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2006年10月15/16日おおぐま座突発群
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投稿者 メッセージ
ますみ



登録日: 2004.09.30
記事: 64
所在地: さいたま

記事日時: Mon Oct 23, 2006 2:19 am    記事の件名: Uma群 スペクトル 引用付きで返信

Uma群軌道長半径の正解はどのあたりなのでしょうかね。
面白くなってきました。わくわくしますね。

その後調べたところ20061016_043820 のUma群のスペクトルが
写っていました。
但し本体が−1等程度の明るさの為、明瞭な輝線は1本だけで
薄っすらと他の輝線が有るかなあと言ったしょぼい画像です。
0次像が写野外にて、まだ輝線の同定は出来てませんが
O?の777nmかもしれません。ちょっと期待はずれ Confused
時間が出来たら調べてみたいと思います。

それとUma群の光度プロファイルはちょっと変わってませんか?当方の
画像では最大光輝が中央より少し前側にありJune Bootiedsみたいな
イメージです。流星体が壊れやすいダストボール構造なのでしょうか?



M20061016_043820_Saitama3_B1P.JPG
 説明:
 ファイルサイズ:  12.57 KB
 閲覧数:  11636 回

M20061016_043820_Saitama3_B1P.JPG


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Oct 23, 2006 9:14 am    記事の件名: 再分析しませんか? 引用付きで返信

ますみ wrote:
Uma群軌道長半径の正解はどのあたりなのでしょうかね。

軌道要素をより正確に求めるためには各クリップのAVIファイルからの再分析が必要だと思います。
再分析のためには、各サイトの観測結果を集める必要があります。
集まった情報については、情報がひとり歩きしないように管理する必要があります。
うまくやれば今後のネットワーク上の公開共同研究が円滑に進むので、うまくやりたいです。案を考えてみました。

今回の場合、例えば以下でどうでしょう。
1. 論文の条件を決める... 例えば以下
1.1 WGNへの発表とし、論文の筆頭著者は植原さんとし、論文については植原さんに一任する。
1.2 Earth Grazingの時に阿部さんがやってくださったように共著者もしくは論文内に各観測者を入れることとする。

2.サーバーにデータを集める
2.1 とりあえず私が臨時のFTPサーバー(ログインが必要なもの)を立てる。他にすぐ10GB位使えるものがあれば良いのですが....
2.2 サーバーのログインIDを以下の条件に同意する人に配る。
------- 1.の条件での論文発表への合意, 集まった情報を当面外部に公開しない約束
2.3 各自が今回のUMAに関する以下の情報をサーバーにアップロードする
------UMA同時観測となった全クリップのM.bmp, profile面の情報、AVIファイル
(制限しなければ、ログインIDを配布した方は他の方のデータも読むことができるようになります)

3.再分析 (手動でやっても良いですが....)
3.1 私がM.bmpとprofileデータから最適値と誤差を計算しなおす
3.2 3.1を使って再分析する
3.3 3.2のログから手作業で、角クリップの角速度の最尤値を手動で決める
3.4 3.3から手動で M.csvを作りなおし再分析する

4. 植原さんが論文を書く、論文がほぼ完成したら サーバー上で参加者が見ることができるようにする。


やるなら今ならVista用に準備した機械があいているので臨時サーバー立ててもよいです。1,2日で出来ると思います。
どうでしょう やりますか? > さぎたりうすさん
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5069
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Oct 23, 2006 9:49 am    記事の件名: 画像をアップします。 引用付きで返信

6つのUMa群の同時の画像を1つにしました。3つは、前半に増光が見られます()短い2つと左隅)が、他の3つは後半に増光ですね。画像の上から下に流れるように配置してありますので上が発行点側です。他の方のも見ていますと約半分は前半に増光が見られそうですね。また、短痕が撮影されていましたので動画もアップします。論文の方は、データの協力はできすよ。


M20061014_16UMa.jpg
 説明:
6つのUMa群の同時の画像
 ファイルサイズ:  17.54 KB
 閲覧数:  11599 回

M20061014_16UMa.jpg



20061015 0400UMa.wmv
 説明:
短痕

ダウンロード
 ファイル名:  20061015 0400UMa.wmv
 ファイルサイズ:  364.82 KB
 ダウンロード回数:  645 回



最終編集者 ts007 [ Mon Oct 23, 2006 11:28 pm ], 編集回数 2 回
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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 4405
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Mon Oct 23, 2006 1:06 pm    記事の件名: Re: 再分析しませんか? 引用付きで返信

SonotaCo wrote:
ますみ wrote:
Uma群軌道長半径の正解はどのあたりなのでしょうかね。

軌道要素をより正確に求めるためには各クリップのAVIファイルからの再分析が必要だと思います。
再分析のためには、各サイトの観測結果を集める必要があります。
集まった情報については、情報がひとり歩きしないように管理する必要があります。
うまくやれば今後のネットワーク上の公開共同研究が円滑に進むので、うまくやりたいです。案を考えてみました。

今回の場合、例えば以下でどうでしょう。
1. 論文の条件を決める... 例えば以下
1.1 WGNへの発表とし、論文の筆頭著者は植原さんとし、論文については植原さんに一任する。
1.2 Earth Grazingの時に阿部さんがやってくださったように共著者もしくは論文内に各観測者を入れることとする。

2.サーバーにデータを集める
2.1 とりあえず私が臨時のFTPサーバー(ログインが必要なもの)を立てる。他にすぐ10GB位使えるものがあれば良いのですが....
2.2 サーバーのログインIDを以下の条件に同意する人に配る。
------- 1.の条件での論文発表への合意, 集まった情報を当面外部に公開しない約束
2.3 各自が今回のUMAに関する以下の情報をサーバーにアップロードする
------UMA同時観測となった全クリップのM.bmp, profile面の情報、AVIファイル
(制限しなければ、ログインIDを配布した方は他の方のデータも読むことができるようになります)

3.再分析 (手動でやっても良いですが....)
3.1 私がM.bmpとprofileデータから最適値と誤差を計算しなおす
3.2 3.1を使って再分析する
3.3 3.2のログから手作業で、角クリップの角速度の最尤値を手動で決める
3.4 3.3から手動で M.csvを作りなおし再分析する

4. 植原さんが論文を書く、論文がほぼ完成したら サーバー上で参加者が見ることができるようにする。


やるなら今ならVista用に準備した機械があいているので臨時サーバー立ててもよいです。1,2日で出来ると思います。
どうでしょう やりますか? > さぎたりうすさん


ご指名がありましたので....、ぜひやってみましょう。 Very Happy
一人で書くのはちょっと負担が大きいなと思っていましたが、SonotaCoさんの提案の形で進めていくのであれば、できそうな気がしてきました。 Wink
公開共同研究のテストケースとしても、最適な内容だと思います。
まずは私が筆頭著者を引き受けさせていただき、共著者として、詳細分析をしていただくSonotaCoさん、観測データを提供していただく皆さんの名前をお借りします。

今回の発表内容としては、速報ということで、以下の流れで行くのがよいかと思いますが、いかがでしょうか?個別には専門家の方にもっとつっこんだ内容のものを書いていただいてもいいと思います。

1.検出の経緯
2.単点での観測結果
3.軌道計算結果(詳細再分析による)
4.2003年-2005年の単点観測の調査結果
5.群流星のディティール(光度変化の検討)
6.fluxの推定
7.過去の類似軌道との比較(多分MSSWGの一件のみ?)
8.既知の小惑星・彗星との軌道比較(多分ない)
9.過去の同時期の突発現象との関連の検証
10.まとめ

まずは、(英訳しやすいような)日本語で書いて、それを翻訳していこうと思います。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Oct 23, 2006 1:22 pm    記事の件名: Re: 再分析しませんか? 引用付きで返信

さぎたりうす wrote:
ご指名がありましたので....、ぜひやってみましょう。 Very Happy

了解しました。
サーバーの準備と必要なクリップのリストアップなどの準備します。
サーバーは専用で50GB程度のアップロードエリアを準備できると思います。
サーバーの管理を簡単にするため、FTPのみのサーバーにします。
打ち合わせの類は必要ならこのフォーラムに参加者のみが入れる専用会議室を開きます。
では準備が出来次第順次ご連絡します。
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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 4405
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Tue Oct 24, 2006 7:18 am    記事の件名: Re: Uma群 スペクトル 引用付きで返信

ますみ wrote:

それとUma群の光度プロファイルはちょっと変わってませんか?当方の
画像では最大光輝が中央より少し前側にありJune Bootiedsみたいな
イメージです。流星体が壊れやすいダストボール構造なのでしょうか?


確かに前半に最大光輝があって、6月うしかいの速度の速いやつのような感じがしますね。
添付した動画はオリオンとのツーショットになったものです。アルデバランの下に短経路のOriが出た後、左端にUMAが出ます、残念ながらどことも同時になっていませんが、これも前半の明るいものです。



M20061016_034352_osaka01_01.wmv
 説明:
UMAとオリオンのツーショット

ダウンロード
 ファイル名:  M20061016_034352_osaka01_01.wmv
 ファイルサイズ:  101.22 KB
 ダウンロード回数:  655 回

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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Oct 24, 2006 10:37 am    記事の件名: サーバー準備できました 引用付きで返信

専用サーバーの準備ができました。
同時観測を報告されている以下の方に今回の共同研究への参加のご意志の確認メールをお送りしました。
ついていない方はご連絡ください。
-------
メール送付先(敬称略)
Ishikawa_1 室石英明
Ishikawa2,Tokyo4 H.Yamakawa
Kanagawa1 INOUE
Kumamoto1 影山 和久
Nagano1 masuzawa
Niigata1 ぷる
MZ1 前田
osaka01 さぎたりうす
Saitama1 ts007
Saitama2 埼玉N
Saitama3_A0 ますみ
Tokyo1 SonotaCo
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5069
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Wed Nov 01, 2006 12:11 am    記事の件名: 30/31日にも同時流星が? 引用付きで返信

31日の2時48分28秒の室石氏とYamakawa氏で同時になった流星がUMa群と判定されています。軌道も似ています。輻射点移動が見られています。まず違えないと思いますがどうでしょう。これも、加えてみる必要があると思いますがどうでしょう。SonotaCoさん。


U20061030TMumr.GIF
 説明:
30/31日のUMaの輻射点
 ファイルサイズ:  5.65 KB
 閲覧数:  11311 回

U20061030TMumr.GIF



U20061030GMum.GIF
 説明:
グランドマップ
 ファイルサイズ:  31.93 KB
 閲覧数:  11311 回

U20061030GMum.GIF



U20061030OMum.GIF
 説明:
軌道図
 ファイルサイズ:  5.47 KB
 閲覧数:  11311 回

U20061030OMum.GIF


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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sat Jan 27, 2007 11:03 pm    記事の件名: WGNに掲載されました。 引用付きで返信

さぎたりうすさんを筆頭者とする 本突発流星群の論文が WGN 2006年12月号に掲載されました。詳しい分析結果はそちらをご参照ください。
本ネットワークの観測による初の突発流星群の論文です。おめでとうございます 。

尚、本流星群の名称は、論文では Octomber Ursa Major となっていますが、その後、ニIMOのSirko Molau氏らとの調整の結果、Tau-Ursa-Major と呼ぶことになりました。UFOAnalyzerV2 では U_tUm という符号としました。
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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 4405
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Wed Dec 19, 2007 8:26 am    記事の件名: Re: WGNに掲載されました。 引用付きで返信

SonotaCo wrote:
さぎたりうすさんを筆頭者とする 本突発流星群の論文が WGN 2006年12月号に掲載されました。詳しい分析結果はそちらをご参照ください。
本ネットワークの観測による初の突発流星群の論文です。おめでとうございます 。

尚、本流星群の名称は、論文では Octomber Ursa Major となっていますが、その後、ニIMOのSirko Molau氏らとの調整の結果、Tau-Ursa-Major と呼ぶことになりました。UFOAnalyzerV2 では U_tUm という符号としました。


いつのまにかIAUのMeteor Data Center のリストに登録されていました。
どなたか、申請されました?

なぜか、OCU=October Ursa Majoridsになっています。
上旬に活動するOCAと合わせたのかな?という気もします。(どうもこの2群は因縁がありそうなので)それともτ星といっても輻射点からだいぶ離れているので、却下でしょうか。
IMO側提案のTUMはどうなったのでしょうか Question
IMO-Newsの今年の10月の観測結果でも堂々とTUMと書いてありましたが。

http://www.ta3.sk/IAUC22DB/MDC2007/Roje/pojedynczy_obiekt.php?kodstrumienia=333&colecimy=0

それにしても333番とはぞろ目のいい番号がもらえました Wink
(そんなしょうもないことを考えるのは日本人だけ Cool
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さぎたりうす



登録日: 2004.08.09
記事: 4405
所在地: 大阪府大阪市東淀川区

記事日時: Sat Dec 29, 2007 1:30 pm    記事の件名: 過去の活動を検証した論文が出ています 引用付きで返信

藤原さんからNMS同報に第一報がありましたが、
近着のEMP(Eearth Moon Planet)で、この群の過去の活動の検証をした論文が発表されています。

http://www.springerlink.com/content/l8267n40mm146171/fulltext.pdf

スロバキアのブラチスラバにあるコメニウス大学のŠtefan Gajdoš(なんとお読みすればいいのでしょうか?)という先生が書いています。

ここでは、なぜかOUMという略号になっています。(命名規則にしたがってつけたようなコメントは書いてありますが)

TUM
OCU
OUM

早い目に合意を形成しないといけませんね Wink
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