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2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球は、dSx群でした。2005UD関連。スペクトルあり

 
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投稿者 メッセージ
ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Sat Oct 05, 2019 10:43 pm    記事の件名: 2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球は、dSx群でした。2005UD関連。スペクトルあり 引用付きで返信

2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球は、単点では、DAU判定でしたが、何と昼間群のdSx群でした。2005UD関連です。2005UDは、DESTINY+の探査標的である3200 Phaethonの分裂天体と言われる小惑星です。この火球のカラーのスペクトルを撮影できました。ふたご群と同様にNaが少ないです。動画を追加しました。始めから最後までTrailが見えます。


M20191005_041330_Saitama1_a7P-02dau.jpg
 説明:
2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球とスペクトル。SONYα7s+ 50mmF1.4+500本グレーティング(透過型回折格子フィルム)。IS AUTO NTSCにダウンコンバートして、UFOCaptureV2でキャプチャー
 ファイルサイズ:  13.25 KB
 閲覧数:  3342 回

M20191005_041330_Saitama1_a7P-02dau.jpg



B20191005_041330TMAP.jpg
 説明:
輻射点
 ファイルサイズ:  130.59 KB
 閲覧数:  3340 回

B20191005_041330TMAP.jpg



B20191005_041330GMAP.jpg
 説明:
グランドマップ
 ファイルサイズ:  110.48 KB
 閲覧数:  3340 回

B20191005_041330GMAP.jpg



B20191005_041330OMAP.jpg
 説明:
軌道図
 ファイルサイズ:  126.69 KB
 閲覧数:  3340 回

B20191005_041330OMAP.jpg



20191005_041330-3dSx.wmv
 説明:
動画です。

ダウンロード
 ファイル名:  20191005_041330-3dSx.wmv
 ファイルサイズ:  509.94 KB
 ダウンロード回数:  176 回



最終編集者 ts007 [ Thu Oct 10, 2019 10:26 pm ], 編集回数 5 回
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Oct 05, 2019 11:03 pm    記事の件名: 引用付きで返信

ts007さんへ
前田です。
軌道まで求まって、すばらしい結果ですね。
q=0.14ですか。確かに小さいです。

このカメラは、グレーティングは何を使ってますか。
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Sun Oct 06, 2019 7:14 am    記事の件名: スペクトル解析結果 引用付きで返信

スペクトル解析結果です。


20191005_041330-3dSx.png
 説明:
スペクトル解析結果。感度補正済み
 ファイルサイズ:  15.95 KB
 閲覧数:  3287 回

20191005_041330-3dSx.png



20191005_041330-3dSxNaMg%.png
 説明:
 ファイルサイズ:  1.41 KB
 閲覧数:  3285 回

20191005_041330-3dSxNaMg%.png


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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Sun Oct 06, 2019 7:27 pm    記事の件名: 過去の活動 引用付きで返信

今年夏の流星会議に向けてこの群も集計していました。
弱いながらも12年間の観測の中で活動が記録されています。
電波による報告とややずれがあります。
平均値は次のとおり(n=21)。
_sol _ra_t _dc_t _vg _a _q _e _p _peri _node _incl
189.24 156.02 -3.27 31.53 1.060 0.1529 0.8557 1.091 212.99 9.24 25.05

D判定が必ずしもうまく行かない印象です。
qが特に小さいという特徴が影響しているかもしれません。



SDX.gif
 説明:
2007-2018年の活動(輻射点位置及び移動)
 ファイルサイズ:  10.24 KB
 閲覧数:  3225 回

SDX.gif


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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Oct 07, 2019 11:14 am    記事の件名: 電波でもとらえていました。 引用付きで返信

 電波観測でも3点で縦長状の短いエコーがとらえられていました。ロングエコーではありません。司馬さん。流星会議の資料からも毎年数個撮影されているということですね。21個でもよくまとまっているような広がりがあるような、ふたご群と似ていますね。ありがとうございました。
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Oct 07, 2019 4:27 pm    記事の件名: Re: 2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球は、dSx群でした。2005UD関連 引用付きで返信

この流星に関しては、私のところからが一番近かったようなので画像を残しておきます。
天頂付近に出現していますが、雲だらけの空で、写ったのはラッキーだったようです。
ところで、司馬さんの取りまとめを見ていて古い電波観測のまとめが気になって引っ張り出してきました。
私が1990年代に行ったFROの結果から、大塚勝仁さんに指摘されてまとめたものです。
まだあまり注目されていなかった頃に、大塚さんは3200 Phaethonとの関連に気づき、dSx群の活動は捉えられていないか問い合わせがあってわかったものでした。
当時、極大をLs=188.4(2000)としており、今回の司馬さんの結果と比較してもほぼ活動中央に当たることから、FROでこの群を捉えたことで間違いないと確信が持てました。
現在の電波観測でどのような活動になっているのか見てみたいです。



M20191005_041331_JPNN4_FEP.jpg
 説明:
α7s+8mmF3.5
 ファイルサイズ:  52.33 KB
 閲覧数:  3137 回

M20191005_041331_JPNN4_FEP.jpg



20191007.jpg
 説明:
六分儀座流星群の活動形態(FM電波観測:1991-1997)
Activity Profile of the Sextantid Meteor Shower:Ohtsuka K., Shimoda C., Yoshikawa M., Watanabe J.,1999, Earth, Moon, and Planets 77, 83
 ファイルサイズ:  86.49 KB
 閲覧数:  3137 回

20191007.jpg


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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5054
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Oct 07, 2019 7:03 pm    記事の件名: 電波観測でのエコー画像 引用付きで返信

電波観測でのエコーの画像を提供していただきました。今のところ4点で観測されていました。ロングエコーは、ありません。


20191005_041330-3dSxエコー3.png
 説明:
杉本氏のエコー画像。13分32秒出現
 ファイルサイズ:  51.44 KB
 閲覧数:  3095 回

20191005_041330-3dSxエコー3.png



20191005_041330-3dSxエコー2.png
 説明:
藤戸氏のエコー画像
 ファイルサイズ:  45.43 KB
 閲覧数:  3094 回

20191005_041330-3dSxエコー2.png


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Oct 08, 2019 8:07 am    記事の件名: Re: 2019年10月5日4時13分30秒のー3等の火球は、dSx群でした。2005UD関連 引用付きで返信

遅くなりましたが、Tokyo8の静止画動画です。
α6300+16mmF1.4 の4K30pの記録です。
----- 以下 余談です
動画は古い Movie Maker を使って 4K aviを HD mp4いますが、このプログラムはもう公開が終了しています。
Windows10 では 標準添付アプリの フォト (スタートメニューから起動できる) で、ある程度動画のトリミングやタイトル付け、4K->HDのmp4化もできるようですが、この例では圧縮率が悪くmp4が20MBを超え このフォーラムのアップロード用には使えませんでした。 一般には無償利用できるものとしては、 aviutl があり、私も4K解像度 の H264圧縮にはそれを使っています。



M20191005_041330_TK8_u9Ps.jpg
 説明:
4K->960 縮小
 ファイルサイズ:  170.29 KB
 閲覧数:  3055 回

M20191005_041330_TK8_u9Ps.jpg



M20191005_041330_TK8_u9_MM.mp4
 説明:
旧 MovieMakerによる HD縮小動画です

ダウンロード
 ファイル名:  M20191005_041330_TK8_u9_MM.mp4
 ファイルサイズ:  16.09 MB
 ダウンロード回数:  155 回

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橋本



登録日: 2007.02.18
記事: 59
所在地: 東京都

記事日時: Tue Oct 08, 2019 8:30 am    記事の件名: NASA’s All Sky Fireball Network でも捕らえられていました 引用付きで返信

DSX群の流星は10/05 12hUTにNASA’s All Sky Fireball Network でも絶対等級ー2等級で
捕らえられていました。
詳細は以下のところまで。

NASA’s All Sky Fireball Network
https://fireballs.ndc.nasa.gov/evcorr/20191006/20191005_123055D/event.png
https://fireballs.ndc.nasa.gov/evcorr/20191006/20191005_123055D/orbit.txt
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