてきたものですが、今回のたくさんの結果から、それを確証したものと思われます。OrbitV0でもはくちょう群−Aと判定されています。前から気になっていたので様子を見ていました。ただし、流星数が少なく、速度が遅いので、赤緯が10度ほどどちらともずれているのでばらついていたものと思われます。いずれにしてもはくちょう群と関連しているものと思われますが、この機会に、8/30まで観測を続ければもっとはっきりとするとおもいます。
右のリストです。_b_D268 _Cyg-A_08 117 284 46 24 2.7 0.67 0.88 215 117 37 _DH26 C
最終編集者 ts007 [ Sun Aug 12, 2007 6:39 am ], 編集回数 1 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Aug 11, 2007 6:47 pm 記事の件名: Re: はくちょう群−Aですね。 |
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ts007 wrote: | 重野さん達の1985年の流星群カタログにあるはくちょう群−Aと判定されているものと殆ど同じです。この群は、6/10〜8/30日まで活動しているものではくちょう群の分岐とされてきたものですが、今回のたくさんの結果から、それを確証したものと思われます。OrbitV0でもはくちょう群−Aと判定されています。前から気になっていたので様子を見ていました。ただし、流星数が少なく、速度が遅いので、赤緯が10度ほどどちらともずれているのでばらついていたものと思われます。いずれにしてもはくちょう群と関連しているものと思われますが、この機会に、8/30まで観測を続ければもっとはっきりとするとおもいます。
右のリストです。_b_D268 _Cyg-A_08 117 284 46 24 2.7 0.67 0.88 215 117 37 _DH26 C |
おー、やっぱり過去の記録もあったのですね。
今年はこれだけの数があるではっきりしますね。楽しみです。
それにしても 輻射点分布がDec方向に縦に長いのがとても気になります。
輻射点移動ではなく、短期間でも縦長に分布している感じです。
もしかしてダストトレイルの方向とか形とか関係しているでしょうか?
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun Aug 12, 2007 6:07 am 記事の件名: 私も気になっていました。 |
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SonotaCoさんのおっしゃるとおり私も気になっています。しぶんぎ群の時とαDraとも関係に似ているようですが、こちらの方が、うまくつながりそうな感じがしています。どちらもDraで楽しみです。しかし、かつてのはくちょう群の8月上旬から中旬にかけては、赤経は、10度前後、赤緯は、30度前後の広がりがありました。今年も9日頃から赤緯の広がりが同じくらい出ています。どうも、はくちょう群は、複雑なようです。別群とするかは?ですが、V0での判定は、はくちょう群になっています。しぶんぎ群の時も、2つの同じ群でも別群でも、判定がどちらかになってしまうので、はっきりしませんでしたが、こちらも、はくちょう群よりもγDraに判定される物が多くこのようになったとも考えられます。同時期に別群の同じ輻射点があると判定ができなくなると言うことでしょうか?このへんは、軌道要素との判定も含めて人間がやるかですかね。ここも自動化できるといいのですが。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sun Aug 12, 2007 12:35 pm 記事の件名: 7月のgDrと8月のgDrは同一流星群? |
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疑問に思ったのですが、7月28日前後に突発した時にはVg=26〜27km/sだったのですが、8月9日前後の突発はVg=20〜23km/sとずいぶん遅くなっています。
南の方に延びる、速度の遅い活動域の存在といい、非常に興味深い流星群です。
ちなみにts007さんの指摘する、塩井・重野カタログのはくちょう群-Aは、速度からは後半の突発に近そうです。
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軌道長半径の大きなのが7月下旬、小さなのが8月上旬。南の速度の遅い活動領域は含みません。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Aug 12, 2007 8:14 pm 記事の件名: 2007/8/12 193115 gDr 火球 |
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先ほど東京の南東で -5.6等の火球があり、スペクトルカメラの視野に入りました。
単点では J1_gDr 判定です。
同時観測があればよいのですが.....
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W902HS2M 6mmF08 500lpm Grating |
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M20070812_193115_TK1_G6.wmv |
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INOUE
登録日: 2006.02.09 記事: 4332 所在地: 東京都八王子市
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日時: Sun Aug 12, 2007 8:38 pm 記事の件名: Re:2007/8/12 193115 gDr 火球 |
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こちらでも捉えていました、J2_S41判定でしたが、−6.0等でした。
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meteor.wmv |
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M20070812_20_000_KN1.csv |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Aug 12, 2007 8:56 pm 記事の件名: gDr疑い濃厚です。 |
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データアップロードありがどうございました。> INOUEさん
軌道計算できました。 火球の発生から1時間半で軌道が出せるとは最短記録でしょうか 。
私の方のこの火球のデータと結果は以下です。
交差角がいまひとつですが、QA 0.8 なので 一応信用できると思います。
gDr の南に長い輻射点分布の1つといってよいような気がします。
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3707 所在地: SHIOJIRI
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日時: Sun Aug 12, 2007 9:32 pm 記事の件名: Re: 2007/8/12 193115 gDr 火球 |
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Nagano1 からも同時になっています。
参照星との位置合わせは一応OKなのですが、KN1, TK1 とは、QAのチェックをはずさないと地上経路には出てこないです。
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M20070812_19_000_Nagano1_m5.csv |
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