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流星の爆発点高度の統計

 
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投稿者 メッセージ
上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 2490
所在地: 大阪府

記事日時: Mon Aug 26, 2019 9:28 am    記事の件名: 流星の爆発点高度の統計 引用付きで返信

2019年8月24-25日に名古屋で開催された流星会議で件名の発表をしてきました。
発表の概要は次のとおり
 2013年?2019年の間に得られたTV同時流星で、爆発のあった火球が25個あった。これらの軌道計算の結果、火球の爆発時の明るさは、-3.6等から-15.4等の範囲内にあった。爆発時の高度は、31.7kmから91.7kmの範囲にあった。
統計をとると、爆発点の高さと爆発時の光度に関係がみられた。また、爆発点高度と発光点の高さ、実経路長とも関係がみられた。
詳しくは次のPDFをご覧ください。
_
この発表までには多くの撮影者などたくさんの方々の協力がありました。それらの方々にあらためて御礼申し上げます。

※添付のPDF中の文章が途中で途切れているとの連絡をいただきましたので、再度アップしました。



.pdf
 説明:
発表資料

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 ファイル名:  .pdf
 ファイルサイズ:  425.59 KB
 ダウンロード回数:  60 回

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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 1969
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Aug 27, 2019 11:20 pm    記事の件名: 感想 引用付きで返信

前田です。
上田さん、おもしろい発表の掲載ありがとうございます。これは、解析にもすごい時間がかかっている研究ですね。

爆発と言えば、やぎとはくちょうですが、どちらも、入っていました。
もう少し数が増えれば、群の違いが出るかも知れませんね。

どのパラメータもそれほど強い相関が無いんですね。おもしろいです。
あえて言えば、速度と言うことですね。これは納得できます。

すでに相関を取ってみられているかも知れませんが、各軌道要素や、出現時刻などはどうでしょうか。また、以前に流星の密度を計算されていたと思いますが、それなどもあれば面白いかも知れません。

明るい流星の光度見積もりは難しいと思うので、エラーバーがあれば信頼性が上がると思いました。各観測点で絶対光度に換算しても、最大光度は異なると思いますが、平均値ですか?
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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 2490
所在地: 大阪府

記事日時: Wed Aug 28, 2019 8:37 am    記事の件名: Re: 感想 引用付きで返信

前田さん、興味を持っていただきうれしく思います。

>>これは、解析にもすごい時間がかかっている研究ですね。

はい、そのとおりで、膨大な時間がかかりました。それと、流星データの提供や情報の収集などたくさんの方々の協力もいただきました。

>>爆発と言えば、やぎとはくちょうですが、どちらも、入っていました。
>>もう少し数が増えれば、群の違いが出るかも知れませんね。

もう少し数が欲しいですね。処理できるかは別としまして、、、

>>あえて言えば、速度と言うことですね。これは納得できます。

速度が速いところでは相関がありましたが、遅いところではありませんでした。全体的にはゆるい相関です。

>>各軌道要素や、出現時刻などはどうでしょうか。また、以前に流星の密度を計算されていたと思いますが、それなどもあれば面白いかも知れません。

軌道や時刻との関係は調べていません。密度は仮定をしないと出ませんので、やっていませんが、より正確な密度が決定できる方法があればすぐにでもやってみたいですね。

>>明るい流星の光度見積もりは難しいと思うので、エラーバーがあれば信頼性が
>>上がると思いました。各観測点で絶対光度に換算しても、最大光度は異なると思
>>いますが、平均値ですか?

光度のエラーバーは比較星の測定のエラーバー、火球の複数カ所でのそれぞれの光度の比較したエラーバー、悩ましいところです。
今回発表の光度は、以前個々に結果発表しました光度で、1カ所からのものも、平均したものもあります。

簡単ですが、返答まで、
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 1067
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Wed Aug 28, 2019 9:35 am    記事の件名: 流星体の強度 引用付きで返信

藤原康徳です

上田さんの研究は非常に興味深いです。前田さんも書かれておられる通り、これまでの観測結果を積み上げられてきた大変な労作だと思います。

近着の天文月報に火球の爆発点の高度における火球の速度と大気密度から火球の破壊強度を求めてそれと衝突実験と数値シミュレーションから
だされた衝突破壊強度の比較研究というのが紹介されていました(中村昭子 平山族と衝突実験 天文月報2019年9月号618-623)。

爆発から求めた流星群の流星体の衝突強度というのはたいへん面白い研究テーマだとは思うのですが、データ収集から解析がたいへんでしょうね。

余談ながらこの号の「平山族100周年特集」の諸論文はおもしろいです(勉強になります)。
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 2052
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Thu Aug 29, 2019 8:28 am    記事の件名: Re: 流星の爆発点高度の統計 引用付きで返信

長い時間をかけて蓄積されたデータからの興味深い結果ですね。

30年以上も前、ペルセウス群が活発だったころ、同じように爆発点の高さを盛んに求めようとしていたことを思い出しました。
結論は出なかったと思いますが、同一夜の火球でも爆発点の高さが違っていて、高層大気の密度の違いだろうと思っていたのに、どうやら違うだろうことがわかりました。

今回の報告でもはっきりとした結論は難しいようですが、藤原さんの紹介された火球の破壊強度がヒントになりそうです。
藤原康徳 wrote:
近着の天文月報に火球の爆発点の高度における火球の速度と大気密度から火球の破壊強度を求めてそれと衝突実験と数値シミュレーションから
だされた衝突破壊強度の比較研究というのが紹介されていました(中村昭子 平山族と衝突実験 天文月報2019年9月号618-623)。

この論文は次のURLで閲覧可能です。
http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/2019_112_09/112-9_618.pdf

図-5については私は相関があると考えています。彗星起源の火球の破壊強度が同一であるとすると、初速が30km/s以上のものに関しては爆発高さが緩やかに高くなっていく傾向が見られます。
30km/s以下の火球は小惑星起源のものが多いと言えますから、こちらはむしろ破壊強度にばらつきが大きいことを示していると考えられ、隕石タイプで変わっているのではないかと思います。

いろいろと想像が膨らむデータで見るのが楽しいですね。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 1969
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Aug 31, 2019 11:35 am    記事の件名: 引用付きで返信

前田です。
上田さんへ
お答えありがとうございます。

>速度が速いところでは相関がありましたが、遅いところではありませんでした。全体的にはゆるい相関です。

Shimodaさんも似たようなことを書かれていますが、全体で見るのではなく、
速い速度と遅い速度で、場合分けが必要だと言うことが、分かったことが重要だと思いました。

Shimodaさんへ
>30年以上も前、ペルセウス群が活発だったころ、同じように爆発点の高さを盛んに求めようとしていたことを思い出しました。
>結論は出なかったと思いますが、同一夜の火球でも爆発点の高さが違っていて、高層大気の密度の違いだろうと思っていたのに、どうやら違うだろうことがわかりました。
覚えています。某大学の天文部?が観測結果から「爆発高度は大気の密度によるので、一定となる」説を唱えて、話題になりましたね。

PDFの紹介もありがとうございます。これから読んでみます。
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 2052
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Sep 02, 2019 5:13 pm    記事の件名: 引用付きで返信

前田 wrote:
Shimodaさんへ
>30年以上も前、ペルセウス群が活発だったころ、同じように爆発点の高さを盛んに求めようとしていたことを思い出しました。
>結論は出なかったと思いますが、同一夜の火球でも爆発点の高さが違っていて、高層大気の密度の違いだろうと思っていたのに、どうやら違うだろうことがわかりました。
覚えています。某大学の天文部?が観測結果から「爆発高度は大気の密度によるので、一定となる」説を唱えて、話題になりましたね。

誰がやっていたのか書き込んでいるときは思い出しませんでしたが、前田さんの書き込みで、比較的身近な大学の天文研究会だったようなとおぼろげに思い出しました。
ただ、その内容までは思い出せません。
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