SonotaCo.JP
SonotaCo Network Japan Forum
SonotaCo.JP Forum Index
homeTop Page  FAQFAQ   検索検索   メンバーリストメンバーリスト   ユーザーグループユーザーグループ   登録する登録する 
 プロフィールプロフィール   プライベートメッセージをチェックするプライベートメッセージをチェックする   ログインログイン 

1/1000秒流星
ページ移動 前へ  1, 2
 
新しいトピックを投稿   トピックに返信    SonotaCo.JP Forum Index -> 流星談話室 (Meteors)
前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示  
投稿者 メッセージ
前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Wed Feb 28, 2007 11:21 pm    記事の件名: 普通のカメラで無かったのですね。 引用付きで返信

宮崎の前田です。
Nakaiさんへ やはり普通のカメラでは無かったのですね。明るく撮れているわけです。
0等程度の流星のサイズと星のサイズの比較をもっとたくさんしてみてください。
計れなくても上限が出せます。また、望遠レンズをつけて飽和しない程度の流星を
撮れると大きさが出せるものがきっと写ると私は信じています。

よく分からないのですが、プログレッシブのカメラではインターレースの普通の
モニタでは画像は見れないんですよね。UFOCaptureがプログレッシブのカメラ用の
ボードに対応しているのですか。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示   投稿者のウェブサイトに移動
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12670
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Thu Mar 01, 2007 7:48 am    記事の件名: Re: 普通のカメラで無かったのですね。 引用付きで返信

前田 wrote:

よく分からないのですが、プログレッシブのカメラではインターレースの普通の
モニタでは画像は見れないんですよね。UFOCaptureがプログレッシブのカメラ用の
ボードに対応しているのですか。

TIのEMCCD は CCD としてはプログレッシブなのですが、カメラメーカがそれをアナログ信号にする段階で普通のNTSC 信号としていて普通のテレビでも見ることができます。
UFOCaptureとしては何の問題もないのですが、UA2で分析するときに区別するために、最新版のプロファイルでInterlace 指定をoff に指定しておく必要があります。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
Nakai



登録日: 2006.11.11
記事: 974
所在地: Saitama City, Saitama

記事日時: Thu Mar 01, 2007 8:05 am    記事の件名: Re: 普通のカメラで無かったのですね。 引用付きで返信

前田 wrote:
宮崎の前田です。
Nakaiさんへ やはり普通のカメラでは無かったのですね。明るく撮れているわけです。
0等程度の流星のサイズと星のサイズの比較をもっとたくさんしてみてください。
計れなくても上限が出せます。また、望遠レンズをつけて飽和しない程度の流星を
撮れると大きさが出せるものがきっと写ると私は信じています。

おしゃるとおり、上限は出せると思います。
観測点から流星までの距離が50kmであるとすると、25mmレンズで、1ピクセルサイズ7.4umのCCDでは1ピクセルは約15m程度になります。したがって6〜7ピクセルは約100mとなり、これぐらいのオーダーまで精度を上げることができると思います。
飽和せずに撮影さえされれば1/1000秒でないほうがいいかもしれません。線上の流星像から複数の測定を得て、平均化によりシンチレーションによる変動を抑えることができると思います。

前田 wrote:

よく分からないのですが、プログレッシブのカメラではインターレースの普通の
モニタでは画像は見れないんですよね。UFOCaptureがプログレッシブのカメラ用の
ボードに対応しているのですか。

この点、私もわからないことがあります。カタログ等にはインターレースと出ているのですが、カメラに添付されていたマニュアルにはプログレッシブ走査となっていました。IO DataのGVM-VP/SXでキャプチャーしていますが、全く普通に見ることができます。SonotaCoさんがおしゃるようにCCDではプログレッシブ走査でNTSCで出力しているはずです。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
Nakai



登録日: 2006.11.11
記事: 974
所在地: Saitama City, Saitama

記事日時: Sun Mar 04, 2007 12:29 am    記事の件名: 25mmレンズによる流星の発光部の直径の検討 引用付きで返信

2007年3月2日 01:52:18の流星について25mmレンズにて1/60秒露出で撮影した流星像から流星の発光部分の直径を計算してみました。
この流星はTokyo1G6とTokyo5-W2で同時になっており、交差角が小さいので精度はでませんが、M_dLeに分類される流星でRa 166.25, Dec 14.79, Mag 0.7 Vg 24.56 km/s ,観測地からの距離はD2s 119.1km, D2e 111.7kmでありました。
CCD上の流星の幅は約7ピクセル程度あり、このことから111.7km x 7.4 um x 7 pixels / 25mm = 231mとなり、この流星の発光部の直径は230m以下であるという結果になりました。



M20070302_015218_Tokyo5__T1P.jpg
 説明:
20070302_015218の流星 EMCCD 1/60秒露出 25mm F0.95
 ファイルサイズ:  11.54 KB
 閲覧数:  4876 回

M20070302_015218_Tokyo5__T1P.jpg



20070302_015218合成像1.jpg
 説明:
流星は左から右に流れています。1/60秒撮影の合成
 ファイルサイズ:  6.68 KB
 閲覧数:  4876 回

20070302_015218合成像1.jpg



20070302_015218長軸方向ラインプロファイル1.jpg
 説明:
長軸方向のラインプロファイル
文字が左右反転していますが、流星像に合わせたためです。青い線はバックの輝度です。
 ファイルサイズ:  19.17 KB
 閲覧数:  4876 回

20070302_015218長軸方向ラインプロファイル1.jpg



20070302_015218短軸方向ラインプロファイル1.jpg
 説明:
短軸方向のラインプロファイル
01:52:18.618のFrameより計測。青い線はバックの輝度です。幅は約7ピクセル。
 ファイルサイズ:  14.63 KB
 閲覧数:  4876 回

20070302_015218短軸方向ラインプロファイル1.jpg


トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Mar 10, 2007 12:54 pm    記事の件名: きれいな流星像ですね。 引用付きで返信

前田です。
きれいな流星像ですね。検出器がすばらしいようですね。
同じぐらいの明るさの星も7ピクセルぐらいの大きさですか。
それならば、流星の大きさは1-2以下だと思われます。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示   投稿者のウェブサイトに移動
Nakai



登録日: 2006.11.11
記事: 974
所在地: Saitama City, Saitama

記事日時: Sat Mar 10, 2007 7:33 pm    記事の件名: Re: きれいな流星像ですね。 引用付きで返信

前田 wrote:
前田です。
きれいな流星像ですね。検出器がすばらしいようですね。
同じぐらいの明るさの星も7ピクセルぐらいの大きさですか。
それならば、流星の大きさは1-2以下だと思われます。

そうですね、プログレッシブスキャンはきれいですね。同程度の輝度の恒星像はまだ時間がなく測定しておりませんが比較してみたいと思います。

参考のため2007/03/09 03:40:22の南西方向の流星のピークホールド像をアップいたしました。Watec 902H2 UltimateにCanon FD 50mm F1.4にて観測したものですが、インターレーススキャンでは像の詳細な計測に問題があります。
UFOOrbit0.32での解析では、この流星はTokyo1と同時になっています。Tokyo1とTokyo5では交差角が小さく精度が出ませんが、Mag 0.0, Ra234.8, Dec-1.3 Vg 73.38 km/s , Duration 0.267s, H2s 1147.9km, H2e 99.1km, D2s 190.8km, D2e 174.8kmです。
短径は周辺の淡い部分まで入れると12ピクセル程度あり、190kmx(9um)x12pixel/50mm=410mとなります。(902H2 UltimateのピクセルはH8.4um V9.8umで正方形ではありません。)中央の輝度の高い部分は4ピクセル程度で137mとなります。この流星は観測地からの距離が200-175km程度と割と距離があり、精度があまり出ませんでした。そのうち近距離を通過するものが観測できると期待しています。
今のEMは借り物なのでそのうち返却しないといけません。プログレッシブスキャンの高感度カメラを探しているところですが、EM以外では0.2luxぐらい(ゲインが20dB程度)が最も感度の高いもののようです。



M20070309_034022_Tokyo5__W4P.jpg
 説明:
Wat902H2 Ultimate, Canon FD 50mm F1.4にて観測
 ファイルサイズ:  12.19 KB
 閲覧数:  4772 回

M20070309_034022_Tokyo5__W4P.jpg


トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
特定期間内の記事を表示:   
新しいトピックを投稿   トピックに返信    SonotaCo.JP Forum Index -> 流星談話室 (Meteors) All times are GMT + 9 Hours
ページ移動 前へ  1, 2
Page 2 of 2

 
移動先:  
新規投稿: 不可
返信投稿: 不可
記事編集: 不可
記事削除: 不可
投票参加: 不可
このフォーラムで添付ファイルを投稿 できません
このフォーラムでファイルをダウンロード できます


Powered by phpBB © 2001, 2005 phpBB Group
Copyright ©2004 SonotaCo Network. All Rights Reserved.