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磐田南高校
登録日: 2007.05.24 記事: 114 所在地: 静岡県磐田市見付
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日時: Mon Jul 13, 2020 2:01 pm 記事の件名: UA2のProfile/Analyzeの設定について |
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磐田南高校です。
南関東衝撃波火球のアナライズについてprofileのyx は GV-USB2 で 720x480キャプチャ時は 1.10で固定した方がいいとご指摘していただきましたが、スプライト観測の場合も1.10で固定したほうが良いのでしょうか。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Jul 13, 2020 2:32 pm 記事の件名: Re: UA2のProfile/Analyzeの設定について |
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磐田南高校 wrote: | 磐田南高校です。
南関東衝撃波火球のアナライズについてprofileのyx は GV-USB2 で 720x480キャプチャ時は 1.10で固定した方がいいとご指摘していただきましたが、スプライト観測の場合も1.10で固定したほうが良いのでしょうか。 |
同じカメラで同じキャプチャデバイス、同じ解像度であれば、撮影対象によりプロファイルの違いがでることはありません。
ただ、1.10 は経験的に良かった値の1つなので、現実は機器によって少し違うかもしれません。
640x480の時に正方画素になるシステムで720x480サンプルすると 理論的には 720/640 = 1.25 が良いことになります。
恒星が沢山あれば最適値を探すことができると思います。トライしてみて下さい。
そうそう、ポットスポットのマスクの件なのですが、これは一時的にUFOCaptureHD2を動かして、これまでに溜まったクリップのディレクトリわきからのぞくような方法で複数のM.BMPに共通する青い点を青くならないよヴち領域マスクする方法があります。細かい方法は前に一度書いたことがあるので、少し探してみます。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Jul 14, 2020 10:44 am 記事の件名: ホットピクセルの自動マスク |
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記事が見つからないので、改めてかきました。 以下でうまくいくと思うのでずが、試していないので、問題があればお知らせ下さい。
ホットスポットの自動マスク
カメラのホットスポットは毎年増えていきます。
ホットスポットにはシンチレーションマスクがかかるため、恒星の位置合わせが難しくなる場合があります。
恒星が少ない夜でも正確に分析するためには、ホットスポットや地上風景にシンチレーションマスクがかかるの防ぐ必要があります。
これには領域マスクしてホットスポットや地上風景を監視領域から除外する方法があります。
この作業は手動では大変ですが、UFOCaptureHD2を一時的に使ううことで半自動的に行うことができます。
ポイントは複数のクリップに共通するマスク(青)部分を領域マスクするわけです。恒星に掛かっているマスクは時間とともに移動するので 時間が離れたクリップなら殆ど共通にならないわけです。
方法は以下です。 プログラムのディレクトリをC:\UFOとして説明します。
UFOCaptueV2を使用している場合
1)以下よりHD2のパッケージを入手する
https://sonotaco.com/soft/index.html#ufohd2
2)パッケージを解凍するとUFOHD2というディレクトリができるので、これを C:\UFOに置く
3)C:\UFO\UFOHD2\UFOHD_REG.exeを起動すると 警告ダイアログがでるので、"はい" を選んで許可する
4)UFOHD2_REGのダイアログが出るので下部にある ReInstall.ax ボタンを押す
5)UFOHD2_REGのダイアログを閉じる
6)UFOCaptureV2(V2)のプログラムのディレクトリから普段使っている領域マスクファイル
(InputシートでDetectAreaにしているもの たとえば DAXXX.bmp)をC:\UFO\UFOHD2にコピーする
(普段DA-ALL.bmp指定つまり領域マスク指定をしていない場合には作って DA-ALL以外にファイルにしてからコピーしてください)
7)C:\UFO\UFOHD2\UFOHD2.exeを起動する
8)HD2のInputシートのXiとYiを普段使っているV2の解像度と同じ値(例えば720と480)を指定し、Detect Area にコピーしてきた領域ファイル名を指定する
9)DBシートでDB dirに普段V2でキャプチャ先として使っているディレクトリを設定する
10)DBシートのDate, days などを調整して下部のクリップリストに10から20個程度のクリップが表示されるようにする
11)時間や日にちが2時間以上違い、シンチレーションマスク(青)がホットスポットや隠したい地上風景にかかっている4つか5つのクリップを選びその左側のチェックボックスをクリックしてオンにする
12)Inputシートに戻り DetectAreaの右のEditボタンを押す
13)Detect Area Editor が表示されるので これまでの領域ファイルが表示されていることを確認し、その上で コントロールキーを押しながら Auto Setのsetボタンを押す
14)確認ダイアログが出るので OKを押す。これで チェックした全クリップに共通するシンチレーションマスク (動かなかったもの) が領域マスクされます
15)saveを押して保存し、Detect Area Editor を終了して HD2も終了する
16)C:\UFO\UFOHD2から領域ファイルを元あったV2のディレクトリに戻す
普段からUFOCaptureHD2を使用している場合 10)から15)の手順で大丈夫だと思います。 |
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磐田南高校
登録日: 2007.05.24 記事: 114 所在地: 静岡県磐田市見付
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日時: Tue Jul 14, 2020 5:19 pm 記事の件名: UA2使用方法についてのご指導へのお礼 |
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磐田南高校です。
昨日の質問に早急に答えていただきありがとうございます。
ホットスポットについても詳しく説明していただき参考になりました。
これから設定するつもりですが、また不明な点があったら質問させていただくので、その際はよろしくお願いします。 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jul 19, 2020 12:17 pm 記事の件名: 関連の質問 |
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前田です。
解説ありがとうございます。
この機能を使ったことがなかったので質問です。
ホットスポットをマスクして観測後、UFOAnalyzer で星の位置あわせ
をするときは、マスクされたホットスポットは星とのリンクは、されないんですか。
よろしくお願いします。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jul 19, 2020 12:48 pm 記事の件名: Re: 関連の質問 |
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前田 wrote: | 前田です。
解説ありがとうございます。
この機能を使ったことがなかったので質問です。
ホットスポットをマスクして観測後、UFOAnalyzer で星の位置あわせ
をするときは、マスクされたホットスポットは星とのリンクは、されないんですか。
よろしくお願いします。 |
マスクされたホットスポットにはシンチレーションマスク(青)が掛からないので、リンクさることが無くなる
というわけです。
手動でやる時は、領域マスクはホットスポットの大きさより少し大きくするのがコツですが、自動で複数のクリップに共通する部分をマスクすると殆どのケースでうまくいきます。 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Jul 20, 2020 12:01 am 記事の件名: ありがとうございます。 |
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前田です。
SonotaCoさん、ありがとうございます。
なるほど、ということは、すでに観測したクリップの解析に対しては、そのカメラの
ホットスポットマップを作っても、意味はないと言うことですね。
ありがとうございます。
早速マップ作りをしたいと思います。
GigEカメラはホットスポットも多いので、役に立ちそうです。 |
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