SonotaCo.JP

さぎたりうす

先月下旬の同時データを見ていて気がついたのですが、R.A.125°Dec+50°付近にVg=50km/s台半ばの流星が複数記録されています。（現時点で8個）
単点観測の再分析を行っても、輻射点の集中はぱっとしませんが、同時になっているのは明るいものが多く、なんらかの突発を思わせます。火球クラスのものもあります。
665個の同時流星（L>0.5deg,Q>15deg）のうち8個ですので、活動度としてはたいしたことないですが、この時期としてはLeo、突発Ori、χOriの次くらいに目立っています。
Troidal　sourceとはかなりずれていますので、関係ないと思われます。

SonotaCo

素晴らしい

、3つ目の新群、今回のもUMAに似て高赤緯(高傾斜角)流星群ですね。
それにしても、全国的な快晴夜が1晩あれば1つ見つかるような勢いですね。この調子なら数年で綺麗なカタログが作れそうですが......
IAU の流星群カタログ決定は2009年でしたっけ、微妙なタイミングですね。
IMOと協力する手もあります。こちらで観測してIMOのデータベースで確認してもらう方法です。Sirkoさんは、共同研究を望んでいるような感触です。
人生を掛ける方が登場しても不思議ではないタイミングのような気がしますが、いかがですが? > ,,,,,,,,,,

さぎたりうす

さぎたりうす · 日時: Sun Sep 02, 2007 10:27 am 記事の件名: α-Lynicidsと関連？

今、イエニスケンス氏の「Meteor showers and their Parent comets」を見ていて、気づいたのですが、これって、やまねこα群と関連がありそうな気がしてきました。
同書の流星群リストで、1971年12月20日にZHR350という突発をしている群です。
そのときの輻射点がα138.8°δ+43.8°ですので、20日くらい前だと、今回観測されたあたりに輻射点があってもおかしくないです。
Vg=50.4km/sですので、速度もだいたいあっています。

実は同書では、可能性のある突発ということで、昨夜のAURの次の行に、今年の12月21日3:40UTのこの群を上げています。特に可能性が高いということですので、注目です。（日本では真昼間ですけど...）