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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Aug 18, 2007 6:18 pm 記事の件名: 同時観測のまとめ |
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グラフ ありがとうございました > Nakaiさん
群の終わりにはこうやって記録を残していきたいですね。
私もすこしだけやっておきました。
2007年の7/20-8/18間全アップロードデータから all check, dur > 0.1, 1/t で同時観測を絞った軌道について D' < 0.1 でクラスタリングした結果です。
全 21233 観測、2370 高品質同時観測流星、内 クラスタに入ったのは 1261個でした。
以下はその平均値です。
説明: |
今年の輻射点データです。輻射点移動も綺麗に出ています。 |
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Sun Aug 19, 2007 8:48 am 記事の件名: 2007年8月12日のペルセウス座流星群の光度分布(単点観測より) |
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2007年8月12日のペルセウス座流星群の流星の光度分布を作成しました。
使用したデータは8月18日の午前までにSonotaCo Netにアップされたデータを使用しました。(活動状況はこのトピックの前の方をご覧ください。)
単点観測のデータで、重複はそのままにしてあります。
12-13日は全国的に天気が良かったので、光度測定は比較的信頼できると考え、データは無加工でそのまま使用しています。
数の少ないところが見えにくいので、対数で表示したグラフも示します。
説明: |
2007年ペルセウス座流星の光度度数分布(2007/8/12のデータ) |
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説明: |
2007年ペルセウス座流星の光度度数分布(2007/8/12のデータ)対数表示 |
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Mon Aug 20, 2007 6:47 am 記事の件名: 2007年8月12日のペルセウス座流星群の時間毎の光度分布(単点観 |
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2007年8月12日のペルセウス座流星群の流星の時間毎の光度分布を作成しました。
使用したデータは8月18日の午前までにSonotaCo Netにアップされたデータを使用しました。
単点観測のデータで、重複はそのままにしてあります。
3D表示のグラフも添付しました。
各時間で、類似した分布をしていますが、24時と25時では2等級の流星数に開きがあり、25時台はやや暗いものが多かったようです。
説明: |
ペルセウス座流星群の時間毎の光度分布(2007/8/12単点観測より) |
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ペルセウス座流星群の時間毎の光度分布3Dグラフ(2007/8/12単点観測より) |
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3707 所在地: SHIOJIRI
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日時: Tue Aug 21, 2007 11:52 pm 記事の件名: Nagano1 単点での Per |
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8/1-20 の Nagano1 単点でのまとめです。
Perの数は 8/12 の方が 8/13 より上回りますが、8/13 は夜半前の天気が悪く、特に 24時代がベタ曇りだったため、50〜100個くらい少なくなっていると思われます。
また、散在比 (Per / spo) をとってみると、8/13 の方が比率が高くなります。(Nagano1単点では、極大日は 8/13 か。)
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Wed Aug 22, 2007 8:03 am 記事の件名: 2007 Perseids 時間毎の流星数 天頂修正 |
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単点観測による時間毎の流星数の、輻射点の天頂修正をしてみました。
計算法は HR/ (Sin(h))^1.5
HR:時間毎の流星数, h:輻射点高度
使用したデータはSonotaco Netにアップされた2007/8/12のデータです。
雲量、最微星光度等その他の補正はしていません。
説明: |
Perseids時間毎の流星数(2007/8/12単点観測) |
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最終編集者 Nakai [ Thu Aug 23, 2007 7:16 am ], 編集回数 1 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Wed Aug 22, 2007 4:56 pm 記事の件名: Re:2007年8月12日のペルセウス座流星群の時間毎の光度分布(単点 |
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Nakaiさんへ
ペルセウス座流星群の時間毎の光度分布のグラフいいですね、
わかりやすいです。
撮影しっぱなしでなく、このようにまとめることも大切ですね、
ひとつ、質問です。グラフの中で、「度数」とありますが、これは、
どうして出した数値ですか、 過去にメールにて解説済みかもしれ
ませんが、教えてください。
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Thu Aug 23, 2007 7:15 am 記事の件名: Re:2007年8月12日のペルセウス座流星群の時間毎の光度分布(単点 |
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上田昌良 wrote: | Nakaiさんへ
ペルセウス座流星群の時間毎の光度分布のグラフいいですね、
わかりやすいです。
撮影しっぱなしでなく、このようにまとめることも大切ですね、
ひとつ、質問です。グラフの中で、「度数」とありますが、これは、
どうして出した数値ですか、 過去にメールにて解説済みかもしれ
ませんが、教えてください。 |
ありがとうございます、上田さん。
グラフの縦軸の度数または頻度は観測日または時間の流星数です。
具体的にどう集計したかを書きます。もしまちがっているところがありましたらお教えいただければ幸いです。
UFOOrbitV2で各観測点のCSVのデータを読み込み、Mainのタブで日付を選択して、single siteにチェックをいれて単点の情報を出します。
総流星数の集計:
その状態でプログラムの一番上にUFOOrbitV2---44ID/...等となっているところにsingelの総数が表示されます。総数を各日付でだしてExcelで度数分布を作成しました。
Per判定の流星の集計:
Perと判定されたものがいくつあるかはStreamタブを押すと上の流星群の表示で、stream名J1_Perのcntに表示されています。
これでは同一流星が複数のカメラに捕らえられた場合も、別の流星として数えてしまうことになります。そこでこれらを「重複あり」と呼びました。
重複の除去:
Per判定のものだけを選択し、U.csvでsaveしたあと、Excelで処理し、重複をできるだけ除きます。
まず同一時間(localtime)の流星は重複として1つの流星として数えました。時間が同一でも別の流星というエラーを起こす可能性はありますが、私個人の観測からは、全く同じ時間に複数の流星が捕らえられるといったことは非常にまれな現象でしたので、こうしました。これはExcelの集計機能を利用してできます。
問題は同じ流星が2箇所以上の観測点で時間が少しずれて観測された流星の扱いです。今回2秒までのずれは同一流星として扱いました。ここでも別々の流星を同一流星と誤判定をする可能性はあります。これはExcel上で1つ1つデータを見て時間間隔が2秒以内のものにマークをつけて除きました。数が多いとこの作業は時間がかかります。この数を「重複をできるだけ除いた」数として表示しました。
時間毎のグラフではExcel上で、1日のデータから1時間毎のデータをカット&ペーストで切り出し、Excelのカウント関数でカウントし、、最後にヒストグラム機能を用いて度数分布を作成しました。
光度のグラフに関しては、同一流星でも観測点で見え方がかわることを考慮して、「重複あり」のデータでヒストグラムをつくりました。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Thu Aug 23, 2007 7:47 pm 記事の件名: Re:Re:2007年8月12日のペルセウス座流星群の時間毎の光度分布( |
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Nakaiさん、「グラフの縦軸の度数または頻度は観測日または時間の流星数」
だったのですね、よくわかりました。
大勢の観測者のデータをまとめられたのですから、その集計の条件を
このように示されたらよいと思います。
ささいなことをもうします、気になったことを一つだけ、
6mmレンズで撮影と12mmレンズでの撮影を合わせて集計をされているよう
にみえます、6mmでは、2等までの流星が写りますが、12mmでは、4等ぐらいの
流星まで写ります、それで、6mmだけの光度分布を出した方がよいと思います。
ただし、6mmレンズで写したものかどうか、わからないデータがありますので、
6mmと12mmを合算しても大差のない結果かもしれませんね、
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Thu Aug 23, 2007 10:34 pm 記事の件名: Re:Re:2007年8月12日のペルセウス座流星群の時間毎の光度分布( |
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上田昌良 wrote: | Nakaiさん、「グラフの縦軸の度数または頻度は観測日または時間の流星数」
だったのですね、よくわかりました。
大勢の観測者のデータをまとめられたのですから、その集計の条件を
このように示されたらよいと思います。
ささいなことをもうします、気になったことを一つだけ、
6mmレンズで撮影と12mmレンズでの撮影を合わせて集計をされているよう
にみえます、6mmでは、2等までの流星が写りますが、12mmでは、4等ぐらいの
流星まで写ります、それで、6mmだけの光度分布を出した方がよいと思います。
ただし、6mmレンズで写したものかどうか、わからないデータがありますので、
6mmと12mmを合算しても大差のない結果かもしれませんね、 |
ご助言ありがとうございます。
この解析ではアップロードされたデータを最大限活用することをめざして、レンズで統一するということはしておりません。
3.8mm、6mmではだいたい2等程度までの流星が観測できます。多くの方が6mmで観測されていることから、2等より明るい流星と、3等より暗い流星ではカメラの条件(台数等)が異なると考えてデータを見ていただく必要があると思います。
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Sat Aug 25, 2007 6:43 am 記事の件名: Re: 同時観測のまとめ |
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SonotaCo wrote: | グラフ ありがとうございました > Nakaiさん
群の終わりにはこうやって記録を残していきたいですね。
私もすこしだけやっておきました。
2007年の7/20-8/18間全アップロードデータから all check, dur > 0.1, 1/t で同時観測を絞った軌道について D' < 0.1 でクラスタリングした結果です。
全 21233 観測、2370 高品質同時観測流星、内 クラスタに入ったのは 1261個でした。
以下はその平均値です。 |
2007年7/20-8/19間にSonotaco Netにアップロードされたデータを用い、同時観測された流星を all check, dur > 0.1, 1/tの(高品質HQ)条件でしぼり、Perseids判定された流星と全流星を解析しました。SonotaCoさんの解析されたデータにほぼ対応します。
また、Perの流星数の日ごとの推移について、(重複を除いた)単点観測によるデータとHQ同時観測のデータを8月12日(ピーク)の流星数を100%とした相対値としてグラフ化し、比較しました。
単点観測とHQ同時観測はかなりよく一致していると思いました。
説明: |
2007年Perseids 活動状況まとめ(all check, dur > 0.1, 1/t によるHQ同時観測) |
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説明: |
2007年Peseidsrにおける単点観測と高品質(HQ)同時観測の比較 |
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Sat Aug 25, 2007 7:52 am 記事の件名: Re: 2007年8月12日のペルセウス座流星群の光度分布(単点観測よ |
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Nakai wrote: | 2007年8月12日のペルセウス座流星群の流星の光度分布を作成しました。
使用したデータは8月18日の午前までにSonotaCo Netにアップされたデータを使用しました。(活動状況はこのトピックの前の方をご覧ください。)
単点観測のデータで、重複はそのままにしてあります。
12-13日は全国的に天気が良かったので、光度測定は比較的信頼できると考え、データは無加工でそのまま使用しています。
数の少ないところが見えにくいので、対数で表示したグラフも示します。 |
上田さんのご指摘のとおり撮影条件の異なるデータのプールではありますが、このデータをガウス分布でフィットしてみました。
流星群に属する流星の速度はほぼ一定なので、明るさの違いは流星物質のサイズの違いを反映するのでしょうか。
説明: |
2007ペルセウス座流星群 光度分布ガウスフィット(ピンク)(折れ線は2007/8/12単点観測データ) |
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Nakai
登録日: 2006.11.11 記事: 974 所在地: Saitama City, Saitama
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日時: Sun Aug 26, 2007 9:44 am 記事の件名: 2007 Perseids 光度分布 比較 |
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Sonotaco Netの高品位(HQ)同時観測データ(check all on, dulation >0.1, 1/t)から、UFOOrbit2により絶対光度(amag)の光度分布を作成し、検討しました。
流星数がそこそこある8/8〜8/15のデータを用い、8/8〜8/12までと8/13〜8/15までの2つに分けて流星数の度数分布を作成し、maxの値を100%とした相対値で示しました。
数の多い12、13日のデータがかなりのウエイトを占めます。
12日以前は13日以降よりやや暗いものが多いようです。12日より13日の方が明るいものが多かったという報告と一致します。
説明: |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Aug 26, 2007 10:48 am 記事の件名: Re: 20070804_235728 爆発火球 |
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SonotaCo wrote: | 東京の南東で Per と思われる爆発火球がありました。
分光カメラでスペクトルが出ているので掲載します。
爆発部は -8 等程度です。 |
途中の1フレーム画像からこのスペクトルをグラフにしてみました。
スリットを使わない透過型グレーティングでは、流星の光芒の小ささによって分解能が決まります。
この火球のように光芒が大きいと、スペクトルはボケてしまいます。
でも高速流星ならではの長波長側の強いスペクトルが目立ちます。
説明: |
レンズ収差とバックグラウンド補正のみしてあります。 |
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