SonotaCo.JP

[SonotaCo]

余談です。
ご存知の方も多いと思いますが、以下のサイトは面白いです。
http://www.technobahn.com/
今ならツングースカの記事があります。

今回のツングースカ新説の原著は以下からpdfがダウンロードできます。湖底のスキャン図など興味深いです。
http://www.blackwell-synergy.com/action/showOpenAccess?journalCode=ter&cookieSet=1
かなり説得力があります。後はドリリングすれば.. という結論にやや興奮します

ツングースカについては、上村さんの以下のサイトが本当に詳しく、今回話題のチェコ湖の写真も既にあります
http://www9.ocn.ne.jp/~tunguska/

ツングースカの爆発から明日で 99 年、今回の話が本当なら、軌道の予想精度も随分上がるのではないでしょうか。湖の形は方位125度からの進入を示唆しているそうです。
時刻が 6月30日、日本時間にして午前10時ごろ? と日中なのが、残念です。

[上村]

SonotaCoさん、こんにちは。
ツングースカの情報ありがとうございます。このサイトのことは知りませんでした。今後注目します。
ボローニャ大学のサイトにはかなり前からこの種の論文は載っていましたが、
何故今？という感想です。6月30日が近付くと関心が高まるからなのでしょうか。
ツングースカ探査におけるチェコ湖の調査は1959年が最初ではないかと思います。その頃からこの湖の生成は
不明と言われていたようです。
さてチェコ湖がツングースカ隕石によりできたという説ですが、事件の前からチェコ湖があったのでは
ないかと思われる調査報告があります。
1960年KSE（総合自主探検隊）による目撃者の聴取作業で、1904年生まれの男性が父とおじから聞いた話として、
「チェコ河口（開口部？、合流点？　原文はусте Чеко)に彼らの物置があったが旋風で吹き飛ばされ、
多くのトナカイが倒れた」というのがあります。KSEによる聴取作業は事件後半世紀以上たってからのもので、多くの
目撃報告が集められていますが、中には明らかに勘違いしているものも多く、そのまま信じるわけには行きません。
この例は興味深いのですが又聞きと言うのが気になります。
もうすぐ99年目の爆発時刻ですね。

[上村]

今回話題になった論文をやっとダウンロードできました。それまで何回トライしてもエラーになっていました。
以前の論文をかなり補強してあり図も多く、本当に説得力がありますね。
気になるのはｅｐｉｃｅｎｔｅｒを現在広く認められている位置よりも約２ｋｍ東に持ってきた点です。
こうしないとチェコ湖の長軸の延長がｅｐｉｃｅｎｔｅｒと交差しないのですが、この根拠に
なった論文を捜したのですが見つかりませんでした。

[SonotaCo]

無事、爆発日時は過ぎたようですね。今年はちょっと緊張しました

私も、チェコ湖の軸の方向とこれまで爆心地とされてきたバタフライの中心? とがややずれているような気がしました。
爆風が偏る可能性や、衝撃が曲がる可能性などを想像してみましたが、謎が残るように思いました。
一方、湖にあまり堆積物がないような感じなので、これはその若さの証拠かもと思いました。

結局、隕石物質が大量に出てくるかどうかにかかっていると思いますが、
湖底ボーリングは実施されるのでしょうか 。
来年はもっと盛り上がりそうですね。